タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

いよいよ出生率は1.36です

2020-06-05 21:54:48 | つれづれ
6月になりました。
タマル産の噴水回りには、昨秋に植え替えたバラの花が満開ですよ。
バラには無い青い花と、ピンクの小花のエリゲロンで縁取りして、イングリッシュガーデン風にしてみました。

さて、何度か遠隔診療のお話をしてきたのですが、
ようやく来週の月曜日から本格的に運用します。
https://www.tamar.jp/online
当面は月曜日だけの運用になりますが、将来的には他の曜日にも拡張するかもしれません。
月曜日の診察時間内の枠で、オンライン診療の予約を取ってください。

ただし受けられるのは、事前に診察の際に医師から許可された方だけになります。
つまり初診には対応していないということですよ。
例えばアフターピルをネットで処方してほしい、という欲求には答えられません。

できれば3ヶ月間以上、低容量ピルや漢方薬を処方されている方で、
症状が落ち着いている方に限ります。
それでも3ヶ月に1回は受診していただく必要が有ります。
値段は直接来院されるよりは、送料や手数料、通信環境構築費用などが上乗せされるので、
少し割高になりますが、遠方から通院されている方にはメリットが有るでしょう。

本来は内服薬は2週間で、外用薬は6日分までしか処方できないのですが、
なし崩しで長期間処方される病院も有りますからね。
そういう病院のカラクリは、高額薬の新薬などを処方して、薬価差で稼いでいるのです。
タマル産では、もともと安いジェネリック薬がほとんどで、良心的なのですけれどね。
しかも院内処方なので、患者さんには取りに行く手間も無いので二重の待ち時間は無いし、
院外処方より院内処方の方が薬局に払う費用が無く、安いのですよ。
それでも敢えて、患者さんの便宜に合わせて、オンライン診療も始めるのですからね。
何度もお話しているので、この話題はこれで。

今日のニュースでは、いよいよ出生率が1.36になったというのが重大です。
すっかり数字には慣れてしまって、驚かれないでしょうけれど、
このままでは日本は消滅してしまいますね。未来が無いということですよ。
今月号の市報でも、小学校では生徒数が少なくなって、
しかも先生も働き方改革で、クラブ活動ができなくなってきているという報告も有りました。

地方で対策を取るとすれば、どうすれば良いでしょうか。
1つ目は、高校を出て、どこに進学するかでしょう。
大学や専門学校は丹波篠山市には1つも有りませんね。
隣の丹波市には、看護学校が有りますよ。これだけでも若い女性を繋ぎ止められます。
以前、市長に直接提案したのですけれど、無理だと言われましたよ。
うちの子供たちも、5人とも大学に行かせましたが、他県、あるいは外国ですからね。
1人だけ兵庫県でした。

2つ目の対策は、大学を出て就職はどこでするかでしょう。
そのまま都会で就職してしまうのです。
地方の就職先は銀行か公務員だと、以前銀行員さんが話していましたが、
その銀行員も雲行きが怪しいですしね。

3つ目の対策は、うまく丹波篠山に残ったとして、若いうちに結婚できるかです。
幸せな家庭からしか、子供たちは成長しないのではないでしょうか。

4つ目の対策は、1人か2人赤ちゃんを産んだとして、3人目以降産む女性が少なくなっています。
結婚しても離婚するカップルが非常に多いのですよ。
このあたりに税金を投入するのが良いでしょうね。
もちろん削れるところとして、箱物への投資をやめるべきです。
それは箱物の最大のものである、病院誘致への投資をやめるべきでしょう。
コロナで判明したことですが、病院に行かなくてもなんとかなるのですよ。
病院を集いの場にする必要はなく、喫茶店さえもコロナの影響で必要なくなりましたからね。

薬だけなら電話でもらえば良いのです。若い人はオンラインで。

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