撮影場所 岡山県倉敷駅
蒸気機関車の走っていた頃は黒い瓦屋根や板壁の民家も多かったので風景もモノトーンでしかも機関車の煙で駅舎もくすんでいた。手摺りや建物に手が触れると薄黒く汚れる。夏場はカッターも汚れがつく。
蒸気機関車の多かった北九州の風景はくすんでいた。北海道の風景は屋根の色が青などや赤も多くそんなにくすんで見えなかった。
日本の町並みの建物も看板も華やかになった。
倉敷駅も橋上駅になり南北から入れるようになった。
夏場なのであろう客車の窓は開いている。
このころはまだ貧乏だったなあと思う。都会の通勤列車にもクーラーは無かった。