京都きもの旅2日目 | すみれのキモノ笑う日々

すみれのキモノ笑う日々

週末着物ではありますが、着付けに悩みコーディネートに失敗するちょっと笑える着物のお話、日々のアレコレをつづります。

京都旅行2日目。

くるりKIMONO WEAR(ブルー)にOKANOの間帯(半幅帯)。


この日は宇治からスタート。



平等院鳳凰堂を見た夫が「ねえ、十円玉の建物に似てない?絶対似てるよ!」と大声ではしゃぐため、吹矢を射て息の根を止めてやろうかと思う一幕はありましたが、
荘厳華麗な寺院が水面に映るさまはまさに天人の住まう極楽浄土。

快晴の空に金色の鳳凰が清々しく映えます。美しい・・・



近くに「源氏物語ミュージアム」なるものがあると知りました。
「あさきゆめみし」で古典の受験を乗り切った世代としては、はずせない。


でも歩くと意外に遠い~ タクシーも見当たらないよう~


とそこへ。人力車が通りかかるではありませんか。早速載っちゃいます。
なんと曳き手はまだ若い女性のM子ちゃん。


ときどき停まって写真を撮ってくれたり、ちょっとした宇治のトリビアをガイドしてくれたりとサービス満点。
体脂肪率に問題のある大人2名を乗せた車で坂道を走って、ノーメイクの頬にキラキラと伝わる汗が尊くも美しい。


M子ちゃんお気に入りの自販機。商品が全部宇治茶。



源氏物語ミュージアム。
囲碁を打っているのは空蝉の君でしょうか。光る君が「お、いー女♪」と垣間見てます。



JRに乗って次は東福寺。
え? なに? このすごい人出。 花火大会でもあるのかしら。
すごい混雑で人の頭しか見えません。
有名な通天橋に至っては「立ち止まらずに歩いてくださーい! 写真撮影は禁止でーす!」
押し合いへし合いしながら「夫! どこ!?」「妻、ここだ!」と安否確認。

やっと人込みをすり抜けて撮った紅葉たち。




次は清水寺。ここでも大混雑。


あれーまだ改修工事終わってないのねー。清水の舞台には足組が。


でもすごいなと思ったのは、足組が全て木でできてること。少しでも景観をそこねないようにとの配慮でしょうか。


歩き回って疲れた体を癒してくれるのは、お楽しみの夕食。
友人に勧めてもらった祇園のお店を予約しました。

祇園・・・学生時代も横目で見ながら足を踏み入れなかったエリアにいざ。
「一見さんお断りどすのやけど」
「これやから田舎もんはきらいや」
「ぶぶづけあがらはりますか」
と、言われたことがあるわけでもない京都の「イケズ」な都市伝説が勝手に脳内をめぐって緊張します。

ドキドキしながら入ったのは「味 ふくしま」。


本来はお茶屋さんらしいですが、舞妓さんを呼ばないお食事もできます。
檜の香るカウンターで、静かにいただくお料理の数々。





丁寧に作った季節感あふれる品々。しみじみと美味しゅうございました。
祇園という立地でこの高い質なお料理にも関わらず、思いのほかリーズナブル。
「お支払いできずに厨房で皿洗い修行」を免れて安堵の夜でした。




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