22)肉と魚の制限: 超低たんぱく質の食事でクローン病再燃を94%予防: | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

                               ★ 仲間同士の情報交換サイト! ★

最も大きな特徴は、動物性たんぱく質の制限です。魚は、1週間に一度、それも、ふつうの食べる量の半分。肉は2週間に一度。やはり、一度に食べる量の半分。

 

クローン病や潰瘍性大腸炎の炎症を抑えるため、肉は、
1)食べたほうが良い
2)食べないほうが良い
このふたつの説があります。

 

 

1)肉は、食べたほうが良い説
支持派:
大腸で炎症が起きているときは、炎症で壊れた細胞を修復させるため、肉が必要。
反論派:
でも、治験参加者らは、寛解、または、寛解一歩手前の状態で全員、退院しています。つまり、炎症でひどく壊れた細胞は、そのとき、腸のにはなかった。それゆえ、肉を食べる必要性は、特になかった。

 

2)肉は、食べないほうが良い説
支持派:
肉の中には、炎症を引き起こす物質が含まれている。
反論派:
それって何? 
肉を食べ続けながら、完治に持って行った人がいる。肉は、関係ないか、治癒に関与している。

 

 

仲通総合病院では、卵は、毎日、食べても良いことになっている。卵と肉の違いは何なのか?

魚は、なぜ食べても良いのか? 1週間に一度、通常の半分を食べても良いのなら、その量を小分けにして、1週間に3度、食べても良いのか?

なぜ、肉や魚の量が制限されているのか?餌に人工的な化学物質や抗生物質が含まれているためか? 魚の重金属が問題なのか? 有機栽培無農薬、ホルモン剤、抗生物質なしの餌で育った牛や豚、鶏なら食べても良いのか?

仲通総合病院の栄養士さんたちから、直接、話を聞きたい!!

 

【参考文献】
1)クローン病、潰瘍性大腸炎に効果的なセミベジェタリアン食に関する論文が 「World Journal of Gastroenterology」に掲載
~ セミベジェタリアン食が再燃防止に極めて有効 ~
 社会医療法人明和会 中通総合病院 消化器内科 千葉 満郎医師ら
2)生活スタイルに関連して起きるクローン病。準ベジタリアン食事療法で再燃は防げる 2010年
Lifestyle-related disease in Crohn's disease: relapse prevention by a semi-vegetarian diet.
 World J Gastroenterol. 2010 May 28