奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りとプランと生活環境と暮らし方の設計デザインでの工夫の仕方色々と・・・現状お住まいの家の理解と把握が未来の暮らし方を変化させますよ、そのままで良い部分、改善すべき部分の密度を理解する様に。

2020年07月12日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※視界を閉じて光を反射で取り込み壁の量を増やしたLDK空間の設計デザイン事例

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

 

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

注文住宅では

どのように間取りを考えるのだろう?

おススメの間取りはあるのだろうか?。

玄関は南側がいいのか、

東側がいいのかどちらだろう?

 

等々・・・・・。

 

注文住宅(注文建築)を建てる際には、

間取りについてお悩みかもしれません。

 

快適に過ごすためにも、

コツを押さえて考えたいものですよね。

 

間取りを決める際には、

何を重視するのかを

しっかりと検討するのがおすすめです。

 

間取りを決める際におすすめしたい観点。

一つは、基本的に家の外部からも内部からも

考えておきたい範囲として

ストレス無くスムーズな「移動」が

できるかを重視して

部屋の配置(レイアウト)が出来ているかどうか?

 

快適さに大きな影響を与えるのが、

行き来が少ないか?

移動しやすいか?

という観点です。

 

これ・・・当たり前の事なのですが

意外に出来にくい事なんです。

部屋の事を優先するとその為の移動が

ないがしろになりやすいから・・・・・・。

 

部屋の位置に注目しすぎると

その位置への連絡通路が

意識から遠ざかったりしますから。

 

特に毎日同じ作業を行う「移動」については、

時間がかかる、

曲がり角が多いと厳しいですよね。

 

そこで、家事動線を意識して

部屋の配置を考えることがおすすめです。

 

たとえば、

洗濯では洗濯機・物干し場所・取り入れた後にアイロン掛け・折りたたみ

収納(クローゼット)等の間を

行き来しますよね。

 

キッチンであれば

シンク・コンロ・冷蔵庫の間を動くことが多いものです。

そういった一連の流れに使う部屋を

近くにすることで、

移動の大変さを減らせます。

 

収納を優先的に考えて、

そこから逆算して

部屋の配置を考える事もおススメです。

 

巣注文住宅でよく挙げられる失敗が、

収納が不足しているケースです。

 

普段生活している空間を

なるべく広くしたいと思って

削ると使いづらくなります。

 

なぜなら、

ものがあふれてくると

快適さも下がるからです。

 

毎回他の部屋に移動させて

片付けるのも面倒ですから、

収納場所は十分に確保するように。

しかし収納場所が多ければ多い程よいか?

というと・・・そういう訳では無く

生活に適合した適量という考え。

 

適切な量を把握して

それにちょうど良い量を収納できる・・・・・。

生活の環境と物量を知る事で

部屋構成に必要な寸法、サイズも

理解しやすくなりますよ。

 

収納スペースとして使える部分を

欲張りすぎない事です。

 

物に支配された生活は

暮らしの本分からかけ離れてしまいますよ。

 

現状持っている「収納物」のリスト化で

随分「スリム化」も出来ますよ。

 

意外に物に支配された暮らしをしている・・・・・。

というケースも多いのでは?

 

そして部屋構成について、

音を考えて配置するという事。

 

家の中には、

落ち着いて過ごしたい場所も

設けたいものですよね。

 

リビングや寝室などが

音の出る場所や通りの近くにあると

騒音が気になります。

 

また、風呂や手洗いの音が

隣家に聞こえるのは

気が引けるかもしれません。

勿論・・・家の中でも。

 

そういった音の気になる部屋は

なるべく道路や音の鳴る部屋から

離す事も視野に。

勿論「防音設備」を考えて整える考え方もあります。

 

どんなことに使う部屋なのかを考えて

隣接する場所

つながり方をイメージするように。

音の出る範囲という「目に見えない部分」の意識

をイメージしながら

必要な部屋を「挟み込む」事も考え方としてありますよ。

 

そして・・・採光性と風通しを

重視して部屋と

関連する部位を配置するという事。

住宅が受ける太陽の光や風を

うまく取り込みたい方も多いと思います。

 

普段過ごす時間の長い場所を

南側に配置すると、

採光性は確保できやすくなります。

 

しかしそれは敷地の内部だけの話しではなくて

敷地の外的要因、隣接地の状態でも

変化します・・・・。

 

方位の基本的な内容と特徴に

周辺要素と家の中の間取りの

拡張性と構成を加味して範囲を考える事が重要ですよ。

 

また、風通しは地域にもよりますが、

一直線上に配置しておくと

取り込みやすくなるということも

工夫もひとつです。

 

間取りを決める際に

おすすめしたい観点にも

色々な視野が存在して、

ここで書いたことは、

ほんの一部の考え方で、

敷地の状態や隣接地の状況

それらに順応して変えるべき

観点もありますよ・・・・・。

 

どちらにしても「暮らす」という行為に必要な

設計とデザインの工夫に

収納・動線・採光性などは

考慮しておく事が重要という事です。

 

ご自身にとって

大切だと感じるモノゴトを「優先的」に。

 

しかしそれは最初から「理解できる事」ではありません。

徐々に「知る」事で「理解」が深まり

納得しやすくなります・・・・・。

 

間取りを考える時間と物事を整理整頓する時間。

ただ・・・・・時間を掛ければよい

という事では無くて「理解の質」と「暮らしの本質」を

密度よく考えることが大切です。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインするように・・・・・・。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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