留学生活が始まりました | なんなんすかる

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マダガスカルの企業マラザ・ソシエテ・ジェネラル社でのインターンシップブログでしたが、今はフランス・ブルゴーニュ大学の留学を綴るブログとなっています。

9月6日に無事フランスに到着しました。渡航日の5日に台風で関空が封鎖され、急遽福岡から出発するというバタバタ具合でしたが。4年前マダガスカルへ行った時と同様、香港経由での移動だったので、当時の気持ちを思い出しました。

パリの空港からバスでパリ・リヨン駅へ、そこからTGVでディジョンへ向かいます。バスを待っている時に、フランス語・英語を流暢に話すドイツ人の学生にものすごい勢いで話しかけられ、早くも圧倒されてしまいました。

 

家が見つからないまま来てしまったので、1週間程ホテル暮らしをしました。日本にいるうちに家を決められれば良かったのですが、学生寮では専用サイトへのアクセスがなぜか拒否され連絡もできず、他のアパートでは現地に着いてからでないと契約できないと言われ、このような事態になってしまいました。授業が始まる17日までには家を決めなければなりません。寮は交換留学生や奨学金を受けている学生が優先され、空きが無い状態でした。寮を諦めてアパートを探すものの、こちらも他の学生が入ることになったと言われ何度も断られました。大家さんとのやり取りは基本電話なので聞き取れない事が多く、少し辛くなります。ホテルのチェックアウト日の前日にようやく1件見つかり契約することが出来ました。2人の学生とのルームシェアで家賃月300ユーロ(家具付き、光熱費・水道代・ネット代等全て込み)のアパートです。できれば1人部屋が良かったのですが、家賃が高いのと家具を買う必要があるのとで選びませんでした。

 

授業はついていくのがやっとという状態です。今は、文化施設に関係する社会学・会計・法律・契約について学んでいます。教授の言っている事が聞き取れずストレスが溜まりますが、幸いにも全て興味のある分野なので勉強自体は苦になりません。30人程のクラスで留学生は中国から3人、コロンビアから1人来ています。彼らは大学でフランス語専攻だったりフランス留学経験があったりして、僕がクラスの中で一番フランス語が出来ません。休日は出掛けたいところですが、みんなと同じように遊んでいてはだめだと思い、家で勉強しています。12月に試験があるので、それまでは勉強を第一の優先事項にして、それが終わったら徐々に友達とも遊んでいきたいです。授業が始まってからしばらくは、クラスメートに話しかけるのが少し怖かったのですが、1ヵ月経って少しずつ色々な人とコミュニケーションを取れるようになれました。自分で壁を作っていると相手にもそれが伝わってそうな気がするので、話す時は出来るだけ笑顔でいるよう心掛けています。

 

まだまだ慣れない事ばかりですが、無理せず一つ一つ解決していきたいと思います。