2020年4月8日水曜日

鉈の柄

 先日、和歌山のキャンプ場での出来事。。
 買ってきた薪が太すぎたので、ナイフで薪割りを試みたが、かなり立派な薪で、思うように割れない。それを見ていた親切な隣人キャンパーが、鉈を貸してくれた。正直なところ、僕の持っているナイフは、鉈と同じくらいの大きさで厚みもあるため、たいして割れやすくなるとは思えなかったが、断りづらく、借りたのだ。
 案の定、薪割りは難航し、むきになって割っていると、なんと薪が割れずに柄が割れた。。なんともバツの悪い感じになってしまったが、ここは大人なので、お金で解決。3000円で壊れた鉈を買い取り、修理することにした。

柄となる木材を購入する。

ざっくりと大きさを決めて、鉈の根本とリングに合うように木材を加工する。

二枚の板で刃を挟みつつ、加工した柄の突起をリングに はめ込む。

グラインダーと荒いやすりで、柄のカタチを整える。ついでに錆も落とす

形が整ったら、細かい仕上げ用のやすりでさらにカタチを整える。ある程度きれいになったところで、接着剤とネジで鉈と柄を完全固定。

余ったネジをカットし、さらに仕上げていく。
仕上がったら、ニスを塗る。これで完成。

ついでに刃がかけていたので、刃も研ぎなおす。
まず、欠けた刃がなくなるまで、ひたすら研ぐ。砥石は、100~200番の荒いやつ

それが終わると、次は1000番で研ぐ。鉈なので、1000番くらいでもいいかと思ったが、6000番まで研いでみた。

修復完了。次のキャンプが楽しみだ。