シェルターに
終生飼養として暮らしていた
保護犬のトンボくんが
虹の橋を渡りました
トンボくんは
今年6月の精密検査の結果
リンパ腫で余命2か月の宣告を受けていました
動物の体内にはリンパ球という細胞がめぐっており
その細胞が増殖して悪性腫瘍(がん)となったのが
リンパ腫です
少しずつ痩せてきてはいましたが
余命宣告の2ヶ月を過ぎても
毎日元気で前日まで
大好きな代表と一緒に
大好きな散歩をして
撫でてもらって
ずっと様子をみてもらっていました
🍀 🍀 🍀
トンボくんには
心の傷があったらしく
人を噛む子でした
https://ameblo.jp/omuta-animal/entry-12330351703.html
とても優しい里親様に巡り会えたにもかかわらず
間違って咬みついてしまって
他にも
トライアル中に
ちょっとしたことが原因で
それでも咬まれた里親希望者さまは
かなりの怪我を負ってしまい
動物管理センターに戻ってきてしまいました・・・
その後
里親の申し出は無く
センターに収容されて約一年半
このままでは殺処分になってしまうと
代表がシェルターに保護することを決めました
そういう子だったので
病院での治療もとても大変で
治療の時は麻酔をしなければなりませんでした
🍀 🍀 🍀
最期の日
嘔吐をして
予断を許さない状況下になってからは
代表が付き添って
皮下点滴などで回復を祈りました
その日
午前中は
みやまの犬たちのボランティアチーム
U様がずっと一緒に
午後からは
代表と副代表が一緒にいて
2時間近くも痙攣の続くトンボくんを
何度も
やさしく撫でて
褒められると
とても喜ぶトンボくんに
何度も
何度も
いい子だねって
お利口でえらいねって
言い続けたそうです
脳は意識を失っても
耳だけは聞こえているのだそうです
「意識不明の人のMR画像でわかっているので
きっとトンボには聞こえていました」
最期まで
治療を諦めないで手を尽くすことも愛です
可能性があるかぎり治療すること
最期まで
傍に居て
語りかけることも愛です
不安や痛みを取り除いて
おくってあげること
これは
トンボくんが
きっとそう望んだであろう
愛のかたちです
ふたごとはるママ