トム・クルーズ主演のスパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズ第6作です。
盗まれたプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちでし
たが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまいます。事件の裏には、秘
密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、手がかりはジョン
・ラークという名の男。ラークが接触するという謎めいた女、ホワイト・ウィドウに近づく作
戦を立てるイーサンとIMFでしたが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として
敏腕エージェントのウォーカーを送り込んできます。疑惑の目を向けるウォーカーを同行
しながら、ミッションを遂行するイーサンでしたが・・・。
これまでもさまざまなスタントに挑んできたクルーズでしたが、今作でも、酸素がほとんど
ない成層圏に近い上空7620mから下降し、地上衝突寸前にパラシュートを開く荒業や、
ヘリコプターを自ら操縦してアクロバット飛行にも挑戦するなど、数々の危険なスタントを
こなしています。監督は前作に続いてクリストファー・マッカリーが、シリーズで初めて2作
連続してメガホンをとっています。
キャストはシリーズお馴染のサイモン・ペッグ、ビング・レイムスに、前作から続けて登場
するレベッカ・ファーガソンのほか、ウォーカー役でヘンリー・カビルが初参戦です。
トム・クルーズは中々やるなーって言った感じで、彼の活躍ぶりがやはり見もの。どんでん
返しを含めて、少々お話が込入り過ぎで、もっと簡略に出来るのではないかと思うくらい入
り組んでいます。まあそれはそれでもトム・ルーズの活躍があるからいいとしましょう。この
シリーズは終わる気配は全くなく、かなり楽しめます。