才色兼備の国務長官とうだつの上がらないジャーナリストとの恋愛をシニカルに描いた
ラブコメディです。アメリカの国務長官として活躍するシャーロットは目前に控えた大
統領選の選挙スピーチ原稿作りをジャーナリストのフレッドに依頼します。常に世間か
ら注目され、脚光を浴びるシャーロットと行動をともにするうちに、彼女が高嶺の花で
あることが判っていながらフレッドは恋に落ちてしまいました。しかし、この恋にはク
リアしなければいけないさまざまな高いハードルが待ち受けています・・・。
シャーロット役をシャーリーズ・セロン、フレッド役をセス・ローゲンがそれぞれ演じ
るほか、オシェア・ジャクソン・Jr、アンディ・サーキス、アレクサンダー・スカルス
ガルドらが脇を固め、監督はジョナサン・レビンです。
まず国務長官とジャーナリストの恋愛物語なんて、アメリカ映画だからこそ出来る映画
でしょうね。中身もウイットに富んでいて中々面白い作品ですが、少々お品の悪いのも
アメリカ映画らしいです。見ていてここまで表現しなくてもいいのにと思います。
それにしてもシャリーズ・ストンは相変わらず魅力的なのに驚きますし、全体的にもう少
しお上品に描いても、面白さが減点されることは無かったとも思います。