食農体験を通じて子供たちが学べるのは、
育てるという行為です。
農業に縁遠い都市部では特に、
生き物を育てる体験の機会が少ない傾向にあります。
そのため、無機質な毎日を送りがちです。
普段食卓に並ぶ食材も、かつてそれらが
生き物であったという実感がありません。
そこで、農場で自らが作物を育てる体験を得ることで
命の尊さを実感できるでしょう。
目指している事。
すこやかに暮らすためには、食べることと同様に
食べ物を育てることが必要です。
農場で自らが作物を育てる体験を得ることで、
命の尊さを実感できるでしょう。
そして持続可能な農業を広め大地にしっかり足をつけて
本当の健康と豊な生活を取り戻し、
様々な支援が必要な子供達に素晴らしい未来を!
農業の担い手を増やす活動と支援が必要な子供に素晴らしい未来を
生きてもらう為の応援よろしくお願い致しますm(_ _)m↓
子供達のひ弱さや、精神欠陥の激増、生活の知恵の欠如等の現状を受けて、
自然体験・農業体験が拡大しています。
まず需要の分析に入る前に、農の教育や人の心に与える意味について触れておきたいと思います。
農の持つ「効用」で、実感上及びデータ上確かめられていることとして、
自然体験や生活体験(果物の皮をむく、野菜を包丁で切る等)の有無や頻度と、
道徳観・正義感(ex.友達が悪い事をしていたら止めさせる、
席を譲る等)とは強い相関関係があるという点が上げられます。
おそらくそれは、自然の圧力を前にしての自己の制御、自然の持つ癒し効果による充足感情、
協働作業による達成感や一体感の充足の体験等に起因するものと考えられます。
また体や手を動かす事と、自我の制御とが何らかの形で関わっているのかもしれません。
また他にもうつ病や拒人症の治療において、農作業が組み込まれた治療法がいくつか実践されています。
関西では例えば、藤岡氏が主催する三重県名張市の「赤目診療所」が上げられますし、
これだけでなく心理療法の一つである「森田療法」では、農作業が治療上プログラム化されているものがあります。
また古くは明治維新の際に、社会的役割を失い、精神的空白に陥った士族を立ち直らせるため、
規則正しい「農生活」を送らせ再生させた事例もある様です。
食と農はすべての産業の中でもっとも大切なものといえます。
地球の恵みを直接いただいて命をはぐくむ、すべての根幹だからです。