小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

卍(まんじ)(小説)(2)

2020-07-07 08:14:21 | 小説
だが男子生徒の刺すような熱い視線が京子の体に集まっているので、京子は立ち竦んだまま何も出来ない。
「さあ。早く脱ぎな。脱がないと、お前が純にした事を先生に全部、報告するぞ」
森田が恫喝的な口調で言った。だが京子は、どうしても脱げない。どうして花も恥らう乙女が、クラスの男子達の前で、裸になることが出来よう。
「ゆ、許して。森田君」
京子は救いを求めるように森田を見た。
「しょうがないな。じゃあ、全部は脱がなくてもいい。パンティーだけになりな」
森田は口を尖らせて言った。パンティーは許してもらえるということが京子をかろうじて安心させたのだろう。京子は、男子生徒の見守る中、ワナワナと服を脱ぎ出した。セーラー服を脱ぎ、スカートを脱ぎ、ブラウスを脱いだ。京子の体を覆う物はパンティーとブラジャーだけになった。京子はブラジャーをはずす事をためらって、許しを求める視線を森田に向けた。
「それもとるんだ」
森田は容赦なく命令した。京子は背中に手を回してブラジャーのホックを外して、ブラジャーもそっと床に置いた。京子は覆いのなくなった胸を隠そうと、両手でヒシッと胸を覆った。森田はつかつかと、戸惑っている京子の背後に回ると、無防備になっているパンティーのゴムの縁をつかんだ。そして一気にずり下げて、片足ずつ持ち上げて、パンティーを抜きとってしまった。
「ああっ」
京子は、思わず叫んだが、もう遅かった。
「おおっ。すげー」
クラスの男達は丸裸になった京子を見て感嘆した。森田は京子の服を全部、持ち去って机の上にドッカと座った。
「も、森田君。約束が違うわ。パンティーは脱がなくてもいいと言ったじゃない。パンティーを返して」
京子は必死に訴えた。
「別に約束が違ったりはしないぜ。パンティーを自分で脱ぐのは恥ずかしくて、出来ないだろうから、代わりにオレが、脱がしてやろう、という意味だったんだ。お前の早トチリだぜ」
確かに言葉の点では矛盾がない。京子は言い返せなかった。京子は、アソコを手で押さえて立ち竦んでモジモジした。それ以外、京子に何が出来よう。服をとられている以上、教室から出ることも出来ない。
「すげー。京子の丸裸が見られるなんて夢のようだな」
「こうやってモジモジしてるのを見るのが一番、楽しいな」
「アソコを見られるのが恥ずかしいなら後ろを向けよ。そうしたらアソコを手で隠さなくてもいいじゃないか」
「でも、そうしたら尻の割れ目を見られちゃうじゃないか」
「それなら尻の割れ目を手で隠せばいいじゃないか」
「それも恥ずかしい姿になるじゃないか。違うよ。後ろを向いたら、何をされるか分からないから、怖くて後ろは向けないんだよ。オレ達の動向に対して警戒してなきゃならないから、前を向くしかないんだよ」
男達は口々に勝手なことを言い合った。
「おい。みんな。今日は女の体の構造と生理を調べる貴重な実習だぞ。みんな。京子の前に集まれ」
森田が真面目っぽく言った。
「ああ。そうだったな。もっと間近で見ようぜ」
そう言って、男達は席を立って、ゾロゾロと黒板の前の京子の所に集まっていった。それは、ちょうど生殖において、一つの卵子に無数の精子が集まる様子と似ていた。
「い、いやっ。来ないで」
卵子は生物学的法則と違って、集まってくる精子から身を引こうとした。男達は京子の体に触れんばかりに間近に近づいた。
「うわー。すげー。こんなに間近に女の裸を見るのは生まれて初めてだよ」
男達はみな、鼻息を荒くして京子の体をじっくりと見た。皆は、手を伸ばして京子の太腿や尻を触り出した。
「うわー。柔らかくて、気持ちいい」
京子の太腿に手を伸ばして触った男が言った。
「オレ。母親が、オレが子供の時、死んじゃったから母性愛に餓えているんだ。一度、女の太腿にしがみつきたいと思っていたんだ」
そう言って彼は、京子の太腿にしがみついて太腿に頬ずりした。
「どれどれ。尻の穴を見てみよう」
そう言って一人が、京子の後ろに回って、尻の割れ目を開き出した。
「ああー。や、やめてー」
京子は、尻の肉に力を入れて、割れ目をキュッと閉じ合わせた。
「おい。遊びはそれくらいにして、女のアソコの構造をしっかり調べるぞ」
森田が言った。
「おい。京子。教壇の上に乗って仰向けになるんだ」
森田が言った。だが京子はピッチリと足を寄せ合って動こうとしない。
「仕方がないなあ」
森田は、男子の四人に目配せした。目配せされた四人は、ニヤリと笑って、京子の手足をつかんだ。
「嫌っ。やめてっ」
京子は抵抗してジタバタしたが、四人の男の力には敵わない。京子は持ち上げられて教壇の上に仰向けに乗せられてしまった。森田が縄を渡した。四人は、それぞれ、京子の手首、足首を縛って、教壇にくくりつけた。京子は教壇の上で大きく足を割り開かされ、大の字にさせられてしまった。これでもう胸もアソコも隠しようがなくなった。
「み、見ないで。お願い」
京子は、憐れみを乞うような口調で言った。だが、そんな哀願が、性欲まっ盛りの男達に通用するはずがない。男達は初めて見る女の秘部を、目を皿のようにして見つめた。京子は恥ずかしくて赤くなった顔をそらした。
「すげー。女のここの実物を見るの、生まれて初めてだよ」
言われて京子の体はピクッと震えた。男達はしばし、京子の丸出しになった女の割れ目を生唾をゴクリと飲み込みながら見つめつづけた。頭にしっかりと記憶させるように。
「この中はもっと複雑になっているんだ。よし。じゃあ、割れ目の中を調べよう」
そう言って森田は、京子の閉じ合わさった割れ目を指で大きく開いた。つるつるしたきれいなピンク色の粘膜が現れた。
「うわー。オマンコの中ってこんなになっていたのか。まるで内臓みたいだ」
「そうだよ。ここはもう、内臓なんだ。唇の中と同じさ」
「これ何だか知ってるか?」
森田は、割れ目の上の方を開いて小さな突起を指差した。
「し、知らない。一体、何なの」
「クリトリスさ。男のおちんちんに相当する物さ。ほら。こうやれば皮が剥けるだろ」
そう言って森田はクリトリスの皮を剥いた。
「本当だ。一体、それ何をするものなんだ?」
「これは女の性感帯だ。ここを刺激すると女は興奮するんだ」
そう言って、森田は京子の顔を覗き込んだ。
「お前もオナニーする時、ここを揉むだろう?」
「し、しません。そんなこと」
京子は真っ赤になって首を振った。
「ふふ。本当かな」
森田はそう言って、クリトリスをゆっくり揉み始めた。
「ああっ」
クリトリスがみるみる大きくなっていった。
「や、やめて。森田君」
森田は揉むのをやめた。京子は、ハアハア苦しげに息をしている。
「ほらな。こういう風に興奮するだろ」
森田は、あたかも実験のように説明した。
「本当だ。クリトリスって名前は聞いたことあるけど、こういうものだったとは知らなかった。すごい勉強になるな」
真面目なのかふざけているのかわからない口調で一人が言った。
「セックスでおちんちんを入れる女の穴ってどこにあるの。見当たらないけど」
一人が言った。
「あっ。あった。小さな点が見えるよ」
そう言って彼はピンク色の膣前庭の中の小さな点を指差した。
「違うよ。それはオシッコが出る穴だよ」
森田が言った。
「どうして?オシッコが出る穴が、おちんちんを入れる穴だろ」
「違うよ。お前、全然、わかってないな。男はオシッコと精液が出る穴はおちんちんの先で同じだけど、女は、オシッコが出る穴と、おちんちんを入れる穴が別なんだ」
「ふーん。知らなかった。そんなこと」
男は感心したように言った。
「じゃあ、セックスの時の穴ってどこにあるの?」
「ここだよ」
そう言って森田は、膣前庭の下の方を大きく開いた。そこには窄まった穴が確かにあった。
「あっ。本当だ。窄まった穴がある。随分、下なんだな」
「ここが、おちんちんが入る穴なんだ。この穴の中に膣壁があって、その奥に子宮があるんだ。ここが本来の性感帯で、この穴の中を刺激されると、女はすごく興奮するんだ」
そう言って森田は京子に視線を移した。
「京子。お前も、オナニーする時は、ここに指を入れてこするだろ」
「し、しません。そんなこと」
「そうかな」
森田はしたり顔で、中指を京子の女の穴に差し入れた。窄まっていた穴に森田の指がスルッと入った。まるで蛇が卵を飲み込むようにスルリと。
「すげー。指が入っちゃったよ」
男達は感心したように言った。森田はしたり顔で、入れた中指をコニョコニョと動かし出した。
「ああー」
京子は、苦しげに眉を寄せて、体をくねらせて、尻をプルプル震わせながら、苦しげな喘ぎ声を出した。京子はハアハア喘ぎ出した。
「ほら。京子は今、気持ちいいんだよ」
森田はしたり顔で言った。京子のアソコがクチャクチャ音を立て出した。同時に、白い粘っこい液体が穴から溢れ出てきた。
「うわー。すごい。ネバネバした液体が出てきた。何なの。これ」
「ふふふ。これが愛液さ。女は興奮すると、この愛液が出てくるのさ」
「何で、そんな液体が出てくるの」
「男のおちんちんを受け入れやすくするためさ。乾いているより、濡れている方が、液体が潤滑油になって、おちんちんが入りやすくなるだろ。京子は今、男を求めているんだ」
「森田君。やめて。お願い。指を抜いて」
京子は体をプルプル震わせながら言った。
「じゃあ、お前のオナニーについて正直に言いな。月に何回くらい、どんな時にオナニーするんだ。正直に言ったら指を抜いてやる」
そう言いながら森田は、指を動かしつづけた。
「い、言います。生理前になると、エッチな気持ちになってきて、オナニーしてしまいました。生理前に、三回くらいオナニーしています」
京子は焦って早口に言った。
「よし。一応、言ったから、指を抜いてやろう」
そう言って森田は指を抜いた。指には、べったりと京子の愛液がついていた。森田はそれをティッシュで拭き、京子のまんこについている愛液もティッシュで拭きとった。
「すごいな。女って皆、こんなにエッチなの」
「人によって違うよ。京子の場合、淫乱度が相当、強いな」
「女の性感帯って、クリトリスと膣だけなの」
「違うよ。女は全身が性感帯だよ。だけど人によって一番、興奮する所は違うんだ。よし。じゃあ、今度は、京子の胸の感度を調べてみよう」
そう言って森田は京子の胸に視線を向けた。
「京子は胸も大きいから、胸の感度もいいだろう」
そう言って森田は京子の丸出しになっている乳房をゆっくり揉み出した。時々、乳首をそっとつまんだ。だんだん京子の乳首が大きくなり出した。
「ああっ」
京子は、また苦しげに眉を寄せて、小さく喘いだ。
「すげー。京子の乳首が大きくなってきたよ」
一人が言った。
「乳首も女が興奮すると勃起するんだよ」
そう言って森田は、しばし京子の乳首を揉んだ。男達は羨ましそうに京子を弄んでいる森田と、弄ばれている京子を見た。
「他にも、京子の感じる所を探してみよう。女は全身が性感帯だからな」
そう言って森田は、京子の首筋や耳朶をそっと撫でたり、脇腹をすーと撫でたり、足の裏をコチョコチョくすぐったりした。森田の全ての行為に京子は、
「ああー」
と、苦しげに喘いで、体を激しくくねらせた。
「すごいな。京子は全身が性感帯だ」
森田は京子の脇腹をすーと撫でながら言った。
「オレにもやらせて」
傍で見ていた一人が、もう耐え切れないといった様子で、京子の胸に手を伸ばした。彼は京子の胸を揉んだり、乳首をつまんだり、口に含んだりした。すると、他の者達も、
「オレも。オレも」
と言いながら、京子の体を触り出した。無数の手が京子の体に伸びていった。
「ふふ。心ゆくまで京子の体の感触を味わいな」
森田は余裕の口調で言って身を引いた。皆は、貪るように京子の柔らかい体を揉んだり舐めたりした。
「ああー。やめてー」
京子は悲鳴を上げつづけた。
これ以上の屈辱があろうか。丸裸にされ、大の字に教壇の上に縛りつけられて、身動きのとれない体を、クラスの男子に寄ってたかって、弄ばれているのである。
二人が両側から、京子の乳房を片方ずつ揉んだ。
「ふふ。乳房にマッサージや愛撫をすると、乳腺を刺激することでバストの血行が良くなり、胸が大きくなるんだ。うんと揉んでやれ」
森田は笑いながらそんなことを言った。
「よし。それなら京子の胸を大きくしてやろう」
言われた二人は、そう言って京子の乳房を荒々しく揉んだ。

アソコに真っ先に飛びついたのは、京子にラブレターを出したことのある、熱烈に京子を好いている助平である。京子は、ラブレターの返事をせず、それ以来、助平を無私した。助平はクラスの女生徒のスカートを、相手かまわず、めくったり、女子のパンティーを盗んだりとスケベな上、顔も性格も悪く、京子は助平につきまとわれたくなかったのである。

助平は、目の色を変えて、京子の女の割れ目を開き、女の穴に指を入れ、ハアハアと息を荒くしながら、さかんに指を動かした。
「おい。どうしたんだよ。助平。そんなに興奮して」
京子の胸を揉んでいる男が聞いた。
「オレ。オナニーする時は、いつも京子のことを思い浮かべていたんだ。京子を丸裸にして縛りつけ、ラブレターの返事を無視したことを泣きながら謝る京子を嬲ることを想像してオナニーしてたんだ。その夢が実現したんで、もう嬉しいやら、幸せやらで、頭が混乱しているんだ」
そう言って、助平はクリトリスを剥いたり、尻の肉を揉んだりしながら、割れ目に鼻を間近に近づけてクンクンと嗅いだ。
「ああー。いい匂いだ」
助平は上ずった声で叫びながら、さかんに穴に入れた指を動かした。
「す、助平君。ラブレターの返事をしなかったことは心より謝ります。ごめんなさい」
京子はハアハアと息を荒くしながら言った。
「どうして返事をしなかったんだ」
助平が聞いた。
「そ、それは。助平君ほど、品行方正で、カッコいい男の人は、私には分不相応だと思ったからなんです」
京子は苦しげな口調で言った。
「ふん。見え透いたウソを言うな。お前はオレなんかに、つきまとわれるのがイヤで無視したんだろうが」
「ち、違います。決してそんなことはありません」
京子は激しく首を振った。美しい艶のある長い黒髪が左右に揺れた。
「ふん。見え透いたウソ言わなくていいぜ。うんと気持ちよくしてやるぜ。その代わり、たっぷり楽しませてもらうぜ」
そう言って、助平は指をさかんに動かした。ある所を刺激すると、京子は、
「ああー、い、いっちゃう」
と、一際、大きな叫び声を上げた。京子はブルブルと全身を激しく震わせた。愛液がドクドクと出始めた。
「ふふふ。ここがお前のGスポットなんだな」
助平はしたり顔で言った。
「おい。Gスポットって一体、何なんだよ」
助平の隣の男が聞いた。
「Gスポットっていうのは、膣壁にある、女が最も感じる所なんだ」
助平は得意げに言った。
「おい。もう、そろそろ交代しろよ。オレにも京子のまんこを触らせろよ」
助平が、いつまても京子のまんこを弄んでいるので、他の男が不満そうに言った。
「おれもだよ」
「おれもだよ」
男達は口々に言い合った。
「よし。じゃあ、アソコは出席番号順に触っていきな」
森田が言った。
「よし。じゃあ、おれだ」
男子で出席番号が一番の男が、前に出た。彼は京子の割れ目を念入りに弄り出した。他の男達は、京子の乳房を揉んだり、太腿を触ったり、脇腹や脇の下を触ったり、口を開いて中を覗き込んだり、美しい長い黒髪をいじったり、と京子の体を皆で寄ってたかって、弄くった。
「ああー。お願い。やめてー」
京子は男達に寄ってたかって弄ばれて、激しい興奮から髪を振り乱し、体を激しくくねらせた。
「すげえ。京子のまんこが、オレの指を締めつけてくるよ」
京子のまんこを弄んでいる男が言った。
「ふふ。女は感じると膣が収縮するんだ。体が男を欲しがっているのさ」
森田が得意げに言った。
「どうだ。京子。気持ちいいだろう」
「も、森田君。や、やめて。お願い。こんなこと」
京子はハアハアと喘ぎながら言った。
「おい。森田。京子はやめてって、いってるぜ。どうしてなんだ」
「それは京子が人間だからさ。動物には恥の概念がないだろ。しかし人間には恥の概念があるからさ。京子の体は今、男を求めているんだけど、その気持ちを受け入れないように理性で食い止めているんだ。今、京子の頭の中では、動物としての本能と、人間としての理性が戦っているんだ」
森田は得意げに説明した。
「もっと、うんと京子を弄んで、京子の理性をなくしてしまえ」
森田が言った。
「よし。わかった」
男達は、一層、愛撫を激しくした。
「ああー」
京子は男達に寄ってたかって弄ばれて、髪を振り乱し、体を激しくくねらせた。
「オレ。もう、出したくって我慢できないよ」
助平がビンビンに勃起したズボンの股間をさすりながら言った。
「オレもだよ」
「オレもだよ」
皆が勃起した股間をズボンの上から、さすり出した。
「じゃあ、出しちゃえよ。京子に出してもらえ」
「どうやって」
「マラを出して京子に扱いてもらうのさ」
「でも、京子にマラを見られるの、恥ずかしいな」
「お前。何いってんだよ。京子は丸裸なんだぞ。オレ達も性器を出せば、京子の恥ずかしさが軽減するじゃないか。人間、思いやりの心が大切だぞ」
「そ、それもそうだな」
そう言って男達はズボンを脱ぎだした。そしてパンツも脱いだ。皆のマラは天狗の鼻のように激しくそそり立っている。
「おい。京子。片手の縄をはずしてやるから、皆のマラを扱いてやりな」
森田はそう言って京子の右手の手首を縛っている縄を解いた。京子は教壇の上に両足を固定されている。片手が自由になったことで、起き上がることは出来るが、京子は身も心も疲れ果てた様子でグッタリしている。それに、起き上がったとしても、すぐに男達に取り押さえられてしまうのは明らかである。
「じゃあ、誰からにするかな・・・」
森田が独り言のように呟いて、男達を見回した。
「オレにしてくれ」
助平が名乗りを上げた。
「よし。いいだろう。お前が一番、ザーメンが溜まっているみたいだからな」
助平は京子の右側に立った。天狗の鼻のように、助平のマラは、激しくそそり立っていた。
「さあ。京子。助平のマラを扱いてやりな」
森田が言った。京子は森田に言われて、チラッと横を向いた。目と鼻の先に、助平の天狗の鼻のように怒張したマラがせり上がっている。京子は、顔を赤らめてサッと顔を反対側に向けた。
「京子。オレもう出そうで、我慢の限界なんだ。扱いてくれ」
助平が言ったが、京子は、手を伸ばすことが出来ない。
「おい。京子。助平のマラを握って扱いてやれ」
森田が言ったが、京子は手を伸ばせず困っている。助平がしびれを切らしたように、京子の手をグイとつかむと、自分の怒張したマラを握らせた。
「ああっ」
京子は思わず声を出した。
「さあ。京子。オレのマラを扱いてくれ」
助平が鼻息を荒くしながら言った。一旦、触ってしまった以上、離すことも決まりが悪くて出来ない。

京子は、ゆっくりと助平のマラを扱き出した。
「ああー。いいー。憧れの京子に、マラを扱いてもらえるなんて、夢のようだ」
助平は声を震わせて叫んだ。しばし京子は助平のマラを扱いた。京子の頬は、ほんのり紅潮してきた。京子の手の動きは、命じられたから嫌々やっているだけではないように見えた。
「ふふふ。女は興奮すると男を求めるようになるのさ。フロイトも言っているが、女は男の男根を求める願望があるんだよ」
森田はそんなことを言った。
「あ、ああー。で、出るー」
助平は出そうになる精液を必死で耐えているといった様子である。助平は、体をガクガク震わせながら、片手で京子のまんこを触って、中指を京子の穴に入れた。そして、指を動かし出した。そして、もう一方の手で京子の胸を揉んだ。京子のアソコから愛液が出始めて、クチャクチャと音を立て出した。
「あ、ああー。い、いっちゃうー」
京子が眉を寄せて体をブルブル震わせて叫んだ。助平は京子のGスポットを知っている。Gスポットを巧みに刺激されたのだろう。京子のまんこからは愛液がドクドク溢れ出した。
「ああー。いくー」
京子が叫んだ。京子は助平のマラをより一層、激しく扱き出した。クチャクチャと射精の前に出るカウパー腺液の音がしだした。
「ああー。出るー」
助平が叫んだ。
「ああー。いくー」
京子が叫んだ。
助平の亀頭からピュッ、ピュッと勢いよく精液がほとばしり出た。精液は京子の顔に命中した。
二人は同時にいった。
助平も京子も、ハアハアと荒い呼吸をしていた。しばしして落ち着きを取り戻すと助平は、ティッシュペーパーで、京子の頬っぺたについている精液をふきとった。
「どうだった」
森田が聞いた。
「京子と一体になったようで、最高に幸せだ」
そう言って助平は京子に向き直った。

「好きだー。京子」
助平はそう言って、京子を抱きしめて、京子の唇を吸った。だが京子は抵抗しようとしなかった。しばし助平は京子の唇を吸いつづけた。プハー。しばしして、助平は口を離して大きく深呼吸した。
「やった。オレ。京子とディープキスしちゃったよ。京子の歯や口の中を舐めまくっちゃったよ。京子の口の中はヌルヌルで、唾液をいっぱい吸っちゃったよ」
助平は、小躍りしながら言った。京子は顔を左にそむけた。頬がほんのり紅潮していた。
「ふふ。京子も素直になってきたんだ」
森田が勝ち誇ったように言った。
その時。ピュッと白濁液が飛んだ。
「ああー」
一人の生徒が、大声をあげた。彼は情けなさい顔つきで森田を見た。
「オレ。ちんちん揉んでたら、出ちゃったよ」
彼は情けなさそうな顔で言った。
「ばかだなあ」
森田はやれやれといった感じで言った。
「おい。森田。オレも、もう出ちゃいそうだよ。早くしてくれよ」
「オレもだよ」
「オレもだよ」
皆が口々に言った。
「よし。わかった」
森田は、京子の左手の縛めも解いた。
「せっかく京子がいるのに、自分で出しちゃったんじゃ勿体ないじゃないか。京子の左手も自由にしたから、一度に二人、京子の両側に立って、出してもらえ」
森田の提案によって、二人が同時に京子の両側に立った。
「おい。京子。みんな、もう出る直前なんだ。両手を使って二人同時に抜いてやりな」
京子は、顔を赤らめながら、黙ったまま、両側に立っている二人のマラに手を伸ばした。そして両側の二人のビンビンに勃起したマラに手が触れると、ゆっくりと扱き出した。

男達は皆、出る直前なので、京子が少し扱くと、すぐに、
「ああー。で、出るー」
と苦しげに叫んだ。すぐに白濁液が勢いよく飛び出た。
そうやって、男達全員が、たまっていた精液を放出した。
「あー。楽しかった」
「これからも実験させてもらうぜ」
男達は口々に言いあった。京子はグッタリして横になっている。男達はティシュでマラをふくと、パンツを履き、ズボンも履いた。
森田はグッタリしている京子の足の縄を解いた。京子は自由になったがグッタリと机の上に横たわっている。男達はそんな京子を人形のように、パンティーを履かせ、ブラジャーをつけ、セーラー服を着せた。

「そういえば悦子と圭子も主犯格だな。あいつらも弄ぼうぜ」
森田はズボンを履きおえると独り言のように言った。
「実際の所、誰にどの位の割合なのかは、わからないな」
一人が言った。ピクッと京子の体が動いた。京子は、何か言いたそうだか、言えないといった迷った表情で眉根を寄せて困惑した表情で森田を見た。
「おい。京子。全て私の責任です、って言えば、悦子と圭子には手を出さないぜ」
一人が言った。京子は黙って唇を噛みしめている。
「普通、友達思いの女だったら、悦子と圭子は許してやって。私が何でもされます、とか言うんだよな」
と一人が言った。
「でも京子としては、自分一人が犠牲になるより、悦子と圭子も、同じ目にあった方が、生贄が三人に分配されるから、都合がいいんじゃないか」
別の男が言った。
「そうだよな。でも、それは友達を裏切ることになるからな。そこは京子も迷うところだろうな」
「おい。京子。明日の放課後、悦子と圭子の二人を理科室に呼び出すからな。二人を助けたいなら、二人に告げてもいいぜ。それは、お前の判断に任すよ」
男達は、そんなことを言いながら、もどかしそうな京子を余所に、笑いながら理科室を出て行った。

   ☆   ☆   ☆

翌日。
京子は朝からオドオドしていた。昼休みも黙って一人で机についていた。京子は、一人ブツブツと般若心経を一心に唱えていた。その時、悦子と圭子がやってきた。
「どうしたの。京子。元気ないわね。何かあったの」
「い、いえ。な、何もないわ」
「ねえ。京子。また、純君でアレをやりましょう。私、生理が近づいてきて、毎日ムズムズしているの」
悦子が言った。
「私も」
圭子が相槌を打った。
「ダメ。絶対、ダメ」
京子が教室中に聞こえるほどの大きな声で言ったので、皆は驚いて京子を見た。
「び、びっくりしたあ。でも、どうして?」
京子は、男達を見た。男達はニヤリと笑った。京子は横目で男達を見ながら言った。
「あれは実験でしょ。実験というのは一度すればいいでしょう。理科の実験で同じ実験を二回したりする?そんなこと決してないでしょう」
京子はニヤついている男達の方を向きながら言った。理科の実験という言葉を強調した。
「でも、楽しい実験なら何度やってもいいんじゃない」
「ダメ。実験される動物の身になってごらんなさい。何度も同じ実験をされたら、される動物が可哀相でしょ」
京子があまりにも激しく訴えるので、二人はたじろいだ。
「一体、どうしたの。京子」
悦子が聞いた。
「そうよ。あなた、今日、何かおかしいわよ。何か、悩み事があるの?悩み事があるなら言って。相談にのるから」
「な、ないわ。悩み事なんて」
「え、悦子。圭子。私、風水をしてるんだけど、今日、理科室の方角に悪いことが起こりそうな予感がするの」
二人は顔を見合わせた。
「いきなり、どうしたの。京子」
二人は怪訝な顔で京子を見た。
「京子。保健室に行ったら」
圭子が言った。
「そ、そうね。わかったわ。私、ちょっと保健室に行くわ」
そう言って京子は教室を出て行った。京子は、保健の先生に、今日は早退して医者にかかるように言われて、おぼつかないフラフラした足取りで、そのまま学校を早退した。
森田はニヤリと笑った。

昼休み。森田が悦子と圭子の所に来た。
「おい。悦子。圭子。ちょっと話があるんだ。放課後、理科室に来てくれ」
「何の用?」
「それは放課後に理科室で話すよ」
そう言って森田は去って行った。

   ☆   ☆   ☆

放課後になった。
悦子と圭子の二人は、理科室に向かった。
「何の用かしら」
「わからないわ」
二人は首を傾げながら理科室に入った。理科室には森田が座っていた。
「森田君。一体、何の用?」
悦子が聞いた。森田はニヤリと笑った。
「お前達、一昨日、純を裸にして、女子全員で弄んだだろう。ちゃんと見ていたぜ」
二人はギョッとした。
「あ、あれは・・・」
と言って二人は言いためらった。あれは京子が主犯とは、言えなかった。そう言うには自分達が積極的に関わり過ぎた。それで、少し躊躇してこう言った。
「あれは、男の子の体を知る実験だったの。純君も同意してくれたし・・・」
「同意したんなら神聖な学校で、あんな事してもいいのか?」
二人は言い返すことが出来ない。唇を噛んで黙っている。
「おい。みんな。入って来い」
森田が大きな声で言った。戸が開いて、男子生徒達がゾロゾロ入ってきた。純はいなかった。
「じゃあ、同意したんなら、あんな事やってもいいのかどうか、先生に聞いてみようじゃないか」
森田が二人に言った。二人は言い返せなくて唇を噛みしめている。
「それでな。オレ達も女の体を知る勉強として、昨日、主犯の一人の京子に実験台になってもらったんだ。だけど、主犯は京子一人じゃなくて、お前達もだろ」
森田が薄ら笑いしながら言った。
「えっ。きょ、京子が」
二人は目を見合わせた。
「もし、先生に言ったら、内申書に何て書かれるかな」
一人が嘯いた口調で言った。
「京子一人だけが実験台になるってのは、可哀相じゃないか」
一人が嘯いた。
「じゃあ、選択肢をやるよ。先生に知らせて、お前達の行為の判断をしてもらうか、それとも、お前達も実験台になるかだ」
「せ、先生には、い、言わないで」
悦子が言った。
「じゃあ、実験台になるというんだな」
森田が念を押した。
「・・・・」
二人は黙っている。
森田が続けて言った。
「じゃあ、第二の選択肢だ。お前達のどっちか一人だけが実験台になり、もう一人は無罪放免とするか、二人一緒に実験台になるかだ。どっちにする?」
二人は青ざめた顔を見合わせた。二人にとって友情の裏切りは出来ないことだった。また、恥ずかしいことでも、二人なら耐えられる。二人は目を見合わせて友情の手を握り合った。
「じゃあ、二人一緒ってことだな」
森田は満足げに言った。
「け、圭子。二人で一緒に地獄に落ちましょう」
悦子が言った。
「ふ、二人一緒なら、怖くないわ」
と声を震わせながら圭子が言った。
「じゃあ、まず服を全部、脱いで素っ裸になりな」
森田が言った。だが、そう言われても二人はなかなか脱げない。それはもっともで、花も恥らう乙女がどうして、いつも授業を共にしている男子達の前で裸になることが出来ようか。
「ええい。じれってえな」
森田は男達に目配せした。男達がわらわらと二人の前に集まってきた。
「な、何をするの」
二人はジリジリと後ずさりした。
「それっ」
一人の掛け声で男達は二人に襲いかかった。男達は二人の手を背中に捻り上げた。
「な、何をするの」
捕まえられて二人は声を震わせて言った。
「お前達は自分では脱げないから、オレ達が脱がしてやるんだよ」
そう言って一人が悦子のスカートのホックを外そうとした。その時。
「待て」
森田が制した。
「裸になるのが恥ずかしいんだから、まず服を着たままで調べようぜ」
森田はニヤリと笑った。
「なるほど。痴漢プレイってわけか」
助平がニヤリと笑った。男達は服を着た二人の上から、二人の体を触り出した。制服の上から胸を触ったり、スカートの上から尻を撫でたりした。
「い、嫌っ。や、やめてっ」
二人は抵抗した。だが男達に、両腕を捩じ上げられているので、か弱い女の力では、どうすることも出来ない。男達はだんだんハアハアと息を荒くしながら、セーラー服の中に手を入れて、ブラジャーの上から胸を揉んだり、スカートの中に手を入れてパンティーの上から尻やアソコを触ったりし出した。
「い、いいな。こうやって、触るのも」
一人がハアハアと息を荒くしながら言った。
「い、嫌っ。お願い。やめてー」
二人の女は身を捩って訴えた。
「よし。それじゃあ、そろそろ脱がしな」
森田が言った。
「ゆっくりと、時間をかけてな」
森田はニヤリと笑ってつけ加えた。男達は森田に言われてニヤリと笑った。男達は、セーラー服をたくし上げて、女にバンザイさせ、首からスポリと抜きとった。そしてスカートのホックを外した。パサリとスカートが床に落ちた。一人の男が女のセーラー服とスカートを勝ち誇ったように持ち去った。女はブラジャーとパンティーだけである。二人の腕を捩じ上げて、とりおさえている男達は、悦子と圭子の体を男達の方に向けさせた。男達は、涎を垂らしながら、二人の下着姿を見つめた。
「み、見ないで」
女は男達の視線に耐えられなくて、ピッチリと太腿を寄り合わせた。助平が、ふふふ、と笑いながら、ブラジャーの乳首の所をコリコリと刺激した。
「ああー。や、やめてー」
女は叫んだ。だが助平はやめない。眉を寄せて苦しげな表情である。
「ふふふ。こうやると、ブラジャーと乳首が擦れあって、女はたまらなくなるんだ」
助平は女の胸をしばし、刺激した後、パンティーに移った。他の男達も、女のブラジャーの上から、胸を触りだした。そしてパンティーも触った。女はピッチリ足を閉じて、腰を引いている。
「ほら。もっと足を開きな」
男が言っても、女は、
「嫌っ」
と言って頑なに足を閉じ合わせている。
「仕方がないなあ」
そう言って、二人の男が女の足を一本ずつ持って、グイと足を開いた。か弱い女の力では男二人の力には敵わない。女は閉じていた足を開かされた。
「ああー」
女は叫び声を上げた。男達は、アソコの盛り上がった部分を撫でたり、揉んだり、股の真下の凹んだ所を丹念に触った。股の真下の凹みを触られると、女は、
「ああー」
と悲鳴を上げた。そして男たちは鼻先を近づけてクンクンと匂いを嗅いだりした。男達は、パンティーの尻のゴムの縁を引っ張って離し、弦楽器のようにピチンと音をさせてみたり、
「Tバック」
と言って、パンティーのゴムの縁を引っ張って、尻を剥き出にしたりした。他の男達は、太腿にしがみついたり、腹を触ったりした。
「や、やめて」
女は泣きそうな顔で訴えた。
「おい。もう、そろそろ悪戯はやめて脱がしてやりな」
森田がそう言ったので男達は、女から手を離した。
「ブラジャーとパンティーと、どっちから先に脱がして欲しい?」
一人が聞いた。
「ものの順序としてブラジャーから脱がすのが、妥当だろう」
一人がそんな意見を言った。
「でも、そうしなければならないという決まりはないぜ」
男達は口々に勝手なことを言い合った。
「じゃあ、本人に決めてもらおう」
そう言って一人が悦子の顔を見た。
「おい。悦子。ブラジャーとパンティーと、どっちから脱がして欲しい?」
男は悦子の顔を覗き込んで聞いた。悦子は黙って紅潮した顔を、そむけている。
「返答なしか。じゃあ、好きにさせてもらうぜ」
そう言って男は、悦子のブラジャーの下の縁をムズとつかむと、ペロリとめくり上げた。ブラジャーの中に収まっていた乳房がもろに露出した。
「ああー」
悦子は思わず叫んだ。ブラジャーは乳房の上にめくり上げられてとどまっている。実にみじめな格好である。男は、ふふふ、と笑いながら、パンティーのゴム縁に手をかけた。悦子はヒシッと腿をピッタリくっつけた。男はゆっくりとパンティーを下げていった。やがてアソコの毛が現れ始めた。さらに下げていくと、アソコの盛り上がった所が露出した。
「や、やめてー」
悦子は耐えられないといった表情で叫んだ。だが男は、さらにパンティーを下げていき、太腿の真ん中で降ろすのをやめた。
「小休止」
と言って男はパンティーから手を離した。パンティーは中途半端に脱がされて、あたかも太腿という木の幹に引っかかっているように見える。パンティーの縁のゴムの収縮によって、ヒシッと太腿にくっついて動かない。大きな尻は割れ目までが全て丸見えである。

助平は、圭子も同様にした。ブラジャーを捲り上げ、パンティーを中途半端に降ろした。
「ははは。なかなか、いい格好だな」
男達は笑って揶揄した。
「このまま後ろ手に縛って、自由にして、二人がどうするか見るのもいいな」
一人がそんな提案をした。
「おい。悦子。圭子。このまま後ろ手に縛られて見られるのと、中途半端じゃなく、パンティーとブラジャーを脱がされるのと、どっちがいい?丸裸になっても手が自由になれば、手で隠すことは出来るぜ」
二人の女の腕を捻り上げている男の一人が言った。悦子と圭子は困惑した顔を見合わせた。
「言わないと、縄で後ろ手に縛るぞ」
別の男が言った。
「ぬ、脱がして下さい」
悦子は、顔を真っ赤にして言った。これは当然の選択だろう。こんなブラジャーとパンティーを脱がされかかった姿で後ろ手に縛られて、自由を奪われて、こんな格好を見せ物にされるのは惨め極まりない。
「ふふふ。言ったな。じゃあ、脱がしてやるよ」
悦子と圭子の前にいた男達は、してやったりと、二人のパンティーを降ろして足から抜きとった。腕を背中に捻り上げていた男達は二人の腕を離した。そしてブラジャーのホックを外して、ブラジャーを外した。男達は、ブラジャーとパンティーを持ち去った。男達は、机の上や椅子に座って、丸裸の二人を食い入るように見つめた。丸裸の二人は近寄りながら自由になった手で、アソコと胸を手で隠した。
「じゃあ、これから何をするか、だが、京子は教壇の上に縛られて、男全員にアソコに指を入れられて愛撫されたんだぞ。お前達もそうされたいか?」
森田が言った。男達全員が中指を立てた。
「や、やめて。そんなこと。お願い」
二人は必死で訴えた。
「じゃあ、選択肢をやるよ。お前達二人も京子と同じようにオレ達全員に弄ばれるか、それとも、二人でレズショーをするかだ。レズショーをするなら、オレ達は見ているだけにするよ」
悦子と圭子の二人は顔を見合わせた。
「け、圭子。男に触られるより、女同士なら恥ずかしくはないわよね」
悦子が言った。
「そ、そうよね」
圭子が声を震わせながら相槌を打った。
「よし。決まりだ。二人でレズショーをしな」
森田が言った。
「な、何をすればいいの?」
悦子が聞いた。
「まず二人で向かい合わせにピッタリと体をくっつけ合って抱きあいな」
森田が言った。二人はギョッとした。
「そうすれば、恥ずかしい所が見えないですむぜ」
男の一人が言った。
「け、圭子。こ、これは悪い夢だと思って我慢しましょう」
悦子が言った。
「そ、そうね」
圭子が声を震わせて相槌を打った。二人はピッタリと体をくっつけて抱きしめあった。お互い相手の背中に手を回して。
「よし。じゃあ、二人でキスしあいな。ディープキスだぞ。いいと言うまでするんだぞ」
森田が言った。
「け、圭子。こ、これは悪い夢だと思って我慢しましょう」
悦子が言った。
「そ、そうね」
圭子が声を震わせて相槌を打った。二人の女はそっと口唇を触れ合わせた。
「おい。ディープキスだぞ。舌を絡め合って、唾液を吸いあうんだ」
森田が命令的な口調で言った。二人は、捨て鉢になったように、唇を強く合わせた。二人が、唾液を吸い合っていることは、喉仏がヒクヒク動いているのでわかった。
10分くらいした。
「よし。もう、いいだろう」
森田が言った。二人は唇を離した。二人の顔は、羞恥と酩酊で、ほんのり紅潮していた。二人は、お互いの目が合わないよう視線をそらした。
「ご、ごめんね。圭子」
悦子が言った。
「い、いいの」
圭子が言った。
「ふふ。二人とも少し、心境が変わったようだな。よし。今度は乳首の擦りっこだ。お互いの乳首を擦りあったり、乳房を押しつけあったりするんだ。これも、いいと言うまでやるんだぞ」
森田が言った。
「圭子。我慢してね。これは悪い夢だと思って」
悦子が言った。
「ええ」
圭子が返事した。二人は、お互いの肩に手をかけた。
そして、お互いそっと胸を近づけた。二人の乳首が触れ合った。二人は相手の肩をつかみながら、乳首を擦り合わせた。二人の乳首は、まるで、じゃれあう動物のように、弾き合ったり、押し合ったりした。だんだん二人の乳首が大きく尖り出した。二人の呼吸はハアハアと荒くなってきた。
「け、圭子。わ、私、何だか変な気持ちになってきちゃった。な、何だか凄く気持ちが良くなっちゃったの」
悦子が虚ろな目つきでハアハアと息を荒くしながら言った。
「わ、私も。悦子」
圭子が相槌を打った。二人は、しばらく、もどかしげに乳首を擦り合わせていたが、次には森田に言われるともなく、乳房を擦り合わせた。二人は乳房を押しつけたり、擦り合ったりさせた。二人の乳房はだんだん大きくなっていった。まるで生き物のように、お互いの二つの乳房が、意志を持っている生き物のように相手の乳房を揉み合っているようだった。時々、乳首が触れ合うと、二人は、
「ああっ」
と苦しげに喘いだ。
「け、圭子。中途半端な気持ちでいると、かえって辛いわ。いっそのこと、開き直って、行き着くとこまで行きましょう」
悦子が提案した。
「ええ。そうしましょう」
圭子が相槌を打った。二人は、いっそう激しく乳房を押しつけ合った。二人の顔は鼻先が触れ合わんばかりに近づいている。
「よし。またキスをしな」
森田が言った。
二人の目と目が合った。暗黙の了解を二人は感じとっているように見えた。二人は、そっと顔を近づけていった。二人の乳房はピッタリと密着して、平べったく押し潰されている。二人の唇が触れ合うと、二人は、男達に見られているのも忘れて、無我夢中でお互いの口を貪り合った。お互い、両手を相手の背中に回して、ガッチリと抱きしめ合っている。しばしして、二人は唇を離して、ハアハアと大きく深呼吸した。二人は恥じらいがちにお互いの顔を見つめ合った。
「圭子。好き」
悦子が言った。
「悦子。私も好き」
圭子が言った。二人は再び、尖って大きくなった乳首や乳房を擦り合わせ出した。二人は、これでもか、これでもかとさかんに乳房を押しつけ合った。そして、唇をピッタリと合わせてお互いの口を貪り合った。
「ああー。圭子。好きー」
悦子が大声で叫んだ。
「私も好きよ。悦子」
圭子も大声で叫んだ。二人はもう一心同体だった。男達は二人の本物のレズショーを、口をポカンと開けて眺めていた。
「ふふふ。おい。悦子。圭子。胸だけじゃなく、アソコもお互い愛撫しあいな。女同士なら、どこが感じやすいか、男よりよく知っているだろう」
森田が言った。
言われて、悦子はそっと、圭子を抱いていた右手を下に降ろして行った。そしてアソコに手を当てて、しばしアソコの肉を揉んだり撫でたりした。ややたって悦子は中指を圭子のアソコの割れ目に入れて、ゆっくり動かし出した。
「ああー」
圭子はプルプル体を振るわせ出した。圭子も右手を降ろして、悦子のアソコを触り出した。この苦しい快感に対処する一番の方法は、相手を、自分がされている以上に責めることである。圭子も中指を悦子のアソコの割れ目に入れて、ゆっくり動かし出した。
「ああー」
悦子は苦しげに眉を寄せて、大きな喘ぎ声を出した。
悦子は中指を立てて圭子の女の穴に入れ、ゆっくりと指を動かし出した。
「ああー」
圭子はプルプル体を振るわせた。悦子に負けてなるものかと、圭子も中指を立てて悦子の穴に入れ、ゆっくりと指を動かし出した。
「ああー」
悦子もプルプル体を振るわせた。確かに男より女同士の方が、感じる急所を知っている。男は女の反応だけを頼りに、手探りで、わけもわからず女の性感帯を探すしか方法がない。しかし女は感じる場所や、刺激を高めるやり方を自分の体によって実感として知っているから、男よりはるかに愛撫の仕方が上手いのである。二人のアソコがクチャクチャ音を立て出した。アソコからネバネバした液体が出始めた。
「あ、ああー。か、感じるー」
悦子が叫んだ。
「あ、ああー。感じちゃうー」
圭子も体を震わせながら叫んだ。二人は指の蠕動をいっそう速めていった。
「ああー。いくー」
ついに悦子が叫んだ。
「ああー。いくー」
圭子も叫んだ。二人は、
「ああー」
と、ことさら大きな声を出して全身をガクガクさせた。まるで痙攣したかのようだった。二人は同時にいった。
「ふふ。二人ともいったな」
森田がニヤリと笑った。
二人はガックリと床に座り込んで、ハアハアと荒い呼吸をした。
男達は、勃起したマラをズボンの上からさすりながら、二人の愛撫を無心に眺めていた。
だんだんと二人の呼吸が落ち着いてきた。
「よし。今度は毛の剃りっこだ。二人でお互いのアソコの毛を剃りあいな」
森田は言って、一人の男に目配せした。目配せされた男は、ホクホクした顔つきで、洗面器を持ってきた。洗面器の中には、ハサミ、剃刀、ボディーソープ、タオルが入っていた。
「よし。この机の上に乗って仰向けに寝て、アソコの毛をきれいに剃りあうんだ」
森田が言った。その机は、六人がけの大きな実験机だった。
「さあ。はじめな」
森田が言った。悦子と圭子の二人は困惑した顔を見合わせた。机の上に仰向けに寝て、毛を剃るとなれば、足を大きく開かねばならず、アソコを男子達にもろに見られてしまう。
「わ、私が先に剃られるわ」
悦子が言った。
「い、いえ。私が先になるわ」
圭子が言った。お互いを庇い合おうとする健気な気持ちである。
「じゃあ、ジャンケンで決めましょう」
「ええ」
二人はジャンケンした。
「じゃんけんぽん」
悦子がチョキを出し、圭子がグーを出した。
「ま、負けたわ。私から先に剃られるわ」
そう言って悦子は机の上に乗り、仰向けに寝た。
「ほら。早く剃りな」
森田が急かした。圭子は躊躇いがちに机の上の悦子を見た。
「いいの。圭子。遠慮しないで剃って」
丸裸で机の上に仰向けに寝ている悦子が促した。
「わ、わかったわ」
圭子はハサミをとると、悦子の恥毛をつまんで、ジョキジョキと切り出した。おおかた切りおわった。芝を刈り取られた後のように、盛り上がった恥丘と、女の割れ目の全貌がはっきりと丸見えになった。しかし、まだ坊主刈りのように、短く刈られた毛が低く残っている。一人の男が、洗面器を持って水道に行き、洗面器を水で満たした。そして、また机にもどってきて、洗面器を机の上に置いた。
「ほら。剃刀できれいに剃りあげな」
男が言った。
「悦子。ごめんね。膝を立てて、足を大きく開いて」
圭子に言われて悦子は、膝を立てて、足を大きく開いた。毛の無くなったアソコの割れ目が丸見えになった。
「おおっ。すげー」
男子達は思わず、身を乗り出して一斉に目を見張った。
「は、恥ずかしいわ」
悦子は顔を真っ赤にして言った。足先がプルプル震えている。圭子は、洗面器の水をすくって、悦子のアソコを湿らせた。そしてボディーソープを塗った。
「ご、ごめんね。悦子」
そう言って、圭子は、剃刀で短くなった毛を、剃り出した。剃ると、その部分はつるつるになった。
「一本の剃り残しもないようにするんだぞ」
森田が声をかけた。圭子は、言われたように、丁寧に剃ってから、タオルで拭いた。まだ剃り残っている毛があるので、圭子は水とボディーソープを、そこにつけては、残っている毛を剃った。完全にきれいに剃り上げると、圭子は丁寧にタオルで拭いた。男子達は、身を乗り出して一斉に悦子のそこを見つめた。そこは毛が全て剃らてれツルツルになっていた。悦子の割れ目からは白っぽい液体が出ていた。
「おおっ。すげー。愛液が出てるよ。こんな風にみんなに見られて感じてるんだな」
「そうだよ。女には、みんな露出願望があるんだ。夏になると、女はみんな、ピチピチのビキニを着るだろう。女は男に自分の体を見られたいんだよ」
森田が言った。
「え、悦子。おわったわ」
圭子が声をかけると、悦子は、急いで足を閉じた。
「ああっ」
悦子はきれいに剃られた自分のアソコを見て思わず赤面した。
「じゃあ、今度は私を剃って」
圭子が言った。悦子は机から降りると、今度は圭子が机の上に乗って、仰向けになった。悦子が先に剃られて、みなに見られているので、後の圭子は、それほど動じなかった。悦子も圭子のアソコの毛をきれいに剃り上げた。
悦子は、剃り上げた所をタオルで拭いた。そして、
「おわったわ」
と圭子に知らせた。圭子は、開いていた足を閉じて、机から降りた。二人は、毛のなくなったアソコを恥ずかしそうに手で隠した。
「ふふ。何で毛を剃ったか、わかるか」
森田が聞いた。二人は紅潮した顔を見合わせた。二人は、わからず眉をしかめて黙っている。
「ふふ。レズショーをやりやすくするためさ。悦子。圭子。お前達は、この机の上に乗って69をするんだ」
森田がしたり顔で言った。
「ええー」
二人は顔を見合わせて真っ赤になった。だが、男達に囲まれていて逃げられるものではない。それにもう二人は他人ではない。レズショーをやると約束したのである。
「け、圭子。あ、諦めてやりましょう」
悦子が言った。
「そ、そうね。悦子」
圭子が相槌を打った。
「じゃ、じゃあ、私が下になるわ」
圭子はそう言って、机の上に乗って仰向けに寝た。
「さ、さあ。悦子。来て」
圭子が言った。
「じゃ、じゃあ、乗るわね」
そう言って悦子は机の上に乗った。そして圭子と反対向きに、悦子の上に跨って四つん這いになった。圭子の顔の真上には、悦子の、きれいに剃られたアソコがある。悦子の顔の下には、圭子のきれいに剃られたアソコがある。男達は二人の乗っている机の回りを取り囲んだ。四つん這いの悦子は、尻の穴までポッカリ男達に晒している。
「ふふふ。悦子。尻の穴が丸見えだぜ」
森田が揶揄すると、悦子は顔を真っ赤にして、
「ああー」
と叫んだ。必死で尻の穴を窄めようとしたので尻の穴がヒクヒク動いた。
「さあ。69でレズショーを始めな」
森田が命令した。
「け、圭子。約束した以上、仕方がないわ。やり合いましょう」
悦子が言った。
「そ、そうね」
圭子が相槌を打った。
「け、圭子。もう、こうなったら、中途半端じゃなく、何もかも忘れて、徹底的にやりあいましょう。中途半端な気持ちでいると、かえって辛いわ。いっそのこと、開き直って、行き着くとこまで行きましょう」
悦子が言った。
「そ、そうね。私達、もう他人じゃないんだから」
圭子が言った。悦子の目の前には圭子のつるつるになった丘がある。圭子は膝を立てて足を開いた。
「圭子。すごく形のいい太腿ね。私、いつも、うらやましく思ってたの」
そう言って悦子は、圭子の太腿のあちこちに接吻した。
「ああっ」
圭子は太腿に接吻されて小さな喘ぎ声を出した。圭子の真上には、悦子の股間の全てが見える。
「悦子。あなたのお尻も大きくてすごく形がいいわ」
そう言って、圭子は両手で悦子の大きな尻を撫でた。
「圭子。毛がなくなって、つるつるになって、すっきりしたわね」
そう言って、悦子は圭子のつるつるになった女の恥肉を撫でたり、つまんだりと色々と弄くった。
「毛がないと、すごく感触がいいわ」
そう言って悦子は、毛のなくなった圭子のアソコをさかんにキスした。そして舌でペロペロ舐め出した。
「ああー」
悦子にアソコをキスされて、恥ずかしいやら気持ちいいやらで、圭子は喘ぎ声を出した。圭子も手を伸ばして悦子の毛のなくなったアソコを触った。圭子の方が下なので、寝たままで両手を自由に使える。圭子は車体の下から上を見上げながら車の底を修理する自動車修理工のような体勢で、悦子の股間を色々と、弄くった。アソコの肉をつまんだり、大きな柔らかい悦子の尻に指先を軽やかに這わせたり、ただでさえ開いている尻の割れ目をことさらグイと開いたり、尻の割れ目をすーと指でなぞったりした。尻の割れ目をなぞられた時、悦子は、
「あっ」
と叫んで、反射的に尻の穴をキュッと窄めようとした。
「どうしたの。悦子」
圭子が聞いた。
「そ、そうやられると、感じちゃうの」
悦子が言った。
「悦子の一番の性感帯は、肛門なのね」
圭子が言った。
「違うわよ。そんな所、触れられたの生まれて初めてだもの。誰だって感じちゃうわ」
圭子は、ふふふ、と笑った。まるで相手の弱点を知って得意になっているようだった。圭子は、悦子の大きな尻を軽やかな手つきで、指を這わせた。そして、時々、すーと尻の割れ目を指でなぞった。
「ああー」
悦子は尻の割れ目をなぞられる度に悲鳴を上げた。圭子は、ふふふ、と悪戯っぽく笑った。
「け、圭子。わ、私も遠慮しないわよ」
悦子はそう言って、圭子の女の割れ目に舌を入れて舐め出した。
「ああっ。悦子。やめて。そんなこと」
圭子は、激しく首を振って言った。だが、悦子は圭子の言うことなど聞かず、唇で小陰唇を挟んだり、クリトリスをペロペロ舐めたりした。圭子は、
「ああー」
と羞恥の声を上げた。悦子は四つん這いで膝を立てていて、圭子は寝ているため、口が悦子のアソコにとどかない。だが手は自由に動かせる。圭子も悦子の小陰唇を開いて、中指を入れた。
「ああっ」
と悦子が声を出した。圭子はゆっくり指を動かし出した。そして、首を起こして、圭子も悦子のアソコを舐めた。
「ああっ」
悦子が苦しげな声を出した。圭子は、再び首を降ろして、右手の中指を悦子の割れ目の穴に入れた。舐めた後だったので、濡れていて、指はヌルリと容易に入った。圭子は、穴に入れた指をゆっくり動かしながら、左手で、悦子の尻の割れ目をすーとなぞった。
「ああー」
敏感な所を二箇所、同時に圭子に責められて、悦子は、眉を寄せて苦しげな喘ぎ声を出した。悦子も負けてなるものかと、中指を圭子の穴に入れ、ゆっくりと動かし出した。
「ああー」
圭子も眉を寄せ、苦しげな喘ぎ声を出した。女同士なので、どこをどう刺激すれば感じるかは知っている。だんだんクチャクチャという音がし出して、ネバネバした白っぽい液体が出始めた。二人は愛撫をいっそう強めていった。
「ああー。い、いくー」
悦子が叫んだ。
「ああー。い、いくー」
圭子が叫んだ。二人は、
「ああー」
とことさら大きな声を出して全身をガクガクさせた。まるで痙攣したかのようだった。
二人は同時にいった。悦子はガックリと倒れ伏して、ハアハアと荒い呼吸をした。
「ふふ。早くも二回もいったな」
森田がしたり顔で言った。男達はみな、呆気に取られた顔していた。
「女は男と違って、射精がないから、何度でもいくことが出来るんだ」
森田が得意顔で説明した。
悦子は圭子の体の上に倒れ伏し、虚脱したようにグッタリとなった。二人はしばし、ハアハアと荒い呼吸をしていた。

だんだん二人は呼吸が元に戻って落ち着いてきた。二人は机の上で、グッタリしている。
「よし。もう、いいだろう」
森田は男達に目配せした。男達はタオルを水に湿らせてグッタリと脱力している悦子と圭子の汗だくになった体を拭き、濡れたアソコも拭いた。そして、人形のように、二人にパンティーを履かせ、ブラジャーをつけた。二人は人形のように男達のなすがままに身を任せていた。服を着せられると二人は、ゆっくり起き上がって机の上に横座りになった。
「ふふ。よかったな。レズの関係になれて」
森田が皮肉っぽく言った。
「レズは、一度やると、病みつきになるというからな。ほどほどにしときな」
森田は、そんなことを言った。
「おい。お前達、レズをする時は、オレ達に知らせな。オレ達が見ていてやるよ。お前達も、人に見られていた方が興奮するだろう」
森田が言った。二人は黙って紅潮した顔をそむけた。
「ところで純を実験台にすると、最初に言い出したのは誰だ」
二人は顔を見合わせた。
「そ、それは京子よ。京子のお姉さんが、マッサージ店で回春マッサージをしているから、そこに純君を行くように誘ったの。それで純君が行って、二度目に京子が、お姉さんの代わりに裸の純君をマッサージして、それを弱みにして、純君を奴隷にしちゃったの」
「じゃあ、主犯は、京子だな」
「そうよ。私達は京子に誘われて仕方なく手伝ったのよ」
「この前、京子を実験台にした時、今日、お前達を理科室で弄ぶ、と京子に知らせてやったんだぜ。京子から聞かなかったのか」
「き、聞かないわ」
「京子が自分一人が犠牲になると言ったら、お前達二人は見逃してやると京子に言ったけど、京子は言わなかったぜ。京子はお前達を地獄の道連れにしたんだ」
二人は不快そうな顔を見合わせた。
「そうだったの。今日、何だか、京子の様子がおかしいと思ったわ。でも、京子もずるいわ。私達を地獄の道連れにしようなんて。言い出したのは京子なのに」
悦子がふくれっ面で言った。
「そうよ。友達を思いやる気持ちがあれば、言ってくれてもよさそうなものだわ」
圭子が言った。二人の不満は京子に向かった。
「じゃあ、明日の放課後、京子をここに連れてきな。お前達も二人きりより、京子もレズの関係にさせたいだろう」
森田が言った。二人は顔を見合わせた。
「そ、そうね。京子が主犯だもの」
悦子が言った。
「友情を裏切った罪が京子はあるわ」
圭子が言った。
森田は、ふふふ、と笑った。
「じゃあ、今度は京子を連れてきな」
森田は言った。
「よし。じゃあ、今日はこれで終わりだ」
森田が男達に声をかけた。男達はゾロゾロと理科室を出て行った。

   ☆   ☆   ☆

翌日の学校である。京子は、おどおどした様子で教室に入ってきた。キョロキョロ教室を見回した。悦子と圭子と目が合うと、あわてて目を避けて急いで自分の席に着いた。すぐに悦子と圭子がやって来た。
「おはよう。京子」
悦子と圭子が京子に元気良く挨拶した。
「お、おはよう。悦子。圭子」
京子は、おどおどした口調で挨拶した。
「あ、あの・・・」
京子がもどかしそうに二人に話しかけた。
「なあに。京子」
悦子が元気に聞き返した。
「あ、あの。昨日、何かあった?」
京子が聞いた。
「なんのこと?」
悦子が首を傾げて聞いた。
「理科室には行った?」
京子が聞いた。
「昨日、京子が、理科室は鬼門だって言ってくれたじゃない」
悦子が元気良く答えた。
「そ、そう。それは良かったわ」
京子は、ほっとしたような表情で言った。京子は、キョロキョロと男子生徒達を見た。皆、三々五々、お喋りしていて、誰も京子を見ていない。京子は、ほっとした。
ジリジリジリー。
始業のベルが鳴った。皆、急いで自分の席に着いた。

   ☆   ☆   ☆

その日の放課後になった。
悦子と圭子が京子の所にやって来た。
「ねえ。京子。ちょっと用があるんだけど、付き合ってくれない」
悦子が言った。
「いいわよ。何の用」
京子は答えた。
「ちょっと、ここでは言えないわ。理科室に来てくれない」
悦子が言った。
「わかったわ」
悦子と圭子と京子の三人は理科室に行った。入るや否や、京子は机の上にピョンと乗った。
「なあに。用って。今度、どんなことをして純君を弄ぶかの相談?」
京子はウキウキしながら聞いた。
「京子。あなた、昨日、純君を、もう弄んじゃいけないって、言ったじゃない。どういう気の変わりよう」
京子はキョトンとした顔つきで二人を見た。
「それは、人間の心っていうものは、変わるものじゃない」
京子は笑いながら言った。
「京子。でも、あなた、ちょっと朝令暮改がはやすぎるわ」
悦子が言った。
「そうよ。京子。あなた。ちょっと軽率すぎるわ」
圭子が言った。
その時、戸がガラリと開いて男子生徒達がわらわらと入ってきた。京子は吃驚した。
「な、何。一体どういうことなの?」
京子があわてて聞いた。
「ふふ。悦子。説明してやれ」
森田がニヤリと笑って言った。
「京子。昨日の放課後、私達、男の子達に、ここに呼び出されちゃったの。そして、裸にされて、男の子たちの前で恥ずかしいことをやらされちゃったの」
「ええー」
京子は真っ青になった。
「だって、あなた達、昨日は何もなかった、って言ったじゃない」
京子は焦って言った。
「そんなこと、言ってないわ」
「だって理科室には行ってないって言ったじゃない?」
「そんなことも言ってないわ」
二人は京子をつめたくあしらった。
「京子。あなた、昨日、私達が男の子に弄ばれるの、知ってたのね」
悦子が言い寄った。
「そ、それは・・・」
「知ってたなら、言ってくれてもいいじゃない。私達、友達でしょ」
圭子が不貞腐れた顔で言った。
「あなた。自分一人が犠牲になるなら、私達は見逃す、って男の子たちにせまられたそうじゃない」
「そ、それは・・・」
「私達は、共犯だって男の子たちに脅かされたのよ。でも、言い出したのは、あなたで、私達はあなたに誘われて、仕方なくやったのよ。あなたは私達を地獄の道連れにしたんだわ。少なくとも私が、あなたの立場だったら、私は自分一人で責任をとるわ。私達、浜辺の公園で沈む夕日に向かって永遠の友情を誓い合ったじゃない。あれはウソだったの」
「だ、だから、昨日、理科室には行っちゃだめ、って硬く言ったじゃない」
京子は必死で訴えた。
「そんなこと、言ってないわ。あなたは、風水がどうのこうのって、言っただけじゃない。それじゃあ、意味がわかるわけがないわ」
悦子が責めるように言った。
「結局、あなたは、私達も地獄の道連れにしたかったんだわ」
圭子が口を尖らせて言った。
「それに、純君の実験だって、昨日は、絶対ダメって、言ったのに、今日はもう、当然のごとく楽しみにしてるじゃない。あなた、ちょっと、どころか、そうとう、ずるいわ」
「ご、ごめんなさい」
京子は声を震わせてペコペコ頭を下げた。
「私達、昨日、何されたか、わかる?」
「わ、わからないわ」
「私と圭子はレズショーをやらされたのよ」
「ええー」
京子は吃驚して目を見張った。
「私と圭子は、もう他人の仲じゃなくなっちゃったのよ」
そう言って悦子は圭子と手をつないだ。京子の膝はガクガクしている。
「それでね。京子も、私達とレズの仲になってもらうことに決めたの」
悦子が言った。
「え、遠慮するわ。わ、私、そういう趣味ないの」
京子は、たじろいで後ずさりした。

「私達だって、初めは躊躇ったわ。でも、ある一線を越えると、何でもなくなるわ」
悦子が言った。
「私達、喜びも悲しみも分かち合う運命共同体になるって、誓い合ったじゃない」
悦子が言った。京子はたじろいで後ずさりした。だが男達と女二人に取り囲まれているので、とても逃げれるものではない。
「じゃあ、京子。着ている物を脱いで裸になりなさい」
悦子が言った。そう言われても京子は躊躇ってモジモジしている。
「ほら。京子。はやく脱ぎな」
森田が急かした。
「自分で脱げないなら、私達が脱がしてあげるわよ」
圭子が言った。
「い、いいわ。自分で脱ぐわ」
京子は焦って言った。京子はブルブル手を震わせながらセーラー服を脱いだ。そして、スカートのチャックも外してスカートも脱いだ。京子はブラジャーとパンティーだけになった。しかし、それ以上は手が動かなかった。男達が目を皿のようにして下着姿の京子を熱い視線で見つめているからである。京子は恥ずかしそうにブラジャーとパンティーに手を当てた。
「京子。それも脱いで」
悦子が言った。
「・・・・」
そう言われても京子は決断できず、躊躇っている。
「一人だけ裸になるのが恥ずかしいのね」
悦子が言った。
「わかったわ。それじゃあ、私達も裸になるわ。そうすれは恥ずかしくないでしょ」
圭子が言った。
悦子と圭子の二人は教壇の前に来た。悦子は後ろを振り返って男達を見た。
「助平君。さあ、私を脱がして」
悦子が助平に言った。
「ああ」
助平はホクホクした顔つきで悦子の所にやって来た。そして悦子のセーラー服を首から抜きとった。悦子は佇立したままで、助平に脱がされるままになっている。助平は、悦子のスカートを降ろした。悦子はブラジャーとパンティーだけになった。助平はニヤリと笑って、悦子のブラジャーの上から乳首の辺りをコリコリさせた。
「あ、あん」
悦子は、小さな喘ぎ声を出した。助平は、ふふふ、と笑って、悦子のブラジャーのホックをホクホクして顔つきで外して抜きとった。悦子の豊満な乳房が顕になった。
「は、恥ずかしいわ」
そう言って悦子は、露出した乳房を両手で覆った。助平は後ろから屈むと悦子のパンティーをゆっくり降ろしていった。アソコの毛は剃られて、割れ目がクッキリ見えた。助平は次に圭子の服も脱がせて全裸にした。悦子のアソコの毛も、剃られていて無い。京子はそれを見て驚いている。
「私達、昨日、お互いの毛を剃りあったの」
悦子が言った。全裸の悦子と圭子の二人は京子の前に来た。
「さあ。私達も裸になったんだから恥ずかしくないでしょ」
そう言って、二人は京子の服を脱がそうとした。
「や、やめて」
京子は往生際わるく抵抗した。
「仕方がないな」
森田は男達に向かって目配せした。数人の男が京子に近づいてきて、京子を取り押さえた。そして京子のブラジャーとパンティーも脱がした。男達は、丸裸になった京子の両腕を背中に捻り上げた。
「ああっ」
京子は悲鳴を上げた。京子は逃げることが出来なくなってしまった丸裸の体をもどかしそうに、くねらせた。それにつれて京子の豊満な乳房が揺れた。
「京子。もう、あきらめなさいよ」
そう言って、悦子は、京子の肩をガッシリつかんだ。圭子は、屈み込み、京子が動かないように、京子の太腿をヒシッと抱きしめた。悦子は、京子に接吻しようと顔を近づけた。一瞬、悦子と京子の唇が触れ合った。しかし京子は直ぐに唇を離した。
「や、やめてー」
京子は叫んだ。
「なかなか素直になれないのね」
悦子は、ふくれっ面で京子をしげしげと見た。京子のアソコのふさふさした毛が目にとまった。
「これが、ちょっと、わずらわしいわね」
そう言って、悦子は京子のアソコの毛をつまんだ。
「これ。剃っちゃいましょう。そうすれば、京子も、きっと素直になれるわ」
悦子はそう言って森田を見た。
「よし。わかった」
森田は元気よく言った。悦子と圭子は、丸裸の京子を、理科室の真ん中の大きな机に、腕をつかんで連れて行った。
「さあ。この机の上に乗って」
悦子が京子の肩を突いた。
「の、乗せて、どうするの?」
京子は、全裸の体をプルプル震わせながら言った。その時、二人の男が机の所にやって来た。一人は水で満たされた洗面器を持ってきて、机の上に置いた。もう一人は、ハサミ、剃刀、ボディーソープ、タオルを持ってきて、机の上に置いた。京子はそれを見て、真っ青になった。
「わかったでしょう。この上であなたの毛を剃るの。さあ、乗って」
悦子は落ち着いた口調で言った。
「嫌っ。嫌っ。そんなこと」
京子は机の元に屈み込んでしまった。京子を机の上に乗せるには女の手にはあまった。
「仕方ないわね。手伝って」
悦子は森田の方を見た。屈強な男が四人、やって来た。
「さあ。乗るんだ」
そう言って、四人の男は、屈んでいる京子の手足をつかんで、持ち上げて机の上に乗せてしまった。だが京子は、太腿をピッチリ閉じて縮こまっている。
「さあ。京子。もう諦めて、仰向けに寝て足を大きく開いて」
悦子が諭した。だが京子は、頑なに従おうとしない。
「仕方ないわね」
悦子は四人の男を見た。四人の男はニヤリと笑って、机の両側から、京子の両手と両足をそれぞれ、つかむと、力任せにグイと開いた。閉じていた京子の脚が大きく開かれた。
「ああー」
京子は大声で叫んだ。京子のアソコが丸見えになった。
男達がわらわらと寄ってきた。
「おおっ。すげー」
久しぶりに見る京子のアソコに男達は歓声を上げた。
「京子。じゃあ、剃るわよ。動くと怪我をしちゃうから、じっとしていてね」
悦子はハサミをとると、悦子の恥毛をつまんで、ジョキジョキ切り出した。京子は四人の男に手足を押さえられて身動き出来ない。京子もようやく観念したらしく、抵抗しなくなった。

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