休日はデジカメ持ってぶらぶらと📷

アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

法隆寺iセンター ~會津八一歌碑~

2019-02-17 00:44:35 | 文学をたどる
 奈良は、斑鳩町にも會津八一に関する歌碑がいくつか建てられている。先日、斑鳩町を散策した時にそのうちのいくつかを見つけたので、紹介してみようと思う。
 まず始めは、国道25号線沿いにある法隆寺iセンターの裏にも一つ歌碑が建っている。法隆寺iセンターは、斑鳩地方の観光の拠点として建てられたもので、だいたいはここで斑鳩の観光地図等を手に入れるために立ち寄ることが多い。この日もちょうど斑鳩にある會津八一や万葉歌碑などを紹介した地図を入手でき、その地図を手に散策することにした。

 會津八一の歌碑は、iセンターの裏というか、東側にある駐車場と建物の間にひっそりと置かれている。この日は斑鳩町のイベントが駐車場を使って行われていたため、イベントのブースが駐車場全面に広がっており、本当に残念なことに真正面から撮ることができなかった。
 
 

 何とか、文字が読めるように植込みに足をのせたり、手を伸ばしたりしたのだが、どれだけ上手く撮れたかどうか。苦心の写真は、この通り。
 
 

 歌碑には、「うまやど の みこ の まつり も ちかづきぬ まつ みどり なる いかるが の さと」と刻まれてる。うまやどのみこは、ご存知聖徳太子のこと。(近頃の教科書では、厩戸皇子(聖徳太子)と書かれているそうだが)みこのまつりは、大正10年に行われた聖徳太子1300年忌法要のことであるそうだ。
 歌の意味は、聖徳太子の祭りも近づいてきた。松の緑が美しい斑鳩の里にという感じなんだろうか。確かに、法隆寺の南大門へ向かう松林の参道などは気持ちのいいものであると思う。

 

 

 また、iセンターの駐車場には、船塚古墳と呼ばれる小さな古墳が残っている。

 

 現存しているのは、直径5mほどの小さな円墳で、かつて割り竹型の木棺が出土したらしい。古墳に、古墳です。ごみを捨てないで下さいと立札を建てて自己主張している。
 
 

 せっかくの文化財なのだから大切にしてあげてほしいなあと思う。

 

 

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