1月5日 澁澤喜作といっても、ご存じない方が多いと思いますが、澁澤栄一の従兄にして親友。若い頃は栄一とともに、倒幕の志士から、幕臣となり、彰義隊の頭取を務め、飯能戦争で敗北後、蝦夷に赴き函館戦争に参戦・・・
・・・明治の世になると大蔵省に。その後、実業家として成功と、なんとも波乱に富んだ、痛快な人生を送った人物です。来年のNHK大河ドラマ『青天を衝く』では、主役の澁澤栄一に次ぐ重要な人物として登場するはずです。
その喜作さんは私の曾祖父の従弟。埼玉県深谷市血洗島の、わが父の生家「東の家」の分家の「新屋敷」の出なのです。NHKの制作の方に「喜作さんの手紙とか、ないですかね?」と言われていたのですが・・・
その喜作さんは私の曾祖父の従弟。埼玉県深谷市血洗島の、わが父の生家「東の家」の分家の「新屋敷」の出なのです。NHKの制作の方に「喜作さんの手紙とか、ないですかね?」と言われていたのですが・・・
ありましたあ~! 古い土蔵内の3階、埃をかぶった木箱の中に喜作の手紙があったと、新屋敷から連絡がありました。
喜作の曾々孫になるチナミさんが、その貴重な手紙を持ってきてくれると言うので、今日は南新宿でデートです。妹夫婦も、喜作の手紙の実物をぜひ見てみたいと言うので、4人でランチになりました。
新宿南口サザンテラスのホテルのトップ、日本料理の「ほり川」で花篭弁当いただきました。これは前菜。
インスタ映え的お弁当です。でも、お味より、早く喜作の手紙が見たくて、心そわそわ。
デザートの後、テーブルを片づけて、チナミさんが持ってきた木箱を開けました。古い貴重な手紙ですから、破けないようにそ~っと・・・でも、明治初期の毛筆の字はほとんど解読できませんね。専門家の方に解読してもらうのが楽しみです。
手紙はこんな木箱に入っていました。
おウチに帰って、木箱を開けて、喜作の手紙を1枚1枚ていねいに開いて見てゆきました。封筒がなくなっている手紙もたくさんあります。これをみんな解読したら、喜作の行動だけでなく、栄一との関係や、時代背景から、喜作の人物像までわかって来るでしょう。
1通1通チェックし、分類し、記帳ていたら、夜が明けました。
チナミさんが血洗島から、手紙といっしょに持ってきてくれた新鮮ぴかぴかミニトマト。
夜ご飯に玉ネギとサラダにしていただきました。
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