前回書いたブログ でご紹介した「Teratermの背景を入れ替えてみる」ですが
ありがたい事に、不足分（ウインドウの透明化）を追記して頂きました！
専門学生がOSSで遊ぶ！ こちらも是非ご参照ください
さて、
不足分を書いてもらえるという有り難い事になったので、最後まできっちり紹介せねばなりますまい！
と言う事で、今回は「Teratermの背景を入れ替えてみる ～完結編～」です。
前回書いたブログ では、簡単に背景画像を設定する方法を書きました。
ただし、この方法では背景画像の透明度などは変更出来ません。
専門学生がOSSで遊ぶ！でご紹介されている方法でも可能ですが、Teraterm自体の透明度はそのままに、画像の透明度だけを変えたい場合は、INIファイルで調整する必要があります。
そもそも、Teratermの背景画像を指定した場合、どの様な設定になるのか？
TERATERM.INIを確認してみます。
前回書いたブログの方法で画像を指定した場合、BGセクションの２カ所が変更されます
[BG]
BGEnable=on
BGThemeFile=theme\ImageFile.INI
BGEnableは、BackgroundのOn、OFFの切り替えです
※デフォルト値はOFF
BGThemeFileは、背景拡張設定用INIが指定されています。
※デフォルト値はtheme\*.INI
背景画像の透明度は、BGThemeFileで指定されているINIファイルの内容を変更する事でカスタマイズ出来ます。
背景画像の透明度を設定する箇所を確認してみます。
theme\ImageFile.INIより
[BG]
BGSrc1Alpha = 64
BGSrc1Alphaの値を変える事で背景画像の透明度が調整出来ます。
同じようなBGSrc2Alphaというキーがありますが、現時点では無関係です。
有効値は0 - 255で、数値が大きくなるほど透明度が高くなります。
BGSrc1Alpha = 64の場合
BGSrc1Alpha = 240の場合
私の場合、背景画像がしっかり表示されると、文字が見えづらく見とれてオペミスしそうです。
清楚可愛いこのはちゃんには、壁紙でも清楚になって頂きましょう（笑
あと、もう一つ
背景画像はBGDestFileの値で指定されています。
ここをワイルドカードに変更する事で、起動時にランダム表示されます
BGDestFile = C:\Program Files (x86)\teraterm\theme\bg\conoha_1280_720_mode_2015autumn.jpg
↓
BGDestFile = C:\Program Files (x86)\teraterm\theme\bg\*.jpg
お試しあれ！
それにしても、こういうネタにはアメブロ不便だなぁ・・・