青黛6 炎症を引き起こす物質を減らす青黛 | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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中国のYuan研究者が率いる西洋医療研究者らは、2009年に、マウスを使い、異なる量の青黛を与えて、1-2週間の治験を行っています。

潰瘍性大腸炎による大腸粘膜の炎症は、いろいろな原因で起きます。そのひとつは、白血球のひとつであるマクロファージです。

炎症が起きている大腸の内粘膜、そして、血管の中には、異常なほどの数の白血球であるマクロファージが確認されています。
マクロファージは、ばい菌やウイルスを飲み込んで退治する働きをします。ですが、炎症を引き起こす物質(TNF-α, IL-1β and IL-6)を量産する働きも同時にあります。なんで? 熱を起こしてばい菌を弱めるため??

 

画像の中央がマクロファージ。黄色と青の矢印が炎症を引き起こす物質。

 

 


https://basicmedicalkey.com/inflammation-and-immunity/


この実験では、50匹のマウスを10匹ずつ5つのグループに分け、違った量の青黛を与え、マクロファージの数がどう変化するのか観察しました。
結果は、青黛を与えることで炎症を引き起こす物質の量が激減しました。

Yuan研究者らは、青黛が、マクロファージ炎症を引き起こす物質を減産させることを確かめたのです。

このことは、青黛についてよく知らなかった日本の西洋医療研究者らの興味を強く引きつけることになります。

https://cmjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13020-015-0061-x

感想:
今から10年も前に、中国で青黛が、大腸の炎症を改善することを確かめた確かめた研究があった。知っていました?? 本来なら、潰瘍性大腸炎とクローン病の救世主ともなるべき治験だったと思います。でも、埋もれてしまった。

もしも、青黛の適切な使用方法と安全性が確かめられれば、患者にとって吉報となりえそうです。