関東・東北では台風19号の影響が色濃く、
いまだ「全容が見えない」地区もあって、
被害はますます深刻になっていくのに、
大きく報道されていない気がしてしまいます。
うちはマンションの一室です。
毎年の防災訓練では
練馬区の危機管理担当者から、
基本的に自宅で持ちこたえてほしいと言われています。
避難所で受け入れられるのは住民の1割が限度
避難所には私たちを受け入れるキャパがない
ということです。
マンションの住民は、建物が無事なら
自宅にこもることになります。
それを想定して住民全体で準備をしていますし、
一人一人が「自助」の備えを取り入れることを考えています。
そんな中、
昨日は、企業様からご依頼された講座がありました。
最大手の保険会社様
(画像は、隣のビルのホテル)
ここ数日の諸々の想いから、いつもの内容に追加して、
「使う、使わない」の分類より大事な
「命を守る」モノの分類
を付け加えました。
***********************
子供の人生でもなく親の人生でもなく
次は「自分の人生」!
でも何から始めたらいいの?
そんな方に
片付けから始めて
前に一歩進むためのサポートをしています。
片付け作業&アドバイス 讃岐 峰子
***********************
台風当日の朝にネットで確認しました。
うちの地域で避難所として開設されていたのは近くの小さな区民館だけ。
途中に暗渠(アンキョ:地下水路)がある
とわかっているので行くのが危険かも。
夕方から防災無線で情報が流れてきましたが、それでも怖かったです。
さて、うちは避難はできない状況でしたが、
避難するとしたら何を持って出ますか?
- 金融情報
- 日ごろ使っているもの
- サバイバル用品
- 思い出のモノ
大切なものがわかっているでしょうか?
TVで「大切な人」を亡くした東北地方の方から、
こうなってほしくないからという想いの
悲しい情報提供があって
奥様が台風が夕方から夜半にかけて
パートに出かけたのだそうです。
驚きました。
スーパー台風の時に上陸から通貨の時間帯に
一歩でも外に出るなんて、
考えてもみないことだからです。
都内では、朝からデパートが臨時休業でしたし、
コンビニも閉まっていたようです。
それは、従業員の帰りの安全が確保できないからですね。
その奥様は帰りは真夜中になって
車ごと水に流されて、
家族と携帯で連絡を取ってもそれが最期になってしまいました。
まじめさが、悲しい結果につながったと思うと悔しくてたまりません。
「逃げるときはてんでんこ」
(自分の命は自分で守れという意味の「命てんでんこ」)
と教えている小学校もあるそうです。
子供でも大人でも、厳しいようですが
自分の安全は、自分で守る。
何を持っていたらいいかは情報がたくさんあります。
それを、わざわざ片付けの講座に入れなくてもいいかもしれませんが、
ラクに安心して生きるための片付けは
それ以前に
「命を守るため」
必要なモノを確保し安全な暮らしを作る片付けであるはず。
片付けをすれば、大切なものがわかります。
暮らしに必要なモノも見えてきます。
万が一の準備をする余裕もできます。
報道されないもっとたくさんの悲しみがあるでしょう。
それを感じ、私ができることをしていきたいと思います