フチ捻を入れるコツと龍のコンチョ 照明は大事 | 五助屋レザーのレザークラフトブログ

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( =゚∀゚)ノ毎度!五助屋レザー です!

 

ちょっとツイッターで見たので、解説してみようかと思います。

過去記事に書いてあるって言ったって、こんだけ長く書いてるとどこにあるか探すのが大変だしね。

まぁ微妙に違う事も出てきてますし、過去に書いたこともまた、今の視点で書くのもアリかなと思ってます。

 

んでは、

 

 

色が濃くならない、ムラになる。綺麗にフチ稔が入らないというのは、フチ稔の温度とかフチ稔を動かすスピード、圧力などの技術であるから、自分の技量を疑ってしまうというのは、普通に考えて有るかなと思います。んでもちがう見方をすればあっさりと解決する事も有ります。

そんなに難しい事ではないのです。難しい革と簡単な革があるんです。

難しい革は、簡単にできるようにすれば良いのです。

 

 

極端な言い方をすると、乾いてフカフカの革はとても難しい。繊維が詰まってしっとりした革は簡単とそんな感じです。

熱がちゃんと伝わるという条件で考えればわかりますかね。

このしっとり具合というのは、油分であったり水分であったりです。

焼き色が入りにくい革は、軽く細かい霧吹きで均一に水を入れて馴染ませてからやると綺麗に入ります。

数が多い場合などビニール袋に入れておけば全体に馴染むし、作業している間に乾燥してしまうのも防げます。遠慮してやると染みになったりもします。ここらは、実験して掴まないとですね。

そんな、ちょっとした工夫がクオリティーに反映されますね。

これらは、タンニン鞣しの革であり、クロム鞣しは、焼き色が入りません。

また、油分の多い革は、水分無くとも綺麗な焼き色が入る傾向にあります。

鞣された時のタンニンの具合によっても変わります。

すべて上記のようになるかと言えばそうとも言えなかったりするのですが、元は、生きている動物の皮でありそれぞれ個性があります。

それが、加工する上での難しさであったり楽しさであったり、完成したアイテムを所有する方の愛着になるものだと思います。

 

 

何が原因でそうなるのか、それが出来ないのかを考えて、対処法が見つかった時って快感ですよね。

こういうのって自分だけの秘密したかったりするもんでしょうが、うちは、このような工具の販売もさせて頂いていますから、より快適に、よりよい仕上がりにするためには、どんな方法があるのかを公開するのは責務であると考えています。(←ちょっとカッコつけて言いましたw)

 

あ、そうそう、焼き色をあまり付けたくない場合もあると思います。

たっぷりタンニンの詰まった油分の多い革に焼き色を付けないで線を入れたいのなら温度は低めじゃないと難しいです。

カチッと硬さをだして色を付けたくないっていうのは、どうしたら出来るかな?なんて考えてます。

僕は焼き色が付くのが好みなんですけどね。

ここらは、コバ磨きにも同じ事か言えますね。

フノリなど塗布して直ぐ磨く 塗布して半乾きで磨く 塗布してちょっとだけ磨いてほぼ乾いてから磨くとかやってみると分かりますが全然仕上がりは変わります。

 

 

ステッチを入れず接着するところは

 

 

縁をゼロミリに斜め漉きを入れると剥がれの防止になりますね。

 

 

これの後に取り掛かかる予定のアイテムのデザインを考えるのに型紙を作りながら

(Tさま、角は取る予定です)

 

 

下拵えから縫い進み

 

 

コンチョの準備

この明治のころの龍の銀貨は、やっぱりイイよね~旭日も好き。鳳凰の裏面ですね。

これにて在庫がなくなったので、またお願いして作ってもらっています。

 

んでね、

 

 

なんてことないんだけどさ。。。最近目が疲れるんですよ、ほんとに。。。。

なのでね、明るい照明にしようと思ってね、これから

 

 

これに替えようと。

しかし、LEDってこんななんだね。

今までのもLEDなんだけど電球タイプは暗いよ、これに比べると。

 

 

うん、快適。味気ないけど見える方が大事だよね。

 

んじゃ

 

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