売却について。購入検討者の方も参考にして頂ける内容かと思います。
よく「建物や内装・設備が古いので売れにくい」とか「古家があるから土地として売れにくい」って話を営業マンがする時もあります。たしかにそういう側面もあるんでしょうが、もっと突っ込んで指摘するなら「営業マンが面倒くさいだけじゃね・・・」。
最近何度かブログで書いてますが、売主さんを買い取りの方向へ持っていくための作戦の1つですね。価格を下げて買取させて、リフォーム済みで再度売り出す、解体して更地にして建築条件付き土地として売り出す。まぁキレイになっていた方が営業マンは売りやすいでしょう、でもこんな事ばかりやってたら営業マンの能力・知識は全然上がりません(汗)。
●建物が古いなら、現在の状態とリフォームやリノベーションの話を買主さんに説明して納得して購入してもらう。
●古家付き土地なら解体費用の説明とどんな建物・間取りが可能か説明をする。
参考までに木造2階建て・30坪の建物解体だったら、約120万円くらい(余裕みたら150万円まで)予算をみておく様にアドバイスすればいいし、残土処分や側溝整備などが必要ならその価格をお伝えするだけだと思います。で、その業者も紹介すればいいのに。
簡単ですけどまとめますと、不動産営業マンが売りやすい物件って、買主さん・売主さんにとったら損している事が多々あります。逆にいうと、手間のかかる(打合せや確認作業など)物件ほど最終的にはコストパフォーマンスが良くて納得感があったりしますね。
手間をお客さんに求めるのは酷な話ですので、営業マンの知識・サービス精神が大事って話です。