6日目
テッカディ滞在(テッカディ泊)
この旅もいよいよ後半戦。今日もテッカディ泊なので、移動もなく楽ちん。大人だけでもそうだけど、子連れ旅では移動しなくていいのは本当に楽。
テッカディ滞在(テッカディ泊)
この旅もいよいよ後半戦。今日もテッカディ泊なので、移動もなく楽ちん。大人だけでもそうだけど、子連れ旅では移動しなくていいのは本当に楽。
我が家はどこに行くにも、『〇〇に行ったらやりたいことリスト』というのを作っている。
iPhoneのメモ帳に、行き先ごとにやりたいこと、欲しいもの、を書き込んでいき、そのリストがだんだん溜まってきたらいよいよ覚悟を決めて、行くか!となる。一つや二つではただのメモ書きだが、その『やりたいこと』が10以上になる頃には、その国や地域のことをある程度俯瞰できるようになっていて、そうなってくると気持ちも盛り上がっていて、その国や地域に行かないで済ませるという心理状況ではなくなってくる。
インドの場合も、そうやって時間をかけてリストを作ってきたのだが、そんな『インドに来たらやりたいことリスト』のうち、ゾウに乗ること、そしてスパイスの中でも一番大好きなカルダモンがなっているところを見ること、というのがあった。テッカディという地名に全く馴染みがなかったが、インドのことについて調べるにつれてこの辺りではその二つがかなえられるらしい、というのを知り、是非行ってみたいと強く思うようになっていた。
加えてテッカディは南インドの中では高地になるので、きっと涼しくて一息つけるだろうと思ったのも内陸に入った理由。(計画段階では、海沿いを通ってチェンナイまで行く計画もあった) 直前にヴァルカラに行くことにする前は、ここに3泊する予定だった。
さっそく、トゥクトゥクのドライバーさんにつれて行ってもらう。
まずはスパイスガーデン。この辺りはスパイスの産地で、たくさんのスパイスガーデンが生産現場を見せてくれる。スパイスが好きなら行くべき。
スパイスガーデンのオーナーのお父さん。
この地方原産である胡椒のツル。いろいろな木にこのペッパーのツルを巻きつけて栽培している。
農園のオーナーに解説をしていただく。
カカオの実。この付近はカカオの産地でもある。
そういえば、街にはチョコレートショップが沢山あった。
付け根に見える白いのがカルダモンの花。
花が終わると、ぷっくらと身が膨らんでくる。カルダモン好きとしては猛烈に感動するシーン。
最後にはおきまり?の買い物。
農園のオーナーの奥さん。
楽しかったー
お次は、ゾウ乗り。
ゾウに乗るのは、この旅を始めるにあたって双子に毎日のように「今度インドに行くよ、ゾウさんに乗るんだよー」と言いまくっていたためだが、実は私としては後ろめたさがあった。
それというのも、何かでインドでのゾウの虐待の記事を読んで以来、ゾウ乗りというものがいかにゾウにとって心理的、肉体的苦痛を伴うものかというのを考えてしまうようになったからだった。
しかし、そこにいるゾウが保護されたゾウか、無理につれてこられて使役されてしまった象かは分からなくても、こちらがお金を落とすことによって象さんもいい生活ができるという考えもあると思うし、それとも、お金を落とす人がいなくなれば、ゾウに乗るというビジネスが成り立たなくなる訳だから、それはそれでいいのかな…でもそれなら、人間の開発のせいで行き場を失ったゾウ達はどうするのだろう…となってしまい、頭の中がぐるぐるしてしまう。
まあ、一度は体験してみて、それでも後ろめたさを感じるようなら、もう一度この問題について考えてみよう。そう思って体験してみることにした。
ゾウさんは28歳の女の子。
ジャングルの中をぐるっと一周、30分ほど。
他にも3頭のゾウがいた。洗ってもらって気持ちよさそう。
ゾウ使いの人はとても穏やかにゾウを扱っていて、虐待のようには感じなかった。
ゾウに乗った時、その背中がとても広く、歩くたびごとに骨と筋肉が大きく動くのを感じた。
圧倒的な質量というか、人間なんて、ゾウに比べたらなんとふにゃふにゃで頼りない感じなのだろう。
降ろしてもらった時は、本当に有難う、と鼻をさすって伝えた。どこまで伝わったかは分からないけど…
最後に運転手さんとっておきの、ケララ州とタミルナードゥ州の州境が見渡せるChellarcovil View Pointへ連れて行ってもらった。山道から枝道に入り、最後にはダートの道を揺られること10分ほど…風が強く、とても気持ちが良い。
眼前には田畑が広がる。テッカディのペリヤー湖は実はダム湖で、タミルナードゥ州に水を流すために造られただったそうだ。
明日目指すマドゥライまでは、写真左の方向に150キロほど。
双子のひとりは、トゥクトゥクで寝てしまったため写っていませんw
午後は、この辺の見どころとして必ず書いてあるPeriyar Wildlife Sanctuaryへ。
シャトルバス乗り場は町の南にある国立公園の入り口からは離れているが、ここの奥にあるボートクルーズまで3キロも離れているため、ツアーでここを訪れるのでなければシャトルバスに乗ったほうがいいと思う。ここもまたインド人と外国人観光客の値段が違いすぎる…。
ボート乗り場。15時30分発のボートクルーズを待つ。
めっちゃ猿がいる。人間の食べ物飲み物を常に狙っていて、うっかり食べ物を取られてしまう人多数。
4隻の屋根付き2階建てボートで、野生動物ウォッチングクルーズ。
水牛。この季節は乾季のため、動物達が水辺に降りてくる可能性が上がるらしい。
野生のゾウの家族を発見!
このダム湖の中にはホテルがあって、テッカディの宿を決めるときにそこもいいなーと悩んだのだけど、ちょっとお高めなのと、国立公園内にあって船でしか行き来できないので、ふらっと町歩きするのに不便そうだなーと思って却下した。ボートクルーズの時にそこを中継したけど、なかなか雰囲気のある森に包まれたホテルだった。
下船の時に手伝ってくれたお姉さんと。
インドの北にあるグジャラート州から来たそう。
日本で言ったら軽井沢みたいな感じかしら。
インド人観光客がどこに行っても沢山いて、大変賑わっている町だった。
使ったお金
スパイスガーデン 200
iPhoneのメモ帳に、行き先ごとにやりたいこと、欲しいもの、を書き込んでいき、そのリストがだんだん溜まってきたらいよいよ覚悟を決めて、行くか!となる。一つや二つではただのメモ書きだが、その『やりたいこと』が10以上になる頃には、その国や地域のことをある程度俯瞰できるようになっていて、そうなってくると気持ちも盛り上がっていて、その国や地域に行かないで済ませるという心理状況ではなくなってくる。
インドの場合も、そうやって時間をかけてリストを作ってきたのだが、そんな『インドに来たらやりたいことリスト』のうち、ゾウに乗ること、そしてスパイスの中でも一番大好きなカルダモンがなっているところを見ること、というのがあった。テッカディという地名に全く馴染みがなかったが、インドのことについて調べるにつれてこの辺りではその二つがかなえられるらしい、というのを知り、是非行ってみたいと強く思うようになっていた。
加えてテッカディは南インドの中では高地になるので、きっと涼しくて一息つけるだろうと思ったのも内陸に入った理由。(計画段階では、海沿いを通ってチェンナイまで行く計画もあった) 直前にヴァルカラに行くことにする前は、ここに3泊する予定だった。
さっそく、トゥクトゥクのドライバーさんにつれて行ってもらう。
まずはスパイスガーデン。この辺りはスパイスの産地で、たくさんのスパイスガーデンが生産現場を見せてくれる。スパイスが好きなら行くべき。
スパイスガーデンのオーナーのお父さん。
この地方原産である胡椒のツル。いろいろな木にこのペッパーのツルを巻きつけて栽培している。
農園のオーナーに解説をしていただく。
カカオの実。この付近はカカオの産地でもある。
そういえば、街にはチョコレートショップが沢山あった。
付け根に見える白いのがカルダモンの花。
花が終わると、ぷっくらと身が膨らんでくる。カルダモン好きとしては猛烈に感動するシーン。
最後にはおきまり?の買い物。
農園のオーナーの奥さん。
楽しかったー
お次は、ゾウ乗り。
ゾウに乗るのは、この旅を始めるにあたって双子に毎日のように「今度インドに行くよ、ゾウさんに乗るんだよー」と言いまくっていたためだが、実は私としては後ろめたさがあった。
それというのも、何かでインドでのゾウの虐待の記事を読んで以来、ゾウ乗りというものがいかにゾウにとって心理的、肉体的苦痛を伴うものかというのを考えてしまうようになったからだった。
しかし、そこにいるゾウが保護されたゾウか、無理につれてこられて使役されてしまった象かは分からなくても、こちらがお金を落とすことによって象さんもいい生活ができるという考えもあると思うし、それとも、お金を落とす人がいなくなれば、ゾウに乗るというビジネスが成り立たなくなる訳だから、それはそれでいいのかな…でもそれなら、人間の開発のせいで行き場を失ったゾウ達はどうするのだろう…となってしまい、頭の中がぐるぐるしてしまう。
まあ、一度は体験してみて、それでも後ろめたさを感じるようなら、もう一度この問題について考えてみよう。そう思って体験してみることにした。
ゾウさんは28歳の女の子。
ジャングルの中をぐるっと一周、30分ほど。
他にも3頭のゾウがいた。洗ってもらって気持ちよさそう。
ゾウ使いの人はとても穏やかにゾウを扱っていて、虐待のようには感じなかった。
ゾウに乗った時、その背中がとても広く、歩くたびごとに骨と筋肉が大きく動くのを感じた。
圧倒的な質量というか、人間なんて、ゾウに比べたらなんとふにゃふにゃで頼りない感じなのだろう。
降ろしてもらった時は、本当に有難う、と鼻をさすって伝えた。どこまで伝わったかは分からないけど…
最後に運転手さんとっておきの、ケララ州とタミルナードゥ州の州境が見渡せるChellarcovil View Pointへ連れて行ってもらった。山道から枝道に入り、最後にはダートの道を揺られること10分ほど…風が強く、とても気持ちが良い。
眼前には田畑が広がる。テッカディのペリヤー湖は実はダム湖で、タミルナードゥ州に水を流すために造られただったそうだ。
明日目指すマドゥライまでは、写真左の方向に150キロほど。
双子のひとりは、トゥクトゥクで寝てしまったため写っていませんw
午後は、この辺の見どころとして必ず書いてあるPeriyar Wildlife Sanctuaryへ。
シャトルバス乗り場は町の南にある国立公園の入り口からは離れているが、ここの奥にあるボートクルーズまで3キロも離れているため、ツアーでここを訪れるのでなければシャトルバスに乗ったほうがいいと思う。ここもまたインド人と外国人観光客の値段が違いすぎる…。
ボート乗り場。15時30分発のボートクルーズを待つ。
めっちゃ猿がいる。人間の食べ物飲み物を常に狙っていて、うっかり食べ物を取られてしまう人多数。
4隻の屋根付き2階建てボートで、野生動物ウォッチングクルーズ。
水牛。この季節は乾季のため、動物達が水辺に降りてくる可能性が上がるらしい。
野生のゾウの家族を発見!
このダム湖の中にはホテルがあって、テッカディの宿を決めるときにそこもいいなーと悩んだのだけど、ちょっとお高めなのと、国立公園内にあって船でしか行き来できないので、ふらっと町歩きするのに不便そうだなーと思って却下した。ボートクルーズの時にそこを中継したけど、なかなか雰囲気のある森に包まれたホテルだった。
下船の時に手伝ってくれたお姉さんと。
インドの北にあるグジャラート州から来たそう。
日本で言ったら軽井沢みたいな感じかしら。
インド人観光客がどこに行っても沢山いて、大変賑わっている町だった。
使ったお金
スパイスガーデン 200
スパイス 750
トゥクトゥク1日チャーター 700
象乗り 1000 チップ 100
ランチ 585
国立公園入場料 シャトルバス 1085
ボートツアー 510
パイナポージュース 70
チャイ 20
水 セブンアップ 165
パン 3つ 80