漢方薬の青黛は、リュウキュウアイやホソバタイセイといった植物から採れる成分です。
(シャクソウ科のマラン、マメ科のキアイ、タデ科のアイ)
青黛を含むこの植物の原産地は不明で、アジア、北米、ヨーロッパ、アフリカなど、世界中で繁殖しています。
粉末は、藍色から黒っぽいというように採れる場所によって異なります。
漢方の本拠地である中国では、青黛の効用は、熱を取り、毒素を減らすとされています。
青黛を大量生産している特産地が、福建省にあります。青黛に含まれる炎症に効果がある成分が、他の土地に比べ2.5倍も含まれていることから、漢方を中国から輸入している卸の会社から、購入することになりました。
青黛は、中国でもヨーロッパでも、写真のような伝統的な工法で製造されます。
青黛畑の端っこに、コンクリートでできた大きな器があります。その中に、青黛から作られた液体と、石灰を混ぜたものがたっぷり。
作業をしているのは、年配者らです。
器の中に青黛と石灰、水を入れて、かき混ぜ続けると、成分が浮き上がり、表面でぷくぷく状に。
強烈な太陽の下、水分が徐々になくなり、乾燥。
こうして、古くからの伝統的な手工で、青黛が完成します。
今回の治験用の青黛は、粉末タイプでした。錠剤カプセルに製剤を入れる作業は、病院内ではなく、製薬会社で行われました。
1カプセルは、0.25gの青黛が含まれていました。1回に4カプセル、1日に2回、合計8カプセルで2グラムです。
★ 厚生労働省から青黛の副作用についてお知らせあり
参考サイト:
感謝!
http://www.nbd.com.cn/galleries/312
●資料館生薬データベース
福建省では Indigofera tinctoria と Strobilanthes cusia,
https://ethmed.toyama-wakan.net/Search/View/10338
●薬草と花紀行のホームページ
https://yakusoutohana.shop-pro.jp/?pid=134018224
タイワンコマツナギ(台湾駒繋、学名:Indigofera tinctoria、英語:true indigo)は、マメ科の被子植物である。
タイワンコマツナギ(台湾駒繋)Indigofera tinctoria Linne
真正双子葉植物Eudicots>中核真正双子葉植物Core Eudicots>バラ類Rosids>マメ群Fabids
マメ目 Fabales
マメ科 Fabacea(Leguminosae)コマツナギ属Indigofera
キツネノマゴ科のリュウキュウアイ(琉球藍)Strobilanthes cusia
解熱,消炎,止血,解毒薬として,小児の驚癇疳熱,失血,腫癰などに応用する.また口舌瘡,扁桃腺炎,喉頭炎,歯齦炎,悪瘡,蛇虫咬傷などに外用する. 医学体系 中国医学 伝統医学的薬効 分類 清熱解毒薬 薬効 [性味] 鹹,寒. [帰経] 肝経. [効能] 清熱解毒,涼血消斑. [主治] 温毒発斑,血熱吐衄,胸痛咳血,口瘡,耳下腺炎,喉痺,小児驚癇に用いる. 青黛 |
抗ガン漢方について
https://kampo.club/cancer-kampo02/index.html
●沖縄本島におけるリュウキュウアイの泥藍つくりに関する研究
福建省の青黛は、リュウキュウアオイ
●青黛の製造過程の写真
福建省仙游郡の青黛有效成分含量は、薬局の基準の2.5倍
原文網址:https://kknews.cc/news/lz3j9gz.html
https://kknews.cc/zh-my/news/lz3j9gz.html
福建省莆田市德龙药业有限公司 青黛の量は、1.5倍
2008年10月、中国で初めてIndigo NaturalisのGMP認定に合格し、認定を取得しました。 2009年には、生産資材の基本生産を完全に実現しました。当社はこれまで、インディゴナチュラリスの製造を専門とする国内でも数少ないメーカーのひとつであり、薬の植え付け、加工、製造、販売、技術の研究開発を統合した現代の中国の漢方薬製造企業です。