鉄板を使った料理にお好み焼き、焼きそば、焼きうどん、もんじゃ焼きがある。
もんじゃや焼きは馴染みがない。
お好み焼きは洋食と呼んでいた。何銭洋食という言葉が兵庫県には残っている。
子供の頃はソースを使う料理は洋食であった。もちろん肉など入っていない。具は練り物の蒲鉾、丸テンプラとキャベツ天かすだったが美味しかった。お好み焼きを洋食と呼んでいたのは恥ずかしくて若い人には言えない。
高校生になると、豊になりかけていた、アルバイトの金を持っていたので、お好み焼きを食べに行った。
豚肉の入ったのが70円だった。イカと豚肉のデラックスを食べた時は昔の洋食と呼ばれていたのを軽蔑した。それでも上に掛けるのは、鰹節は贅沢でイリコ節やサバ節だったように思う。
私は宮崎県で仕事を始めた。宮崎にはソースの食べ物が全くないのに気付いたた。お好み焼き、たこ焼き、焼きそばの食べる文化がないのだ。
甘い饅頭しかないのである。しかも、大きな声で饅頭というなというのだ。女性のあそこの隠語だという。そんなの知るか!
今はお好み焼きや焼きそばは注文するが焼きうどんは少なくなった。焼きウドンと言っても具は焼きそばと同じで麺が変るだけだ。
久しぶり家内に焼きウドンを作ってもらった。焼きうどんにするのは腰の強い讃岐うどんは向かない。市販の安売り3玉100円のうどんの方がよい。
お好み焼きソースで味付け。青のり、鰹節、紅ショいウガを降る。
岡山では焼きうどんより津山のホルモンうどんが人気がある。B1グランプリで2位になった。B1グランプリ で一位になった富士宮やきそばと横手のやきそばが一位になった。特徴はイワシ節を振りかける事が特徴だそうだ。昔の貧しかったころは、どこもイワシ節だつたのにと思った。
みんなイワシ節だった。