休み明けの学校 | なんなんすかる

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マダガスカルの企業マラザ・ソシエテ・ジェネラル社でのインターンシップブログでしたが、今はフランス・ブルゴーニュ大学の留学を綴るブログとなっています。

新学期が始まりました。

今年は出来るだけ多くの人と話す事を目標に頑張っています。

昨年は人見知りが災いしたのと、日々の勉強で一杯一杯だったのとで、特定の人としか話せていませんでした。

 

まずはクラスメートからと思い、授業でいつもと違う席に座ったり、休み時間に自分の席から離れたりして、話せる人を少しずつ増やそうとしています。話してみないと相手の気持ちが分からず、そういった状態が続くと話すのがますます怖くなってしまいます。

この状態から抜け出さないとと強く思うのは、高校生の時の経験があるからです。

 

私は中学から高校に進学する際に大阪から兵庫へ引越しました。

それ以前も小学生の時に、熊本→福島→大阪と、父の転勤の関係で2回転校しています。

転校の度に新たに友達を作らなければならず、子供ながらストレスに感じていました。

とにかく周りから嫌われてはいけないと思い、自分の気持ちを抑えて当たり障りのない行動を取るのが普通になってしまいます。

高校に入った時、また頑張って友達を作ろうとしたのですが、既に地元の各中学でのグループが出来上がっており、皆の話す内容も中学での事ばかり。私の入る余地が無いように感じてしまいました。

今思えば、勝手な思い込みをせず勇気を出して話し掛ければ良かったとも思います。

ただ小学校・中学校の時とは違って、周りの皆がどこか閉鎖的でした。

結局、同級生とは軽く話す程度に終わり一緒に遊ぶことも無く、1人でいる時間が殆どでした。

一回こうなってしまうと中々抜け出す事は出来ません。寂しさから毎日がとても辛かったです。

 

この高校時代の事があるので、一人で閉じこもるのは避けなければと感じています。

「知らない人」が自分の近くに多くいる状態は好ましくありません。

フランスに来て、一人ではないもののまた似たような事態になりそうだったので、環境を少しずつ変えていこうと思いました。

 

自分の事をあまりよく思っていないかなと、私が勝手ながら思っていた人と話してみると、意外にも気さくに話してくれます。

人の目を気にしすぎかもしれませんが、こればかりは性格なので変えられません(笑)

私が話すのを見て、「こいつこの人とも話すんだ」と、周りの人の自分に対する見方が少しずつ変わってくれればいいなと思っています。