OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

ノスタルジック東京36~文京区白山から小石川へ~

2020年02月18日 | ノスタルジック東京

ノスタルジック東京27~文京区白山・花街の名残り~
ノスタルジック東京28~文京区白山の歴史ある建物~の時に、
日差しのタイミングが悪かったり車が停まっていたり等、うまく撮影出来なかった場所を再度撮りに行きました。
※撮影は2019年8月ですので現状は未確認です。


白山にある質屋さん。
少し首を伸ばすと・・^^;


奥に長ーーい建物です!

その近くの石畳がある路地には、風情のある木造建築。

遊郭建築を思わせるような大きな格子窓。



下見板張りの大きなレトロ建築です。




そしてこちらはかつての白山花街の『竹の家』というお店だった、現在は一般宅。

リフォームされていますが、玄関上部の、アールを描いた造りは残されています。
以前は、このアールに合わせて竹が組み込まれていました。

塗り直しただけではなく板も張り直したのかな?
以前の板張りの時と近い色です。


花街の名残の、見事な格子は以前と違う色に塗り直されています。
木材も新しいので組み替えたのかも。
それにしても、
各地の文化財級の遊郭建築や赤線建築がどんどん壊され、まったく別物に建て替わってしまう中、
お金をかけて造りはそのまま再現、風情を残すって素晴らしいですね。
こちらのご主人には勝手ながら頭が下がります。


白山から小石川方面へ移動しました。

建築計画のお知らせが貼ってある事務所兼住宅?だったようなレトロな建物。


リフォームしながら活用してらっしゃるお宅も。


銅板建築もあります。



この辺りでは貴重な銅板建築。
このお隣に素敵な洋館風の歯科医院がありましたが、解体されて駐車場になってました・・



「保証牛乳」と読める建物。
最初、保健牛乳かと思いましたが保証牛乳であることをインスタのフォロワーさんが教えてくれました。
長くなるので省きますが保証牛乳と検索すると出てきます。もう倒産しているのでとても貴重な看板ということです。



このあたりも私が本郷に住んでいた頃、何度も来たことがあり商店が並んでいた記憶がありますが
今では閉業、再開発の波がそこまで来ています。


ここ何屋さんだったかなー「翁家」と書いた板の箱がある。

こちらも二階に「おたふく窓」があり、貴重な木造家屋。



この昭和な風景も壊されちゃうのかな・・



こちらの通りも建築計画のお知らせが。冒頭にも書きましたが画像は8月なので、もうないかも・・



せめて画像に残しておこう。



懐かしい「えんま通り商店街」に来ました。昔は2階建ての商店が立ち並んでいたんです。
でも当時は私も若過ぎて、銅板建築があったことすら見えていません。







銅板のパン屋さんでパンを購入しました。



こちらはなんとなく覚えてます。
レトロ建築に目が行かなかった10代後半から20代後半でも、いい感じだなーと思った記憶が。


小石川近辺は一番危機感を感じました。
もうしばらくするとマンションだらけの没個性の街になりそうです。
住みよい街になることは必要かもしれませんが、小石川に限らずやり過ぎ感が否めない。
環境問題の観点からしても資源の無駄遣いは環境への負荷が多大であるし、
歴史的価値のある建築物を修繕しながら大切に住まわれる白山の「竹の家」だったお宅に、私は敬意を覚えます。




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