奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家と間取りと環境と暮らの調和・・・半自給自足と郊外の豊かさを楽しむ暮らし方のイメージを相談しながら昇華の途中に素材の事色々と検討中、吉野杉の家・設計デザインに意図を。

2020年04月05日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※外観イメージ図(一部昇華の途中)

 

住まいの設計とデザイン

暮らしを考える事色々と・・・・・。

注文住宅を建てようと考えている。

リノベーションを考えている・・・・・etc。

仕上げって気になりますよね。

室内でも室外でも印象が変わるという事

居心地に直結する。

 

絶対にこれが良いという事では無くて

選択という事ですけど。

 

家のイメージや暮らし方

そして元々考える価値観や

生活・暮らしの文化、

水準や様々な分岐の位置づけも

ありますけど、

元々の感性の部分もありますしね。

 

外壁や内壁に使う素材の件でも相談したり。

 

(仮称)葛城でスローライフと薪ストーブを楽しむ吉野杉の家新築工事

 

程よくミニマムで見せかけの自然ではなくて

本来の自然をコアに持つ

意識の住まいになるといいなと思うんです。

 

完全な自然素材になると難しい部分もありますけど

色々なバランスの部分もあるので

そこは住まい手さんとの相談を重ねつつ・・・・・。

 

暮らしに対して正直な住宅を建てる際には、

皆さん・・・素材選びは

悩ましいかもしれません。

 

現実と理想の調整の範囲も含めて。

 

特徴や性能をおさえて、

導入を検討したいですよね・・・・・。

自分達家族にとっての最適解を。

※室内イメージ図(一部検討の途中です)

 

今思う室内の壁仕上げ・・・・・・。

理想形は漆喰かなと思うんですが。

色々な兼ね合いありますけど

日本では長い期間伝統的に

使われてきた素材の一つ。

 

消石灰と呼ばれる焼いた石灰石に

水を加えた水酸化カルシウムを

原料としています。

 

この水酸化カルシウムには、

年月を経るとともに

もとの石灰石に戻ろうとする

性質があるのです・・・・・実は。

 

そこで、漆喰を使った壁は

そのまま放置しておくことで、

固く丈夫に変化する強みがあります。

 

漆喰の性能としても、

考えておきたいところに

どのような機能面での強みがあるのか?。

 

主に、調湿性に優れている

清浄作用がある点が挙げられます。

 

調湿作用がある漆喰をはじめとする自然素材には、

周辺環境の湿度を一定に保とうとする

機能があり、

湿度の高い状態であれば、

湿気を取り込むという事です。

勿論・・・飽和するケースもありますよ。

 

どんな素材でも万能は無いので。

 

反対に・・・乾燥しているときには

湿気を放出して部屋の湿度を調節します。

 

湿度が高いと、

疾患の原因になりうる

カビなどの繁殖を

引き起こしやすくなりますよね。

 

逆に乾燥状態が続くと、

肌荒れの恐れも高まるものです。

 

また、ウイルスの活動も

高まってしまう事等も

実際には分かっていますよね・・・・・。

 

僕たちも仕事柄

厚生労働省・国土交通省関連での

色々な「意味」を受け取りながら

調整していますから。

 

その課題を改善する上で、

漆喰の性能は大きな役割を

果たすといつも思っています。

でも・・・現実に使えるケースは少ないんです

色々な要因もあり。

 

ある意味・・・・「現代的な人間」が多い、

だからそういうケースが多いのかもしれませんけど。

制度や法律が逆行している

そんなケースもありますし。

 

その都度建築主事に確認しないと

いけないケースがほとんどだったり・・・・・。

たまに何のための「告示」と「大臣認定」?

と思う事もありますけどね。

現実問題の部分で・・・・・。

 

凄く脱線がちですけど

話しを元に戻しながら・・・・・。

 

調湿作用は室内環境には大事ですしね。

こういった極端な環境変動「素材の選択」で

抑えることにつながりますよ。

 

結果的に、過ごしやすいだけではなく、

健康にも良い家に

近づける事もありますよ・・・・・。

 

漆喰にある清浄作用を頼るという意味

だけではないですよ・・・・・。

 

基本性能とそれの使い方と

その場所の継続というところ。

勿論「珪藻土」もその他にも自然に近い素材の事。

身体にとって良いものが素材として使われて

その空間に囲まれるという価値観と

古来の素材を使うという意味。

 

性能には、調湿作用・清浄作用などがありますが

暮らしにとって、

何が魅力的であるのかを

考えながらです・・・・・・。

 

意識する事で見えてくる

暮らしのカタチがありますから・・・・・・。

 

居心地の差を感じる住まいのデザインを

考えてみませんか?。

 

暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの質的向上をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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