ウチには、4歳9ヶ月になるフレンチブルドッグがいます。
名前は「ぽてと」。
ぽてとと一緒に生活をはじめ、先月で1年が経ちました。
元気に1周年祝いのケーキを食べるぽてと。
しかし私たち家族にとっては、ぽてとのこんな姿を見られるのも奇跡なのです！
今回はそんなぽてとと私たちの1年を振り返ります。
似たような状況のわんこを飼っている方の参考・励ましになれば嬉しいです。
ぽてとが来た！それは突然に
事の始まりは1年前、
弟からの「今から例のフレンチブルドッグ連れて行くから」
という電話が始まりでした。
「？」
電話を受けた私と母は、何のことかわかりません。
事情を聴くと、父が私と母に内緒で、とある保護施設から
フレンチブルドッグを引き取ることを決めてしまっていて
今日がその引き渡し日だったのです。
父が私と母に内緒にしていたのは、
私と母が犬を飼うことを反対していたからでした。
ウチでは以前にもフレンチブルドッグを飼っていて、
その犬が亡くなった時
もっと手を尽くしてやれたのではないか・・・
なぜもっと早く「わからない」を連発する病院に
見切りをつけなかったのか・・・
後悔が絶えず、以来私と母は
もう今後は犬を飼わないと決めていました。
しかし、父の身勝手な行動で、私たちは再び犬を飼うことになります。
しかもあと数時間で家に来てしまうというのに、
ドッグフードもトイレも、何も用意していない父・・・
怒りに震えながら急いで買い物に出かけ、
とりあえず必要なものを用意し、新しい犬を待ちました。
はじめまして、ようこそぽてと
フレンチブルドッグが来ました・・が、その姿に驚きます。
上の画像はウチに来た頃のぽてと。
年齢は3歳9ヶ月、これまでに2度の出産を経験している女の子でした。
保護施設からの説明を聞くと、
このこは子犬を生むためだけにブリーダーさんのところで育てられていて
生まれてからほとんどの時間を、ケージの中で過ごしていたそうです。
消毒液をまいた床に寝て過ごしていたため、肉球はガサガサ。
お尻や後ろ足には座りダコもあります。
手足の筋肉は退化し背骨は曲がり、不自然におなかが出ていて
抱き上げると、ビックリするくらい軽い・・・
涙が出てきました。
こんなにかわいい子に、どうしてこんなひどいことができるんだろう・・・！
数時間前までの、勝手に犬を飼うことにした怒りや
何も準備をしていない父への怒りは、もうありません。
ただこのこを幸せにしてあげたい、
その気持ちで、私たちはぽてとを迎え入れたのです。
すべてに無関心
家に来て数日経ちましたが、ぽてとは一向に立ち上がろうとしません。
それどころか、保護施設で食べていたというドッグフードも食べず、
トイレも支えてあげないといけない様子。
（それまではケージの中にしていたため、
トイレを覚えていなかったという事情もあります）
保護施設からの話では、施設内の病院で
レントゲンや血液検査などの診察したところ、
骨に異常はないので筋肉がついてくれば普通に歩くようになる、
病院には行かずにとにかく食べさせるように、とのことでした。
ドッグフードを変えたり腰を支えて立たせてみたり、
おもちゃを与えたりしましたが、
一向によくならず、日に日に弱っていく感じです。
なにより心配だったのは、ぽてとは
この世のすべてに興味がなく見えることでした。
喜ぶことも鳴くことも怒ることもなく、
一日無感情でベッドで過ごすぽてと。
私の頭を、前に飼っていたフレンチブルドッグの記憶がよぎります。
もうあんな後悔はしたくない・・・
施設内の病院で診ているんだから、という父の反対を押し切り、
家に来てから3週間後、名医と評判の病院へぽてとを連れて行きました。
ぽてとの真実
診察後、明らかになったのは
「多発性関節炎」と「股関節形成不全」という、
あまりにもショックな診察結果でした。
先生の話によると、ぽてとはもともと骨格形成不全で生まれ、
このままでは売れないため
「繁殖犬」としてブリーダーに育てられたのだろう、
そして早い時期に関節炎を発症し、自力では歩けなくなり
2回出産をしたから用済みになったのではないか・・・とのことでした。
保護施設としては、私たちが引き取ってすぐに病院へ連れていくと、
関節炎と形成不全が発覚し、施設へ返される可能性があるため、
私たちには
「骨に問題ない。こちらで診察しているから病院へは行かないように」
と言っていたのでしょう、と。
その証拠にぽてとの足と背骨は、素人の私がみても
はっきりわかるほど曲がっていました。
病院で診察を受けたのなら、この状態で
「骨に問題ない」ということはあり得ません。
怒気を含んだ声で、先生は話していました。
子犬を産むためだけに育てられ、
保護施設からも正確な情報は隠されたまま、
厄介払いのように追い出されたぽてと・・・
ぽてとを抱きながら話を聞いていると、激しい怒り・悲しみ・無力感、
様々な感情が交互にやってきます。
そんな人生があっていいわけがない！
幸せになるために生まれてきたのに！
これまで誰からも必要とされていなかったぼてと。
でも、私たちには既に大切な家族です。
こんな負の連鎖はここで終わりにし、ぽてとの人生を取り戻す！
この時に私は、ぽてとと幸せに生きることを決めました。
リハビリ そして頑張ったぽてとに光が！
それからぽてとの、薬による治療とリハビリが始まりました。
ぽてとの反応を見ながら薬の種類を変えてもらい、できるだけ副作用が少なく
身体に負担の少ない薬と量を探すため、毎週病院へ。
関節のリハビリはすべての関節、1ヶ所につき1日100回です。
時々お腹を壊したり、痛がるぽてとに心折れそうになりながら1日中、
間隔をあけて全関節の曲げ伸ばしをしました。
そして、ぽてとは徐々にトイレまで歩けるようになり、
公園の土や芝の上なら歩けるようになりました！
それどころか、食べ物やおもちゃ、人にも興味を示すようになったのです
無表情だったぽてとの目に力が戻り、治療が進むにつれ
フレンチブルドッグらしい、表情を現すようになってきます
もう4歳も過ぎたのに、子犬のようにじゃれて遊ぶぽてと
その姿は子犬の頃、ケージで過ごした時間を
取り戻しているようにも見えました。
目指すは薬のない毎日 さらに前へ！
治療を受け始めて1年。
薬の量は最初の1/6まで減り、
ほとんど副作用を気にしなくてもよい量になりました
しかし私が目指すのは、やはり薬を可能な限り減らすこと。
関節炎の薬(人間で言うとリウマチの薬のようなもの)は
一生飲まなくてはいけないのですが、
少しでもほてとの身体が楽になるようなものはないか・・・
そのため常に、犬用関節サプリを探していました。
条件は、少しでもぽてとの身体の負担を減らし、体質に合った、
安全な製法で作られた、信用のあるサプリ。
いくつかピックアップし、先生とも相談し、たどり着いたのが
ウィズペティの犬用サプリ「毎日散歩」と「毎日爽快」でした。
犬用サプリ「毎日散歩」＆「毎日爽快」を選んだ理由
犬用関節サプリを探していて私が「毎日散歩」を選んだ理由は、
関節サプリによく含まれている軟骨成分グルコサミン・コンドロイチン・
Ⅱ型コラーゲンに加え、プロテオグリカンを含んでいること。
プロテオグリカンは医療の分野でも注目を集めている成分で、軟骨減少に
歯止めをかける可能性があることが期待されています。
しかしぽてとの関節炎は、軟骨の減少が主な原因ではありません。
そのため軟骨成分だけでなく、骨を支える力強い筋肉形成が期待できる
イミダゾールペプチドを含んでいることは、よいのではないかと考えました。
他にも筋肉成分をサポートし、関節炎・リウマチの痛みに効果が期待される
ビタミンDを含んでいることも魅力でした。
そして、いろいろな関節用サプリを調べていく中で、
犬の健康寿命を延ばすには、人間と同じように
腸内環境を整えることが大切ということも知りました。
今後も最低限の薬を飲む必要のあるぽてとにとって、
丈夫な体の土台を作るためにも、消化能力をサポートし、
腸内環境を整えるサプリは有効かもしれないと考えました。
多角的にバランスよく分解・消化をサポートする成分と、
生きたまま腸に届く乳酸菌が同時に摂れる「毎日爽快」なら
おなかを壊しやすいぽてとに飲ませても安心なのではないか・・・
食べてくれるかどうかが気になったのですが、
「毎日散歩」と「毎日爽快」を飲ませてみることにしました。
「毎日散歩」＆「毎日爽快」飲ませてみた感想
ぽてとは複数の薬を飲んでいるため、まず先生に相談し
こういったものを飲ませても大丈夫か、成分をチェックしてもらい
最初は1粒ずつ与え、おなかを壊すことやアレルギー症状が
出ないことを確認しながら与えてみることにしました。
与えるタイミングは、「毎日散歩」は、夕方のお散歩後、
「毎日爽快」は朝と晩の食後のおやつにあげてみました。
1年前と違い食欲旺盛なぽてとは、おやつを食べたくなると
トイレにおしっこをし、ご褒美にボーロをねだります。
（トイレを覚えさせるためのトレーニングの名残です
）
そのため、ボーロの代わりに「毎日散歩」と「毎日爽快」をあげることにしました。
そうなんです！「毎日散歩」も「毎日爽快」もチキン味が付いているので、
ごはんに混ぜなくてもそのまま食べてくれるんです。
これはおやつの代わりにもいいなー♪と思います。
カロリーの高いおやつを食べるより、ずっといいですよね。
そろそろ「毎日散歩」と「毎日爽快」をあげ始めて1ヶ月経ちますが、
心なしかベッドから立ち上がる時の動作が
スムーズになってきたように思えます
おなかの方も問題なく、のみ始めてから便が出なかったり
ゆるかったりした日は一度もありません。
サプリメントは薬ではないので即効性はないのかもしれませんが、
のみ始めて1ヶ月でこの変化は良い兆候
今後のことを考え、もう少し続けてみることにしました！
愛を運んでくれたぽてと 温もりをありがとう
画像でもわかる通り、今では逆にふっくらしてしまったぽてと・・・
ウチに来た1年前は食べてくれなくて困っていましたが、
今では関節に負担がかからないよう
「毎日散歩」と「毎日爽快」をのみ、ダイエットに勤しむ毎日です
あと少しで5歳になるぽてとですが、トイレはたまに失敗するし
いつまでも子犬のようにじゃれるし、お手もお座りも何もできません。
そんなぽてとが唯一できることが「愛を振りまくこと」
ぽてとは人の笑顔が大好きで、
「わぁー、かわいい！」と笑顔で話しかけてくれるすべての人に、
ちいさな尻尾をピリピリふり、全力の愛で応えています。
そんなぽてとと一緒にいると、人も犬も本来は
ただ愛し、愛されるために生まれてきたのかもしれないな、と思うのです。
これからいいことばっかりだよ！
一緒が一番幸せだね～
こんな言葉を交わしながら過ごせる毎日を
心からいとおしく思います。
うちにきてくれてありがとう。
これからもずっと一緒だよ
もう一つのブログのお知らせ
今年1月よりライブドアブログにて新しいブログを始めました。
いずれはこちらのブログからの引っ越しを考えてのことでしたが、
こちらのブログはスパイスを使った簡単な旬のレシピや、暦情報として残し、
今後、「楽食ライター兼、楽食料理人のSpice of Life」は
スパイス情報に特化したブログに育てていく予定でいます。
そのため、当ブログに掲載しているスパイスについての特徴や効果効能は
一時的に読めなくなる可能性があります。
今後スパイスの基礎知識に関しては「楽食ライター兼、楽食料理人のSpice of Life」か
「スパイス料理講座」をよろしくお願いいたします。
※スパイス料理講座はリクエスト開催になります。
スパイスについて知りたいことや、特定のスパイスを使った料理・活用法・ 効能も合わせて
学べる講座を開講中！講座の終わりにはみんなで試食会♪ 楽しんで学べ、味わえるスパイス講座です。
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