午後からのアポイント前に最近同業者と話した内容を思い出したので書いてみます。
お客さんのフォローの仕方みたいな話になった時、その営業マンは「基本的には案内したらすぐに申込みをもらいますよ」って爽やかに言ってました。アカンって話じゃないけどね、でも違和感はバリバリ・・・。
私が考えるにすぐに申込みをしてもいいっていうのは【お客さんのタイミングがバッチリ】・【早めに決めないと先を越される物件】の2つ位じゃないかなぁと。
・お客さんのタイミングがバッチリ
これは初めて会ってコチラがすぐに分かるものではないです。何回か会ったり、打合せを重ねれば見えてくる事が多いですね。なのでお客さんがご自身で決めたならOKですが営業マンが言うセリフでもないなと。
・早めに決めないと先を越される物件
コレは人気物件・価格が相場より安めな物件など、いわゆる需要が多くてスピード感が大切な時。でも難しくて・・・お客さんが理解してもらっている場合はいいんですけど、そうでない場合は営業マンに急かされている感が出てしまうでしょう。やっぱ信頼関係が必要で、信用されている事が重要!初めて会って、10分・20分案内しただけでは伝わらないかと思いますね。
この場合はアドバイスとしてしっかりとお客さんに私見を伝え、あとはお客さんの判断も大切にすることが求められると思います。
まぁ結局は信頼関係だと思うんです。こういったブログで仕事に対する考え方や不動産の見方を発信して、対面じゃないけれど事前に親しみを持ってもらうのも重要。大手の営業マンは会社にも・数字にも追われているでしょうからこういった「すぐに判断してもらう」的な進め方が多いでしょうが、せめて地場の営業マンはゆったりと対応していく余裕があってもいいかと思いますね。
【考えるな、感じろ!】ってブルース・リーじゃないんだから・・・即決を求められてもね(汗)。逆に営業マンに言ってあげてもいい位かもしれません、【もうちょっと考えてくれ!】って。