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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「きらきら眼鏡」

2018年10月12日 | 日記

        

    小説は最後の最後まで切ないと聞かされた、森沢明夫の同名小説を映画化したもので
    す。主人公・立花明海は恋人を亡くした空虚感からか、普段は手にしない自己啓発本を
    古書店で購入します。その本には栞代わりに元の持ち主だった名刺が挟み込んであり、
    すでに線が引かれたいくつかの文章は、明海が心を動かされたフレーズと合致していた
    のです。気になった明海は名刺の「大滝あかね」に思い切って連絡をとり知り合いになり
    ます。いつも前向きで笑顔の彼女は、見たもの全部を輝かせるきらきら眼鏡をかけている
    のだと話してくれるあかねに、明海はいつしか恋心を描きますが・・・。
    明海役を本作が映画デビューとなる金井浩人、あかね役を池脇千鶴が演じ、安藤政信、
    古畑星夏らが脇を固めています。監督は「つむぐもの」の犬童一利、脚本はドラマ「相棒」
    シリーズなどを手がける守口悠介。

    素材がいいので佳作になる可能性があったのに、判ったようで判らない変な出来で、まる
    で未編集の未完成作品を見せられた感じです。脚本も駄目なら演出も幼稚だし、俳優は
    池脇千鶴を除いて全滅状態。出来上がった映画は、何を言いたいのか何を狙ったのかよ
    く判りません。この程度の映画がどうして上映されるのかも判りません。こんなお遊びは、
    もうやめて欲しいと思いますし、お金と時間の無駄です。




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