奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

中庭のある家や風景を眺める考え方と窓のサイズとカタチの選択理由・・・提案する間取りと建築のバランスの意味、設計デザインは大事です、カタチの持つ意味を提案。

2020年04月07日 | 中庭 ライトコート デザイン 設計建築家

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※LDK空間提案デザインのカタチの意味を理解しやすいようにスタディ模型(CG回数制限同様に設計デザイン時の提案オプション費用)

 

住まい造りの事色々と・・・・。

みなさんが、

家にある部屋の間取りを最終的に

提案内容を決めたり、

新しい住まいの部屋を

決める際は何を重視しますか?

 

家の立地や土地の良し悪し、

考慮する点はさまざまな部分にありますが、

中でも重視してほしいのが、

窓の意味とカタチと方角です。

 

明るいだけがすべてではありませんし

見えるという事の意味や

窓からの環境と壁がある事での

メリット・・・・逆にデメリットが

暮らしに対して最終的にどのような

影響があるのか?

 

窓の持つ意味は単純では無くて

簡単には説明が出来ませんが

ある程度の一般的な、

メリットやデメリットを・・・・・。

 

まず、最も人気のある間取りや

最も重要視される窓の方角としては、

南向きの窓と部屋が挙げられます。

 

単純ですけど・・・・・。

 

南向きのメリットとしては、

なんといってもその陽あたりの

良さがありますよね。

 

一日中陽が当たり、

冬になっても日差しのある時間帯だと

暖かいということもよくあります。

 

さらに、洗濯物を干す場所が

南向きの位置にあるのであれば、

洗濯物も乾きやすくなりますよね。

 

それに加えて、

陽がよく当たるということは、

日中は電気をあまりつけずに

生活できるということですから、

光熱費の削減にも繋がるのです。

 

一方、デメリットとしては、

日が当たることの裏返しで、

夏は暑すぎたりしますし、

それを防ぐために「庇」や外構や庭工事での

コストが跳ね上がるという部分・・・・・。

 

良さと悪さは隣り合わせなので

そこは重要ですから・・・・・。

 

方位は全ての場所で

条件が同じでは無くて

風景や駐車場の位置関係、

暮らす時間の問題点や明るさを求めたことにり

発生する室内環境の変化・・・・etc。

 

見えない部分で侵食してくる問題点は

状況で変わりますからね。

 

次に人気のある窓の方角は、

東向きの窓・・・・。

 

メリットとしては、

午前中に陽が差し込むため、

朝は太陽と共に、

さわやかに目覚められるということが挙げられます。

 

デメリットとしては、

午後になると陽が入らないため、

部屋が暗くなってしまったり、

陽の短い冬場の午後などであれば、

日光がほとんど入らず

逆に寒いという事になったり。

夏の朝は早くから日射しが入るので

カーテン類のセレクトなどにも

気を付ける事が大事で・・・・・・。

 

さらに、東向きの反対として、

西向きがあげられますが、

西向きのメリット、デメリットでは

東向きと反対のことがいえます。

 

午後に陽が当たり

冬場も暖かいというメリットがあるのに対して、

夕日が差し込めるため、

西日がまぶしすぎたり、

夏場は夕方暑くなってしまう

といったことが挙げられるのです。

 

そして、北向きの特徴に関しても、

南向きの反対のことがいえます。

 

例えば、メリットとしては、

陽が一日安定した光であり

室内への直接光は当たらない分

デメリットとしては、

陽が直接室内に入らない分、

冬場寒くなってしまったり、

結露や湿気が多くなってしまうことが挙げられます。

 

窓は方位やサイズに合わせてだけではなくて

建物のサイズや環境性能と

室内に置く物や環境の整え方を

理解して考えることが大事・・・・・。

 

単発、単独の性能ではなくて

全体性能の意識で考える様に。

東西南北、4方向の方角の違いや

メリット・デメリットについて、

それも関係しますからね・・・・・。

 

窓というのは、

毎日の生活に欠かせない

陽の光が入ってくるか

そうでないかを決定づけるものですから、

自分の生活時間と

暮らしの環境と家

そのものへの「理想と現実のさじ加減」。

 

求めすぎると人間の感覚の繊細な部分と

鈍感な部分のバランスが崩れて

家の環境がマイナス面に感じやすくなり、

人の感覚が理想で追い求めたものと

現実の違いに

ついていけない状態になりますからね。

 

人間はデジタルのようでアナログですから。

勿論その逆もあるので

相互間の程よさが大事。

 

内面の理想で考える事

様子を見ながら外側と内側の

両面から俯瞰で着地を考える意味・・・。

 

居心地のリアルは

素材単独では無くて

集合体になった空間や家としての

認識に変化しますからね・・・・・・。

 

合計を考えることが

着地成功への大事な部分。

 

程よさが生まれる為の

デザインを考えてみませんか?。

 

暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの「質的向上」を

いつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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