NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会 公式ブログ

八王子市認定 滝山観光おもてなしボランティアガイド団体「ウジテラーズ」滝山城跡の下草刈りを毎月実施しています

滝山城跡景観維持回復活動「弁天池跡」実は・・・ 2020/8/30

2020-09-12 21:14:34 | 下草刈り日誌
8日後には次の下草刈りがあるのに今頃になって前回の活動報告をします。
8月30日、8月第2回目の景観維持回復活動(下草刈り)を実施しました。
景観維持回復活動は通常毎月第3日曜日のみ実施していますが
5週目の日曜日がある月は、この日も活動を実施します。
活動時間は、いつもは9時半から15時までのところを
今回は厳しい暑さのため時間を少し早めて9時から開始、
終了は12時と時間短縮して活動しました。

活動場所は「弁天池跡」です。
実は、このあたりは都立滝山公園の園路になっていないので
立ち入り禁止エリアです。
では何故来園者が入れない場所の下草刈りをするかと言うと、
いつになるか分かりませんがいずれ園路として開放される日を願って下草刈りをしています(もちろん願っているだけではなく働きかけもあります)。
さて、弁天池跡は夏になると特に草が勢いよく茂る場所なので
今回の主力の道具は草を効率よく刈れる刈り払い機です。
そして、もうひとつなくてはならない道具が熊手、
これで刈った後の草を片付けないとキレイになりません。
では、いざ現地へ・・・

「弁天池跡」は写真奥の下がった場所です。
そして今回併せて写真右上にある「無名の曲輪」の下草刈りも実施しました。
それでは奥の方に進んでみます。

「弁天池跡」です。やはり草が勢いよく茂っていました。
写真中央少し左よりに高くなっている部分があります。
これは弁天池跡にある小高い島です。
【作業前】

作業中の様子です。池の中にある島が現れてきました。

【作業後】
今は水はありませんが池に浮かぶ島、「弁天島」が現れました。

島の奥に見えるのは千畳敷下の腰曲輪。
一部崩落個所がありビニールシートで覆われています。

それでは、もう一つの作業場所「無名の曲輪」に行ってみます。


「無名の曲輪」の手前側は陽が当たらないので草は少なめですが、
奥の陽当たりのいい所は人の背丈を超えるほど延び、写真で見る以上に茂っています。
【作業前】

【作業後】
滝山城の曲輪としては小さめながらも解放感のある曲輪です。

左側にある土塁もキレイになりました。

土塁の先の方で下を覗き込んでいる人がいますが、、、

解放感がある訳、ここは眺めがいいのです。
眼下に弁天池跡を見降ろせます。高度感もあります。

「無名の曲輪」から見降ろす弁天池跡は絶景!?

途中休憩を2回とり、実質2時間半位の作業でしたが
終わった時は暑さに体力を奪われクタクタになりました。

作業後に差し入れのスイカ。
カラダは脱水状態、塩をふって食べるこういう時のスイカって
水やスポーツドリンクよりも水分が体に浸透する感じで生き返る。
そして熱くなった体温を下げる薬効もあるような気がします?

次回、秋分の日が近い9月20日の活動も、
同じく弁天池跡で更に作業場所を拡大して実施する予定です。
日中の気温が少しは低くなっていればいいのですが・・・


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