教育熱心な親の中には「子どもにTVは見せない」「英語の動画しか見せない」という方もいますが、うちはいつか役立ちそうな知識が得られる番組や、世界を広げてくれる番組はどんどん見せる主義です。
今回は最近うちの子たち(小1と幼稚園年中)が気に入っているTV番組をご紹介します!
うちの子達もお気に入り、教育に役立つ番組リスト
うちの子たちが最近気に入っているTV番組リストです。
番組公式ウェブサイトへのリンクを貼っておくので、放送時間等はそちらでご覧ください。過去の放送が見られるサイトもあります。
町の人たちのトラブルを小1~小3までの算数の内容を使って解決するというミニドラマです。
お笑い芸人のスギちゃんが出演されているので親も見ていて楽しいです。
過去のさんすう犬ワン放送リストはこちら。
もう少し難しい内容が良いなら、小1~小4向けの「さんすう刑事ゼロ」がおすすめです。
ことばドリルというタイトルとは違って「コント仕立て」で楽しく国語表現について学ばせてくれる番組です。このコントが面白くてうちの子どもたちは笑いっぱなしです。番組は小1~小2対象ですが、もっと大きい子や大人が見ても面白いです。
「うたっておぼえる漢字ドリル」というコーナーもあります。
小3~小6までの国語表現について学ぶ番組です。登場人物のビジュアルにインパクトがあって楽しいです。小学生を主人公にしたミニドラマとその主人公の彼に対するアドバイスを通じて「どう表現したら伝わるのか」について学べます。キャッチコピーの作り方、プレゼンテーションスキルなど、テーマによっては大人が見ても勉強になります。
★ふしぎエンドレス
小3~小6までの理科に関する疑問を提示してくれる番組です。映像で見られるので分かりやすいです。毎回どこかの小学校の授業で同じ課題に取り組む様子が撮影されていて、お友達の考えを知られるのも面白いです。
過去の放送リストはこちら
ふしぎエンドレス 理科3年
ふしぎエンドレス 理科4年
ふしぎエンドレス 理科5年
ふしぎエンドレス 理科6年
「すイエんサーガールズ」たちが色々な課題に科学の力を使って挑む番組です。うちの子たちには科学を使った料理などを見せています。(レモン汁や塩を使って手早くソフトクリーム作る、酢や重曹を使ってエアインチョコを作るなど)
これまで取り上げたテーマは文章でまとめられています。すイエんサーのこれまでのワザ
だいすけお兄さんが出ているので、おかあさんといっしょを見ていたお子さんにもおすすめです。
趣味に深くハマった人たちと、その趣味について紹介している番組です。
対象年齢は高めですが、放送内容によっては幼児や小学校低学年でも楽しめます。
例:折り紙、トランポリン、縄跳び、深海生物、イルカなど。
放送を見た後に子どもたちが縄跳びをやりたいと言い出したり、良い影響を受けているのが分かります。
特集がアイドル歌手などの時は録画せずスルーしています。
4~6歳児を対象にした「考え方を育てる」番組です。特に、ビー玉が転がる仕掛けコーナーが有名ですよね。
うちの子たちはお笑いコンビ「いつもここから」によるアルゴリズム体操も好きです。
同じ佐藤雅彦教授が監修の『Eテレ 0655』、『Eテレ 2355』もおすすめです。
夏休みの特番『自由研究55』も良いです。
身の回りのものをデザインの観点から見つめ直すという番組。映像の撮り方が斬新でおしゃれです。色々な物のデザインを観察したり、色々なクリエイターが「あ」の文字を自由に表現したり、同じ対象物を色々な人が色々な角度からデッサンしたり、伝統的なデザインについての解説などがあります。
色々なモノを分解する「解散!」コーナーは理科的な視点もあって良いです。
体育で習うスポーツのコツについて教えてくれる番組です。主人公は運動が苦手なサイボーグで、アスリートの動きを参考にして「運動ができるポイント」をインストールするという設定になっています。
出演しているアスリートが競泳の宮下純一さんだったりと一流選手なので大人も楽しめます。
プログラミングについて学べる番組です。子ども向けプログラミング言語の「スクラッチ」を扱っています。
けっこう本格的な内容なので小さいお子さんには難しいかもしれませんが、出演者の厚切りジェイソンさんのキャラのおかげでけっこう面白く見ることができます。
★昔話法廷
以前放送された番組ですが、夏や冬などに再放送されています。「昔話の中の事件を現代日本の法律で裁くとどうなるか」について裁判員の立場で考えます。
例えば、「三匹のこぶた」の末っ子がオオカミを殺したのは正当防衛か否かについて考えたりします。「争点は何か?」「なぜ被告人は罪を犯したのか?」「証言は信用に足るのか?」など大事なポイントがきちんと提示されてます。最後まで番組内では判決は出ないので自分なりの判決を考えることになります。
所ジョージさん司会の雑多なジャンルを扱う教養番組なのですが、テーマによっては子どもも楽しめます。
うちの子は「かがくの里」という企画が好きです。鉄腕!DASHのDASH村と似たような企画で、田舎で色々な生き物を育てたりするのですが、普段なかなか目にすることのない養蜂の様子などとても興味深いです。
ニホンウナギの繁殖実験に世界発成功したりとすごい成果も出ているようです。
色々な企業の最新のビジネスアイデアを扱う番組です。普段何気なく使っているサービスの裏側などを知られて面白いです。大人向けだけど特集内容によっては子どもにも良いと思います。例えば航空会社やアイスクリーム屋さんなど、子どもに身近な企業の時に見せています。
子どももビジネス視点を持つのに役立つと思います。
毎回、小学校高学年の図工のテーマを一つ取り上げて、お笑いコンビ「COWCOW」の2人と女の子が取り組みます。布に液体粘土を浸して形を作るなど、かなり本格的な工作です。「あたりまえ体操」のアレンジで「あたりまえ図工」というコーナーもあります。
全体的にバラエティーの要素が強いのですが、小学生タレントたちがスプレーアート、フィンガースケートボード(指でスケートボートの動きを再現する競技)、スポーツスタッキング(プラスチックカップを積み上げたり重ねたりする競技)、ドローンの操縦など面白い趣味に挑戦するので面白いです。
西川貴教さんが出てくるコーナーもあります。
まとめ
ここに紹介した以外では、
『おさるのジョージ(賢いサルの子が色々なことを経験する)』
『ドラえもん』
『ねこねこ日本史(歴史の場面をネコで表現したアニメ)』
『ダーウィンが来た(動植物の生態について紹介)』
『考えるカラス(子ども向けの科学番組。蒼井優さんも出演)』
などもたまに見せています。
また、子どもの世界の常識を身に着けるため、プリキュアなども一応シリーズが変わる度に数回は見せています(戦うアニメはそんなに好きではないみたいで、継続して見たいとは言われません)
こうやってみると、やはりNHK Eテレは良い番組が多いですね。1回の放送時間も短いので(10分程度~長くても30分)見せやすいですし。
また、ほとんどの番組がNHK for Schoolのウェブサイトで過去の放送が見られるのもありがたいですね。
ちなみに、上記リストの番組も、毎回見せるわけではありません。特集内容によって録画するかどうか選んでいます。
TVを見せる際の我が家的なコツ
子どもに見せるTV番組は「良い番組を適切な時間だけ」見せるのが理想ですよね。
なので、うちでは以下のようなことに気を付けています。
できるだけリアルタイムではなく録画で見せる
録画だと見る番組を親がコントロールしやすいですし、次の番組をだらだら見るということも防げます。
ご褒美的な扱いにする
毎日長時間見るのが当然とは思わせないように、ご褒美的な扱いにしています。
「公文の宿題が終わったら好きなビデオ見てもいいよ」という感じです。
親はできるだけ一緒に見る
親はできるだけ子どもと一緒に番組を見て、解説するようにしています。
やはり解説があった方が教育効果が高いです。
親の見たい番組を子どもの前では見ない
自分たちが見たい番組・動画は子どもの不在時や子どもが寝た後で見ています。
食事中は見ない
今のところ、食事中は食事と会話に集中するため、TVは見ないことにしています。
今後はもしかしたら夕食時にニュースを見るようにするかもしれませんが、食事時にふさわしくない犯罪等のニュースがあると困るので迷っています。
追記
2020年度から始まったテキシコーという番組もとてもおすすめです。
昨年末に2回分放送されたEテレの『テキシコー』
「面白い映像でプログラミング的思考を養う」って番組コンセプトがとても良かった!
ピタゴラスイッチの佐藤雅彦先生監修です。放送がレギュラー化したらいいのになあ。
過去の放送はここで観られる↓https://t.co/Zg3vOdqpyl
— 英才教育ママの端くれ (@eisai_kyouiku) February 6, 2020
上記ツイートでは「レギュラー化したらいいのに」と書いていますが、その後実際にレギュラー化されています。
追記その2
2020年度から始まったバビブベボティという番組もとてもおすすめです。
体(臓器など)について知ることができます。解説はなかなか本格的ですよ。
おまけ:TVを使って子どものやる気を引き出すテク
我が家が使ってる子どものやる気を引き出すテク
「がんばらせたいものをTVで見せる」
例えば、縄跳びを練習させたいなと思ったので、NHK Eテレ『沼にハマってきいてみた』縄跳び特集回を見せてみた→見終わった子どもたちは、自分も縄跳びやりたい!公園行きたい!と言い出す。
私はしめしめって感じ— 英才教育ママの端くれ(ツイート再開) (@eisai_kyouiku) September 24, 2019