奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家で過ごす時間の事を大切に間取りの計画・住まいの設計デザインの感度として家事や生活に必要な日常の室内移動を意識するように。

2020年09月24日 | 家 住まい 間取り プラン

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※LDK空間のデザイン設計提案事例(CG)

廊下のどの位置からも出入りしやすい動線計画になっています

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

家を建てる事が目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

※LDK空間のデザイン設計提案事例(CG)

廊下のどの位置からも出入りしやすい動線計画になっています

 

部屋、家の形、サイズなど、

考える点はたくさんありますが、

暮らしの時間をスムーズに考えるには

間取りと動線計画の連動性を

考えておく事が大切ですよ・・・・・・。

 

特に毎日行う「家事」との関連性がある

動線計画は必須。

 

注文住宅で家を建てる際に

押さえておきたい

動線の計画について・・・・・。

 

動線とは、

家の中の移動を結んだ線のことを指し、

家事動線、通勤動線、衛生動線、

そして来客動線等があります。

 

それぞれの動線を考えるのは、

家づくりのために必須で、

動線がきちんと考えられていないと

家の中での移動で

余計な負担をかけてしまいます。

 

間取りが同じであっても

外と中への出入りの位置や方法

同じく室内での各部屋への

部屋位置や部屋のサイズが同じだったとしても

その出入り口の位置の違いや

出入り口の扉の違いで

移動が変わってきますよね・・・・・。

 

例えば、家事の効率化を考えると

移動する為の動線のポイント、

人の動きを短くなるように。

 

家事は掃除、洗濯、料理の

おおまかに考えて

3つに分けられます・・・・・。

 

つまり、

これら3つを行うための

移動が長いほど負担がかかり、

短いほど効率的に行えるということです。

 

そのため、家事動線を短くし、

移動が少なくなるよう

間取りを考える必要があります。

 

例えば、洗濯の負担を減らすために

洗濯機とベランダを結ぶ線を短くする、

ベランダと洗濯物をたたむ部屋を短くする、

などが有効だったり。

 

料理に関して言うと、

玄関とキッチンが近くなるように配置したり、

キッチンをコンパクトにしたりすると、

負担を減らすことにもつながります。

 

玄関とキッチンの距離が近いと、

重たい買い物の荷物を

運ぶ距離が短くなるためです。

勿論、それが勝手口の場合もありますよね。

 

そして、キッチンは大きくしたい

と考える傾向にもありますが、

あまりに大きいキッチンだと、

調味料を取る、

シンクで洗い物をする、

食材を切るといった簡単な作業でも

大きく移動しなければならず、

不便になるケースもあります。

 

そのため・・・・・。

家事動線の面から考えると、

移動距離をデザインして

コンパクトにまとまったキッチンの選択をしたり

普段使い用の「ウエットキッチン」と

ホームパーティーや来客時、

特別な時間を過ごす為の空間に用意する

「ドライキッチン」の存在を用意するなどの

設計デザインの手法もありますよ・・・・・。

 

プライベートシェフ・板前さんを呼んだり

ホームパーティーの時間に使うキッチンとして。

 

そして「回遊動線」という考え。

回遊動線とは動線が1本道ではなく、

円を描くように

繋がっている動線のことです。

 

回遊の動線だと、

より近い道を選んで回り込むことができ、

移動を短縮できます。

 

他にも、2本の道があるため

家の中で渋滞が起こりにくい、

といったメリットもあります。

 

朝早い時間だと、

通勤と通学で大人も子どもも

ほぼ同じルートを使い

同じ場所が目的の部屋だったりしますよね。

 

つまり、その移動を分割したり

逆の考えで目的地を別々にしたり・・・・・。

考え方次第で。

 

慌ただしく動く時間帯には、

移動ルートが複数あると

逆の意味で安心ですしね。

 

来客動線に注意する事も重要。

来客動線とは、お客様が家に上がり、

部屋に案内するまでに

通る動線のことです・・・・・・。

 

来客動線が多い家庭で

家事動線と大きく被っていると、

お客さんに家の様子を見られてしまいます。

 

2つの動線が

なるべく被らないように

計画するのもポイントです。

 

家事のための移動距離を短くし、

さらに回遊動線があると、

とてもスムーズに家事を行なえます。

 

家事動線を効率化する事も視野に、

過ごしやすい日常を・・・・・。

 

住み方のデザインは

人生を変えますからね

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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