教えながら学ぶ | なんなんすかる

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マダガスカルの企業マラザ・ソシエテ・ジェネラル社でのインターンシップブログでしたが、今はフランス・ブルゴーニュ大学の留学を綴るブログとなっています。

寒さがだんだん和らいできました。心も気のせいか少し軽くなった気がします。

12月・1月は寒さが厳しく、曇天でおまけに小雨がちょこちょこ降るので、天気だけで気分が滅入ってしまいました。

 

明日から1週間バカンスに入ります。とはいっても休み明けに2つのテストと2つのプレゼンがあるので、のんびりはしていられません。

これまでのバカンスでは、時間があるのをいいことにやるべき事を先延ばしにして休み明けに困るというパターンになっていたので、次こそは時間を浪費しないように気を付けたいです。

来週の楽しみはパリでのベルリンフィルのコンサート。自分の誕生日記念というのと、一流のオーケストラということで、思い切って140ユーロもする一番良い席を取ってしまいました。笑

演目はドビュッシーの海とプロコフィエフの交響曲第5番。作品の背景もしっかり理解して聞きに行ってきます。

 

大学外でフランス人の知り合いが出来ればいいなと思い、先週、ディジョン日仏協会という所で日本語の授業を見学してきました。

先生はフランス人の方です。ただその人は、先生の資格を持っているわけではなく、日本語もあまり上手ではありません。

生徒は30代~60代の6名程。真面目に授業を受ける生徒がいる一方、ふざけて冗談を言ってばかりの生徒もいて、学習環境としては良くないように感じました。

マダガスカルで日本語授業を見学した時にも感じたのですが、生徒に日本語で話す機会をいかに与えるかが大事になってくると思います。

この日は、生徒側にあまり発言の機会がありませんでした。

別に日本語の授業に限ったことではなく、誰かに何かを教える時は話が一方通行にならないよう気を付けなければなりません。

 

たまたま授業に見学に来ていた方がいて、その人は真面目に授業を受けていました。何か助けになれればと思い「折角ここに日本人がいるので(と自分で言いますが)、よかったら個人的に日本語を教えますよ」と声を掛けると、是非学びたいということだったので、後日改めて会いました。

日本語を教えるのは久しぶりです。上手く出来るかなと思ったのですが、話していくうちにスムーズに教えられるようになりました。マダガスカルでの経験が少しは生きたかなと思います。こちらとしても、説明する時にフランス語を使うのでスピーキングの練習になりますし、自分の話すフランス語が文法的に正しいかどうかも確かめることが出来ました。

フランスに来てからなかなか誰かの役に立つということがなかったので、嬉しい気持ちになったという良いお話でした。笑