真夏は人間よりもセミの方が元気かも。
地面のこの穴ね・・・そ、これこれ。
セミの幼虫が地中から出てきた穴ですよ。
うさぎ学園の校庭ではせいぜい20カ所ぐらいだけど、公園などではこの穴がたくさん見られます。
で、出てきたら樹に登って成虫になります。
地中から出てくるのは早朝。
1時間ぐらいかけて、背中が割れて羽化します。
こんなセミの抜け殻、見たことあるでしょ?
これはアブラゼミの抜け殻で、種類によって形が違います。
そして成虫になった『アブラゼミ』・・・どこにいるか分かるかな?
「ジリリリリリ・・・」って鳴いてるのがこのアブラゼミ。
翅が茶色くて油を塗ったみたいだから油蝉。
不透明な翅を持つセミは世界的にも珍しいんですよ。
セミが鳴いてる樹の下にはこんな雑草が生えてます。
見たこと無いかな?
青い花は『ツユクサ』、ピンクの花は『タデアイ』です。
これがツユクサ。
この花、朝に咲いて昼にはしぼんでしまいます。
まるで朝露のようなので露草、っていう名前が付いたって言われてます。
あ、食べられますよ。
こっちはタデアイ。
そ、あの藍染めに使うやつね。
インディゴブルーに染まりますよ!
ふふふふ、うさぎ学園の校庭には面白いものがいっぱいでしょ♬
【こっそり裏話】
藍染めやれるほど生えてないんだけどね。
真面目に栽培すれば可能なんだけどさ。