Milano Trattoria del Pescatore


Milano   Trattoria del Pescatore

Milano(ミラノ)2019/7/13

 

お店の名前 Trattoria del Pescatore, Via Atto Vannucci, 5, Milano

(http://www.trattoriadelpescatore.it/)

40年以上の歴史を持つサルデーニャの海鮮料理の店。

この店を知ったのは、杉山明日香さんの『ワインの授業 イタリア編』で大絶賛していたからだ。

予約は電話でしかできないのでミラノ在住の友人に頼んだが、予約受付の時間帯も決められていて予約が取れるまで何日もかかったとのこと。大変な人気店のようだ。

オープンが20時、その時間で予約したが5分ほど前に行くとすでに何組か並んで待っている。20時きっかりにドアが開いた。

◆食べたもの 前菜は、海の幸盛り合わせと魚のカルパッチョ。カルパッチョは、マグロと白身魚、多分ヒラメか。海の幸盛り合わせは、エビマヨ、サーモン、タコにポテト、さらにムール貝が別皿でついてくる。

 

新鮮で美味しい上にボリュームもある。

プリモはさんざん迷ったあげく、2人同じもの、パケッリのペスカトーレを注文。サルデーニャ特産のボッタルガ(からすみ)がたっぷりかかっている。これも美味くて量も多い。

そのあとにカタラーナ。ロブスターとトマト、玉ねぎのオリーブオイル和え、注文するときカメリエーレが”uno?”と訊いてきたが、2人で1皿(38ユーロ)で十分だ。

というか、プリモはシェアするか、飛ばしても良かったくらいだ。

周りを見るとほとんどの人がこれを食べている。近くのカップルは、もっと大きなお皿だったので多分2人前だろう。

ワインは、ハウスワインと称しているがMonti産のDOCG(16ユーロ)で美味しい。

1本あけたが、飲み干せなくとも飲んだ量で払えるようだ。会計を頼んだらワインクーラーに入っていたボトルを出して確認していた。もちろん空になっていたのだが。

 

ドルチェか食後酒をすすめられたので食後酒にしたが、アマーロ、ミント、レモンチェッロの3種類あるという。試すか訊かれたので、最初の2種をお願いしたところ、しばらく待っていくつものグラスとボトル2本を持ってくる。

結局この試飲で終わってしまう。まさか勘定についていないとは思わなかった。

 

名物(?)のパンは、杉山さんの言う通り丸太のようでデカい。2人で1本の半分。食べやすいよう切れ目が入っている。食べきれない。

2人で、コペルト、乾杯のプロセッコ、水を含め112ユーロ。十分に満足できる店で機会があればまた訪れたい。