春夏秋冬　思いのままに

昨日は月一回の通院日で
心重たく
足取り重く
医院のドアを開けたのです

体重を測り
血液検査をし
血糖値を測りその都度
看護師さんと冗談を云うのも
気の進まないことの反動なのです
と言っても
これ以上改善に努力する気も
正直湧いてこないのです

前の月より数値が０．１良かったとは言っても
量子化誤差の範囲で
努力の結果ではありません

主治医も其処のところは
すでに見通していて
薬を追加しようということに成ったのです

数値が改善されれば
薬を辞めることはできます
と言われたのですが
今まで少なくなったことが無いのです

散歩の回数は変わらないけれど
距離は確実に減っているし
その代り何かを補填している訳でもなく
通院の度にしおらしくする演出は
三文役者のそれに似て
数か月前から見破られていたのです

確かに体力がなくなって
孫たちを抱き上げても
重いと思うのですが
孫たちは年相応の体重に成長するし
こちらは年相応に体力は低下するのです

体重を減らそうと
食事の量を少なくして
その結果はこの数か月確実に
体重が落ちてきています
これだけが
頼みの綱です

いえ決して努力しているわけではありません
歳をとると食が細くなるのです