当社（クローバーコミュニティ）に管理会社を変更してくださった「クリオ横須賀海岸通り管理組合」さん。これまで理事会と当社とで様々なカイゼンの取り組みを行ってきました。今回は新たに「駐輪場の整理」の一環として「上段ラックの撤去工事」を行いました。
今期だけでなく先達の理事の皆さんと、現場をマネジメントする田中管理員の協力あってこそ。本当に感謝します。
■ほとんど使われていなかった「上段ラック」
もともと、クリオ横須賀海岸通りでは、下段の駐輪ラック（一部は平置き駐輪場）はほぼ空きがないのとは対象的に、上段ラックはほぼ100％空いていました。
その理由として考えられたことは、
○上段ラックへ自転車を停めるにはラックを上げ下げするには力が必要で、体力の弱い居住者には不向きでした。○自転車に子供を後ろへ乗せるための高さある椅子を設置している方が多く、上段ラックが駐車の邪魔になっていました。（上段ラックへ停めようとする方にとっても支障になっていました）
○マンションは横須賀市の中心、京浜急行線「横須賀中央」駅から徒歩６分程度と立地に優れ、日々の買い物も徒歩圏に多数あるため、徒歩での移動でも不便のない立地です。
さらに、マンションが海に近い立地で、塩害による鉄部の腐食が発生しやすいため、ラックだけでなく自転車も内陸のマンションに比べてサビが付きやすく、ラックそのものに触れることが憚られるうえに、ラックそのものの耐久性にも不安がありました。これらの要素が重なって、上段の利用はほぼない状況でした。
そこで、理事会で色々と議論した上で、上段ラックを撤去することになりました。
■理事・管理員の力を借りて「上段ラックの撤去」を実施
理事会では「新しいラックを取り付ける（更新）」や「上下段すべてのラックを撤去して平置きにする」その他様々な案が出され、複数の計画（プラン）や見積もりを取り寄せた結果、最終的に「シンプルに上段ラックを撤去する」こととなりました。
やり方は至ってシンプル。地元の業者に依頼して、上段ラックそのものを切断する、というものです。
上段ラックを切断するのは力技で終わりました。が、よく考えたら、切断面にふれると危険！と気づきます。
そこで、写真のように仮処置をしたうえで、カバーを探し設置しました。仮処置からカバーの設置まで、管理員と理事の皆さんの協力で無事に終えることができました。ありがとうございます。
サビが進行し機能的にも美観的にも問題のあった上段ラックを撤去したことで、駐輪場スペースがすっきりし、かつ車高の高い自転車も楽に停める事ができるようになりました。今後も駐輪場に限らず、懸案事項をひとつずつカイゼンして行ければと思います。
深山 州（みやま しゅう）
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