懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

大楠

2020年11月27日 | 旅行
楠には巨木が多い。
茅葺き民家を撮りながら楠を見て歩いた。
階段や山の斜面はいけないので、車椅子で行ける範囲の楠を見て回った。
全ての木の中で一番幹回りの太い、鹿児島県姶良市蒲生の大楠を初め九州、四国を回った。1000年生きた巨木に圧倒される。

徳島の加茂の大楠は、平地の民家の無い所にあるので枝も、四方に張り見応えがある。大宰府天満宮は梅の名所だが、梅の木はそれほどでもない。それよりも楠の巨木が30本もある。そんなのはテレビでも放送されていない。
楠の原生林の中に神社を建てたのか後で植えたのか分からない。
楠も巨木になると傷んだのも多い。しまなみの大三島の神社の大楠は傷んでいる。
楠の巨木は寒い地域にはない。九州から近畿あたりが多い。

何故、楠は大木になるのか1.成長が早い、2.樟脳を採るくらいだから殺虫効果がある。それでも楠は家の庭に何本が自然に生える。鳥が実を食べ糞をするのが生えるのだろう。鳥には楠の実は毒にならないのかと思ってしまう。

楠の大木のある茅葺き民家の奥さんと話をした。
楠の小さな根が畑まで伸びてきて大根やニンジンは樟脳の匂い美味しくない。
太い枝をの剪定したのを割りタンスにいれるとタンスにゴンを買わなくて済む。

佐賀県川古の大楠




最新の画像もっと見る

コメントを投稿