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ピン川で養殖した魚は果たして安全なのか?

食関連
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何年前くらいからだろうか、チェンマイからピン川の脇を下流に向かって30分ほどバイクを走らせると、岸に沿って筏のようなものが連なっているのを目にするようになった。

チェンマイのピン川に造られた養魚場の近景

よく見ると、人がその上に乗って何かをばらまいているのが見える。

チェンマイのピン川に造られた養魚場でエサをまく人

どうやら、何かに餌をやっているようだ。

橋の上にバイクを止め、すぐ近くのものをのぞきこんだら、ピンク色の比較的大きな魚影が見えた。

チェンマイのピン川に造られた養魚場の魚

どうやら、プラー・タプティムを飼っているらしい。

プラー(ปลา=魚)・タプティム(ทับทิม=ルビー)は、英語でそのままRuby Fishと呼ばれ、日本名はイズミダイという。

タイの日本語新聞「バンコク週報」によれば、プラー・タプティムは

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もともとは、天皇陛下が皇太子だった1964年に50尾の黒いティラピア(プラーニン)をタイに贈られたものがどんどん増えていき、近年になってアグリビジネス・コングロマリットのCPグループが別のティラピア種とかけあわせてプラータプティムを作ったという。

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とのことである。

以前はまったく見なかったのだが、20前くらいからだろうか、あっという間に市場を席巻し、今や魚料理の材料の主役になってしまった。

揚げたり清蒸にしたり……と幅広く使われている。

チェンマイのレストランで食べたプラータプティムの清蒸
チェンマイのレストランで食べたプラータプティムの揚げ物

育てるのに時間がかからないのでここまで普及した、というのはどこかのサイトで読んだような気がするのだが、こんなピン川でも養殖が可能だとは知らなかった。

自分が日本に住んでいた時にチェンマイ同様しばしば旅をしていた台南など台湾南部では虱目魚(サバヒー。英語ではMilk Fishと呼ばれる)の養殖場をよく見かけたが、水をかき回して空気を入れるためと思われる小さめの水車のようなものが池の中でいくつも勢いよく動いている。

このピン川の養魚施設にはそういったものは一切見当たらず、よほど魚が強いか、あるいは多量の薬を与えているのかも。

肉厚で食べでがあり、タイ人には人気のあるプラー・タプティムだが、自分は肉がブヨブヨしていて、あまり好きではない。

さらに、お世辞にもきれいとは言えないピン川でこのように育てられたものがチェンマイのレストランやスーパー、市場などに並んでいるとしたら……。

う~ん、ますます好きではなくなりそうだ(^^;

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