潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性症候群について調べていると、うつ病という言葉が何度も出てきます。双極性障害（うつ病と躁病の両方）、パニック性障害という言葉も。さらに、花粉症、ぜんそく、アトピー、関節症、目の病気、不眠症・・・と、病気のリストがどんどん長くなっていく。これはいったいどういうことなのか・
人間は、ここまでやせても生きていられるのかというぐらいの重度のクローン病を根治させたアメリカのジョルダン・ラビンさん（現在医師）の病名は１０以上で、さらに２０近い症状が加わっていました。
極度の慢性カンジダ症
アメーバ赤痢
クリプトスポリジウム原虫感染： 小腸に激しい炎症を起こす
黄疸（肝臓と胆のうに問題あり）
不眠症
初期の糖尿病 （血液の循環が大きく損なわれひざから下が紫になる）
脱毛
心臓の炎症
目の炎症
前立腺と膀胱の炎症
急性腸閉塞による痛み、下痢、嘔吐、深刻な栄養不良
腹部右下部の痛みと圧痛
発熱
極度の貧血 血液中の鉄分 ゼロ
脱水症状
上昇したC反応性たんぱく質 （慢性炎症と細菌による炎症があることを表し、心臓発作と心筋梗塞を誘発する可能性が高くなる）
貧血による赤血球の減少 （赤血球は酸素を運ぶ）
慢性疲労、
頭痛、
虚弱体質
筋肉と関節の痛み、硬化
集中力の低下
異常な体重減（腸にポケットができ、そこに膿がたまることが原因）
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潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性症候群の病気の原因について考えてみると、最終的には次のようになる。
● 根本的な原因
戦後、世界中で使われるようになった人間が作り出した化学物質。
そこに次のうち、ひとつかふたつ、あるいはみっつが重なります。重なり方は、その人のＤＮＡや性格、環境が影響する。
１）腸内細菌の異常
２）ヘルペス ウイルス
３）ストレス
これらが引き起こす病気は、みっつの病気だけでなく、おそらく３０種類、５０種類、もしかすると、１００種類とかすごい数になるのでは。特に、ストレスは、ありとあらゆる病気につながっています。骨折や捻挫、打撲、腰痛、やけどなどは、一見、ストレスとは関係がないように見えますが、実は、人間関係や仕事、学業、経済的なことがプレッシャーになり、こころの余裕を失うことで、注意力が散漫になり起きることが多い。
イギリスのニュースリポーター ゲイル・ポーター
大腸炎の痛みの原因について調べていたら、なぜかイギリスのニュース司会者のゲイル・ポーターさんの動画に行き当たりました。彼女は、大腸炎とが関係がありません。
ゲイルさんは１９７１年生まれ。２０代初めだった彼女は、どうしてもテレビのニュース司会者になりたくて、人一番の努力をしていました。ですが、のしかかる仕事のプレッシャー、うまくいかない結婚生活、初めての出産子育てが次々と引き金になり、うつ、双極性障害、そして、最後には、髪が・・・という事態に陥ります。
でも、あるとても単純な、でも、彼女の人生においてはとても重要なことがきっかけで、こころの病気はすっかり消えていきました。
西洋医学の優れた点は、原因がはっきりしている症状に病名がつくと、確立された治療方法があれば、治癒されていく。ですが、原因が不明な場合、病名や症状名だけが次々と追加され、薬を使っても食事を変えても治らない、治りきらない。
ジョルダンさんの場合は、単に、ストレスと、腸内細菌、食べ物に原因があった。
ゲイルさんの場合は、ストレス。
病名の羅列に気を取られるよりも、根本的な問題にまっ正面から向き合うことが、根治への一番の近道になる。でも、現実は、あれこれ事情といいわけが重なり、向き合えない、向き合わない。
開眼。これが、原因不明で治らない現代病で慢性の病気の最も重要なこころとからだの薬・・・。
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