このところ、膝下の外旋方向を改めて見直しております
どのような舞踊でも膝下の素早さが命、と仰ったヒヨコ先生のお言葉を胸に訓練のし直しです。
【脚】と呼ばれる部分は膝関節を境に大腿と下腿に分けられますが、太腿の重さや大きさの方がはるかに上です。
大きい方を使うとそれだけのエネルギーを要しますし、質量自体も多いために身体もぶれ易くなります。
大きい所は出来るだけ動かさずに、末端の軽く細い方を使った方が遥かに効率的なのでございます。
解剖学を勉強し、10年以上仕事を通しながらスペイン人たちの身体を観察してみた限り、彼らの膝関節は蝶番の動き(折れるのみ)だけではなく、ほんのり回旋運動も出来ることを見つけました。
これは西洋人のバレエの動きも一緒でして、これがあることにより膝下を速く動かせることが出来るのです。
なのでインサイドキックのようなサッカースポーツが生まれるのでしょう。
同じアジア人でも大陸系の方は、この膝関節の回旋運動を持っていることも発見したので、平安時代に流行った蹴鞠などは日本古来のものではなく、韓国や中国系の方が日本で遊んでいたものかとも思われます。
純国産である私が彼らのような生来の膝関節の回旋運動は出来ないのですが、鍛えることは出来ます。
若しくは意識してその使い方を学ぶことは出来ます
踊りの練習に入る前に、この膝回旋の研究をしばらく続けたいと思っております
ではHastaまた