休日はデジカメ持ってぶらぶらと📷

アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

飛鳥光の回廊、今年は中止

2020-09-13 01:02:11 | その他

 今年の飛鳥光の回廊は、残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった。2004年から毎年9月の20日前後に行われていた。僕も2年前から見に行っていたのだが、不思議と雨にたたられ、ちゃんと見れたのは、2018年の1回きりであった。

 昨年は、万葉文化館の駐車場についたとたん土砂降りに見舞われ、車から外に出ることもできないほどであった。雨上がりは、万葉文化館から虹が眺めることができたり、周辺の田んぼの片隅に咲く彼岸花などの写真を撮ったりして、明日香の風景を楽しんでいたりしていたのだが、雨に濡れたろうそくでは点火することかなわず、この時も中止となった。

 

 

 

 こんな風景を見ることができたのがせめてもの救いであったかな。この年は、天平たなばた祭を見に行っても、雨で途中で中止となり、立て続けである。風向きがよろしくないですなあ。

 

 雨上がりの甘樫丘、ちょっといい感じだった。

 せっかくなので、もう一年前、唯一ちゃんと見ることができた年である。この時は、電車を使って、近鉄飛鳥駅から会場入り。同じ日に彼岸花祭りも開催されていたので、田んぼなどに咲く真っ赤な彼岸花を眺めながら歩く。

 

 途中、天武、持統天皇陵とされる野口王墓古墳や川原寺跡、橘寺などに立ち寄って、メイン会場である歴史公園石舞台地区へ向かう。

 

 

 彼岸花の花の色は赤いものだと思っていたのだが、橘寺の境内では、白い彼岸花が咲いていた。

 

 結構、びっくりした。世の中、まだまだ知らないことはいっぱいあるのです・・・。

 歴史公園石舞台地区に着いた時には、まだ、少し早かった。薄暗くはなりかけていたけどね。

 

 よく見ると、地元の子どもたちもキャンドルづくりを手伝っていたようで、子どもたちの名前が書いてあった。親御さんたちは、子どもたちの作品を探して、写真に撮ってはりましたね。

 

 だんだんと日が暮れてきて、ろうそくの光が闇の中に浮かび上がる。

 

 山から夕闇が迫ってきた。いよいよだ。山の日はつるべ落としというからあっという間に暗くなるかな。

 

 公園のステージでは、「炎のパフォーマンス」が行われる。激しい動きに目を奪われる。やけどしないのかねえ。そうこうしている内に暗くなってきて、東の空にはお月さんが顔を出した。

 

 そして、石舞台古墳へ。この日は、夜は無料で開放している。

 

 石舞台古墳が、ろうそくで飾られライトアップされていた。考えれば、お墓なんだがなあ。万灯籠と思えば、そう違和感もないか。

 

 石舞台古墳の上空にぽっかりと浮かぶお月さん。幻想的な雰囲気がしますね。

 

 石室の中にも入ることができる。中は特に何もない。

 

 いちょうと彼岸花かなあ。

 

 その他、道々、写真のような和傘が飾られていたり、天理教の教会の舞台では、天理大の学生たちによる舞楽が舞われていた。ちょうど道を挟んだ向かいに和菓子屋さんがあり、みたらし団子をいただきながら、しばし舞楽を鑑賞することができた。

 そうこうして、ぶらぶらと歩いているうちにお腹もすいてきたので、県立万葉文化館からシャトルバスが運行されていたので、橿原神宮前駅に向かった。

 想像していた以上に見ごたえがあった。いろいろな場所でも行われていたので、一回ではすべて見ることはできないような気がする。明日香という土地だからこそ幻想的な空間ができるのだろう。街なかでやったら、ネオンの看板などで興ざめなことになるだろうな。

 

 来年こそは、是非ともまた、この目で見たい。まさか、このまま終わりってことはないよね。


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