物事を判断するとき、私たちは知性で判断するようにしている。

過去のデータや事例を参考にして理論的に考える。

 

それでも必ずついてくるのが、自分の感情だ。

不条理であっても、理屈に沿ってなくても

怒れることはあるし、有頂天になることもある。

 

感情をそのまま表に出すことは、恥かしいことであり

知性で抑えることを求められてきた。

 

しかし、感情は無くなったわけではない。

隠れていただけだ。

そして今、抑えられ隠れた感情がネット上に散りばめられている。

 

大切なことは、感情に気づく力を養い

怒りや不安、焦りを感じる時はどういう時か

見つめられるようにすることだ。

 

イライラしている

怖がっている

ドキドキしている

気持ちいい

楽しい

がっかり

恥ずかしい

心配している

焦っている

嫌だ

 

こんな感情は誰でも持つ。

 

物事を進めるには知性は必要

でも、感情はそれをじゃまするものではない。

共存が必要だと思う。

 

自分の感情を誤魔化してはいけない。

「今、怒ってるな」と気づくだけでいい。

それだけで怒りが収まることもある。

 

根深い怒りは、自分の中に「意味づけ」がある。

「意味づけ」がわかれば、自分を許すことができる。

 

まずは、自分の感情に気づくことから始めよう。

激しい感情を持つことは悪いことじゃない。