奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家新築工事、シンプルな印象のデザインを現場でカタチにしながら暮らす時間のイメージを心地よく丁寧に。

2020年11月29日 | (仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

(仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家新築工事。

施主・住まい手 S田様

設計   建築家 山口哲央

施工・管理   株式会社 都建設(イシンホーム)

 

現場での作業が進みながら

カタチの確認にも色々と・・・・・・。

そして現場内に「ガラスブロック」も

搬入された状態。

 

ガラスブロックとは、

文字通りですが、

中が空洞になった

分厚いガラスのブロックのこと。

 

ガラスブロックを活用することで、

柔らかな光を

部屋いっぱいに取り込めますが

今回はそういう使い方ではなくて

色のバランスを整えつつ

印象を柔らかくする為の工夫に

活用予定で、

その話しはまたの機会に・・・・・。

話しを戻して、

LDK空間も大工さんの作業が終盤で

リビング上部に計画した

吹抜けもその効能が「実体化」し始め

内側の環境と外側の環境の「つなぎ方」が

カタチになっていますよ。

ここに「色と素材」の効果が

プラスされるまではまだ少し・・・・・。

 

二階部分の室内の仕掛け。

 

二方向の壁に沿って仕掛けの箱を

造作でつくったところですが

これには役目がキチンとあって

大きな窓に沿った壁と

小さな窓に沿った壁では

それぞれ役目は異なります・・・・・。

 

カーテンを吊るす為の箱

カーテンBOXと

壁を照らす為の間接照明。

 

だけどよくある「ふつう」な状態ではなく

無駄な部分にもカーテンボックスが

続くようにデザインを仕掛けで

落とし込んでいますよ。

その訳は「空間の感じ方」での違い。

よくあるカーテンBOXは

窓とその周辺まで・・・・・。

カーテンを開けた時」の「房」が

留まる範囲までですが、

この部屋では窓を通り越して

壁の隅まで・・・・。

 

そして間接照明用のBOXと

連動する様にカタチをつくっています。

 

そうする事で壁面での「つながり」を

つくりだして「一体化」したような見え方に。

 

すると・・・部材の認識が減ります。

部屋に沢山の部材が見えると

ごちゃごちゃした印象に見えますよね。

 

だけど「パーツ」が必要という場合に

連続性を生み出しつつも

役目は異なっても

同じ部材となる事で「印象」が変わります。

 

スッキリと見える事で

部屋に対するパーツの認識が変わるんです。

 

シンプルに見える事で

部屋の印象を目的に沿うよう・・・・・。

 

同じ部屋でも「構成」によって

繋がり方も印象も

感じ方が変われば暮らしの時間も

変化しますからね。

 

良い意味での原因と結果のように

デザインの手法もその都度

工夫の意味は異なりますよ・・・・・・。

 

どんな意味での

暮らしの空間を生み出すべきか?

 

インテリアの構成は

そういった範囲の視野も

住み方には大切な考え方ですよ。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

良い意味で暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

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