ガジェレポ!

京都在住の中年サラリーマンブロガー。 Mac、iPhone、ゲームにアプリなどなど興味をもったガジェットの情報をなんでもレポート。

山登り初心者が、ほぼ初めての登山でオフラインでも使える地図アプリ『YAMAP』に助けられた話。

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ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。

今回は、山登り初心者にも関わらずハイキングを主導することになった筆者が、登山地図アプリ『YAMAP』で助けられた話です。

事前に地図データをDLして、オフラインでもルート確認

 

とある休日。知人に誘われ、近場の山にハイキングに行くことになった筆者。

行き先は大阪と京都の境界に位置する「ポンポン山」で、自然歩道も整備され、途中に史跡も多い比較的初心者向けの、数多くのハイヤーで賑わう山です。

 

筆者はポンポン山には二度ほど、その他にもハイキング程度の登山経験は数回あるのですが、どの場合もベテラン登山経験者に同行するパターン。ルート選定はベテランにおまかせ、ただただ景色を楽しみながらついていくだけのお気楽登山がほとんど。

しかし、今回誘ってくださった方は登山経験はほぼゼロ。その他数名の同行者も“無し”か筆者と同程度の登山経験のようで、頼れるのは自分たちのみ。一抹の不安を抱えながらも、ルート選定はおまかせして登山当日を迎えたわけですが……

集合場所でルート確認。「善峯寺」から入山して「柳谷観音」を経由し、「奥海印寺」の方へ抜けるコースです。

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「善峯寺」の手前までバスで向かい、しばらく歩いて登山口に到着し、いよいよ登山開始。

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当日は快晴で気温も暖か。会話と景色を楽しみながら、しばらくは快調に山登りを楽しんでおりました。

途中、地図でコースを確認しながら進みましたが、だんだんと雲行きが怪しくなってきて……

ん、道に迷ってる?

コースを選定した知人が、スマホで現在地を確認しようとしているのですが、どうも悪戦苦闘している様子。

見てみると参照しているのが「Google マップ」

市街地での目的地、経路案内には定評のあるGoogle マップですが、こと山岳地になると話は変わります。

広めの山道はまだしも、枝葉の小道になるとほぼ絶望的。この記事の前半に引用した Google マップ見ていただくと分かるとおり、マップ画面はほとんど真っ白状態です。これではコース確認は不可能。

紙の山岳地図はあっても、登山初心者の筆者たちにとってコレで現在地を割り出すのは難しい……

と、ここで役に立ったのが、登山地図アプリ『YAMAP』

YAMAP / ヤマップ

YAMAP / ヤマップ

YAMAP INC.無料posted withアプリーチ

 

会員数 No.1 、国土地理院の地形図とYAMAPユーザーがこれまで蓄積した軌跡データを元に作成した独自の詳細地図データをあらかじめ端末にダウンロードしておけば、GPSを利用して現在地やルートが確認できる登山地図アプリです。

地図データは無料・無制限でダウンロード可能、山行記録を保存したり、そのデータを他のユーザーとシェアする機能も充実。

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筆者も万が一に備え、事前に iPhone にインストールしておいたのが功を奏しました。

登山開始と同時に立ち上げておいたYAMAPを、早速確認してみると……

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※この写真は登山終了後の山行記録ですので、ゴールまでの軌跡が乗っています。迷い具合を御覧ください。

 

あ〜、思いっきりルートから外れてますね。自分では地図のコースどおりに歩いてきたつもりでしたが、途中の分岐で間違えてしまったようです。

この後も、何度かルートから逸れてしまったものの、その都度アプリで確認し、本来のルートに戻ることができました。

また、現在地とこれまでに歩いた距離・時間を鑑みて、最初に計画したルートでは日が暮れてしまいそうだということが判明。

予定より短いコースに変更して、なんとか暗くなる前に下山。事なきを得ました。

「YAMAP」のおかげで無事に帰り着くことができたものの、登山前の計画や用意が杜撰、参加者間での事前の情報共有が弱かったことが今回の惨事を招いた原因で、筆者を含め、参加者全員が登山を甘く見ていたことは大いに反省すべき点でした。

しかし、そんな救世主「YAMAP」でも気になる点がひとつ。

本来のルートから逸れてしまった場合、地図に道が出ていないと、そのまま進んだ時にどの辺りに向かうのか分からずに不安になるケースがありました。

そんな時、同じく登山地図アプリ『ヤマレコ』では他のユーザーが歩いたGPSのログ「みんなの足跡」が地図上にオレンジ色で表示されるため、行き先が確認できて良さそうだ、と感じました。

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しかも、「ヤマレコ」は国内の登山アプリでは唯一 “Apple Watch” に対応、現在地やルートを Watch 画面で確認できるそうで、やはり「YAMAP」で不便に感じた “スマホを出し入れしてルートを確認” する煩わしさが解消されています。

ヤマレコ

ヤマレコ

YAMARECO INC.無料posted withアプリーチ

 

次回、リベンジ登山の際は「ヤマレコ」を試してみたいと思います。

まとめ

 

なにはともあれ、全員無事に下山できて良かった〜!