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スター☆トゥインクルプリキュア 第36話感想

2019年10月14日 | スター☆トゥインクルプリキュア
 今話の名セリフ:「まったく・・・、よくあんな恥ずかしい事言えるニャン・・・。ありがとう・・・。」(キュアコスモ)

 「スター☆トゥインクルプリキュア」第36話「ブルーキャット再び! 虹色のココロ☆」の感想です。


~ オープニング前 ~

 ある日、ロケットのAIから報告がありました。内容は、宇宙マフィアのドン・オクトーが惑星レインボーの指輪を手に入れたというものです。
 ドン・オクトーとは、以前ゼニー星のオークションに参加していた宇宙人。宇宙の闇社会で幅を利かせています。
 惑星レインボー出身のユニは、当然返してもらうと意気込みます。

 とはいえ、相手は宇宙マフィア。簡単に返してくれるとは思えません。
「忘れたの? 私の別の名を。」
   
「まさかマオたん!」
「そっちじゃなくて・・・。」
    
   
「この宇宙怪盗ブルーキャットに盗めないものはないニャン!」
    
 まあ、金魚すくいの金魚には完封されたけどな。いやー、あの時の顔面真っ青なユニ子、可愛かったなあ。(笑)
 そして、プルンス。ブルーキャットよりも先にマオが出てくるとか、どんだけドルオタなのよ。やっぱり、暇があったら、マオの写真を見ながら〇コってんだろうなあ、このチョロンスは。(笑)


 ですが、盗むのはダメだと、ひかるに注意されてしまいます。

 同じ頃・・・、
「おめでとう、アン警部補。今日から君は栄えある星空刑事だ。この星空警察の名を汚さぬよう、頑張ってくれたまえ!」
    
   
    
「これから正義のために、バンバン悪い人を捕まえるであります!」

    本編では明かされていませんでしたが、本名は「メリー・アン」。


 今回のオープニングは、今月19日(土)から上映開始となる劇場版の告知バージョンでした。キャプチャー画像や感想は後述します。


~ Aパート ~
 その後日、ドン・オクトーのアジトには、沢山の宇宙船が入り込んでいました。
    
   
 ひかる達は、その中の1台の宇宙船の中に忍び込んでいました。
 ドン・オクトーの手下達のチェックをかいくぐって、ドン・オクトーのアジトに潜入。アジト周りに沢山宇宙船がいるのは、これから星空界のマフィアを集めてパーティーをするからだとか。
 そのタイミングでアジトに乗り込むのは危険そうですが、人混みに紛れた方が怪盗をするにはうってつけだと、ユニは考えています。

 ですが・・・、
   
「すっごく不満そうでプルンス・・・。」
「言いたい事があるなら言えば?」
   
「最初に言ったよ! ドラムスさんの時もだけど、盗むなんてダメだよ!」
    
「あれは、惑星レインボーのものよ。それに、素直にお願いして返してくれる相手だと思ってるの?」
「やってみなけりゃ分かんないじゃん!」
    
「やらなくても分かるでしょ!」
   
 ララ、えれな、まどかも、ひかると同意見。それなら後は自分1人でやるとユニは言いますが、ひかるは、1人じゃ危ないとユニを止めます。
「どっちニャン!」
「どっちも本当の気持ちだよ・・・。反対するのも、心配するのも・・・。」
    
「ユニは、本当にそれでいいって思ってるの?」
    
「私は必ず指輪を取り戻す。それでも付いて来る気なら、せめて足を引っ張らないようにしてちょうだい!」
    
    

 一方、アンは、マフィアの情報収集のため、このアジトに乗り込んでいました。ドン・オクトーの手下達には良い掃除屋と思われていますが、アンはこの仕事に不満を持っています。
「早く任務を終わらせて、辺境で希少種を狙うハンターや、宇宙怪盗ブルーキャットみたいな大悪人をバンバン捕まえに行きたいであります!」
    
 いや、むしろ、君がブルーキャットに捕まえられちゃうんじゃ・・・。そんでもって、ユニ子に色々お仕置きされるという内容の薄い本が出てくるんじゃないかと思うんですが。ダレカカイテクレナイカナー。(チラッ(笑)


 その直後・・・、
「お名前をうかがいますでしょうか。」
「ドン・フワフワのファミリーです!」
   
   
「何でフワがドン?」
「さあ?」
   
「フワフワなんてマフィアいたっけ?」
「いつまで待たせる気かしら? ボスは気が短いのよ。」
    
   
「し、失礼しました! どうぞ。」
   
「ん・・・。今の匂い・・・。」
   
 ドン・フワフワって、随分可愛い親玉だなあ。こんなのがマフィアの親玉なら、いくらでも金を貢げられるぜ!(笑)
 そして、ひかる、ララ、まどかの格好は、えれなの家でパーティーをする前にしていた変装ですね。なので、またしても、まどかは、付け髭、付けまつげをする事に。この時のまどかの胸中を聞いてみたいです。(笑)

 パーティー会場内部に潜入できたひかる達。すぐに、ユニは、ドン・オクトーを発見し、1人で彼に近付きました。
 ドン・オクトーが語るには、彼が見つけた惑星レインボーの指輪は、とびきりの代物だそうで。その理由は・・・、
「その指輪は、身に着けた者の感情で色が変化する。今は喜びを示すイエロー。他にも、悲しみのブルー、怒りのレッドなど、七色の感情に反応する。」
    
   
「ですよね?」

「正解だ。よく知ってるな。」
   
「ええ。だって・・・、これは私の大事な人のものだから。」
    
   
「いつの間に・・・。」
   
    
 その後、ドン・オクトーはユニを捕まえるよう指示しますが、ユニはブルーキャットに変化。いつもの手際の良さで、あっという間にパーティー会場を脱出しました。

 さらに、手下にも変化して、手下達をまく事にも成功。しかし・・・、
「見つけたであります! 怪盗ブルーキャット!」
    
    
「何で正体を見破れたの?」
「本官は星空警察のアン警部補! 星空警察が管理している悪人の匂いは全部覚えてるであります!」
    
   
 何・・・、だと・・・? じゃあ、ユニ子の匂いにはどんな成分が含まれているのか、詳しく教えてもらおうか。レインボー星人について研究している方々に情報提供したいんでさ。(そんなヤツいねーだろ(笑))


 その後、手錠ブーメランでユニを捕まえようとしますが、ユニは回避。
「厄介なもの持ってるじゃない。」
    
「刑事道具は他にもあるであります!」
   
「あ・・・。これは今使うものじゃなかったであります・・・。」
   
 そうだね。早ければ、次の土曜日に使うものですな。まあ、私のような老けたお兄さんは、貰えやしませんが。(笑)


 直後、ドン・オクトーの手下達が戻ってきましたが、捕まえたのはユニではなくアン。宇宙マフィアにとって星空警察は目の敵だからです。
「ただで済むと思うなよ! ブルーキャットの前にたっぷりお仕置きをしてやる!」
   
   
 私よりも老けたオッサンにお仕置きされるとか誰得だよ。やっぱり、ユニ子にお仕置きされた方がいいな。という事で、そんな内容の薄い本、ダレカカイテk(以下略 & 笑)

「はあ・・・。」
    
    
    
「行くわよ!」

「え・・・。」
「早く!」
    
   
「りょ、了解であります!」
   
 しかし、2人っきりで逃げられるほど甘くはなく、ドン・オクトーに捕まってしまいます。手に入れた指輪も再びドン・オクトーのものに。


~ Bパート ~
「本官が捕まるなんて情けないであります・・・。これから沢山正義のために活躍する予定だったのに・・・。」
    
「正義ね・・・。」
「何であります?」
「別に・・・。」
    
「あ、お礼を言い忘れてたであります!」
「え・・・。」
「さっきは本官を助けに戻ってきてくれてありがとうであります! なんだか聞いてた印象と違うであります・・・。」
「でしょうね。」
    
「せっかくなので言わせてもらうであります!」
「ん?」
    
「盗みはよくないでありますよ! 騙されたり自分のものを盗られた人の気持ちを考えるであります!」
    
「それは、あなたも一緒でしょ。」
「え・・・。」
「ここでスパイしてたんでしょ? 正義のためなら変装して騙してもいいの? 理由があれば何をしてもいいんなら、そんなの誰にでもあるんじゃない?」
「そ、それは・・・。」
   
「今のは忘れて・・・。自分に言ったようなものだから・・・。」
   
「ブルーキャットには、悪い事をする理由、あるでありますか?」
「さあね・・・。」
   

 その直後、誰かがこの部屋に入ってきました。やって来たのは、ひかる達。
 また、ユニは、アンと話している間に拘束を解いていました。すぐに、ひかる達は、アンと一緒にこのアジトの脱出を試みます。

 しかし、ドン・オクトー達に見つかっています。ですが、テンジョウ達ノットレイダーもこのアジトに潜入しており、ドン・オクトーはノットレイ化されました。
   
 ひかる達5人はプリキュアに変身します。

 バトルスタート。相手は手数が多いため、なかなか攻撃できません。
 少しして、コスモは、攻撃を受けたミルキーをフォローしましたが、すぐにコスモが攻撃を受けてしまいます。
「あらあら、優しい事。でも、甘いわね!」
    
「バケニャーンの時は食えない相手だったけど、プリキュアといるうちに弱くなったんじゃない?」
    
   
 その後、コスモに追撃がいきましたが、スターが間に入ってガード。
「優しくて何がいけないの!?」
    
   
「あなた達が気付いてないだけルン!」
   
「コスモはね、誰よりも他人を思いやる心を持ってる!」
    
「素直じゃないけどね。」
「はあ?」
    
「本音を言うのが人より少し苦手なだけです!」
    
「ちょっと・・・。」
   
「とにかくコスモは、誰よりも優しくて、とってもとーってもいい子なんだ!」
    
    
「ニャン・・・。」
   
   
「星空警察であります!」
「あーら? 警察が怪盗の味方していいの?」
    
「良くはないでありますが、ブルーキャットは本官を助けてくれたであります・・・。だから今だけは助けるであります!」
   
    
「今であります!」
「あなた・・・。」
   
   
「コスモ。」
    
「まったく・・・、よくあんな恥ずかしい事言えるニャン・・・。ありがとう・・・。」
    
「え?」
「何でもない。さあ、いくニャン!」
    
 そして、スタートゥインクルイマジネーションで敵を撃退しました。

 それから少しして・・・、
「ユニ!」
    
    
   
「私はレインボー星人よ・・・。」
   
「その指輪は、オリーフィオ・・・。私と星のみんなにとって、一番大事な人が身に着けていたもの・・・。だから返してほしいの・・・。お金が必要ならすぐは無理でも必ず用意する・・・。」
   
「その話を信じろというのか?」
    
   
「着けてみろ。」
    
    
「ブルー・・・。確か悲しみの色と言っていたな・・・。」
   
「持っていけ・・・。」
「ありがとう・・・。」
    

 このまま地球に帰還といきたいところですが、アンが待ったをかけます。盗みの理由が分かったといっても、やっぱり盗みは悪い事であり、反省の形にしてほしいと言ってきました。
「まずは、10年ほど本官と一緒にボランティアするのはどうでありますか?」
    
    
「あー! 本官の手錠で!」
    
「行くわよ!」
「え・・・。」
    
「バイバイニャン!」
「やっぱり怪盗は怪盗であります! 信じた本官が間違ってたであります!」
    
 その後、アンはユニを追いかけますが、速度をつけ過ぎて、ロケットを追い抜いてしまいました。

 それから少しして・・・、
「ユニ。怪盗は続けるルン?」
    
   
「そうね。惑星レインボーの宝を取り戻すまで、やめる訳にはいかない・・・。」
    
「でも・・・、みんなを悲しませるような事はしないわ・・・。」

「ユニ・・・。」

    
    
   

 同じ頃・・・、
「怪盗ブルーキャット! 必ず逮捕するであります!」
    
「って、ここは一体どこでありますか!?」
   
 最後は君が締めかい。まあ、ブルーキャットの逮捕は諦めた方がいいんじゃないかな。今回のようにおちょくられまくって、ユニ子にお仕置きされる内容の薄い本を熱くさせるのがオチだと思うんで。(笑)


 今回は、これで終了です。


 今回のエンディングも、前話と同じく、劇場版のエンディング「Twinkle Stars」。映像は前話と同じですので、画像キャプチャーはしていません。


次回:「UMAで優勝! ハロウィン仮装コンテスト☆
 ひかる達は、クラスの皆と一緒にハロウィン仮装コンテストに出場しました。優勝賞品は、スタードーナツ1年分だとか。
 しかし、コンテストにはカッパードもやって来て・・・。プリキュアだと明かせないひかる達はどう戦う?


    今回のラッキー星座


【まとめ】
 宇宙マフィアのドン・オクトーが惑星レインボーの指輪を手に入れたと聞いたユニは、宇宙怪盗ブルーキャットとして指輪を盗んだものの、ドン・オクトーに捕まった宇宙警部補・アンを助けるために捕まって取り返されてしまいますが、最後は、自分がレインボー星人である事を明かし、純粋な気持ちで指輪を手に入れました。

 いやー、スター達から褒められまくってデレてるコスモが可愛かったわ! キラやば~っ☆!
 以上! 今回の感想は終わり! この記事へのコメント、トラックバックは・・・。
 え? 簡潔にまとめ部分を終わらせるなって? オープニングのキャプチャー画像はどうしたのかって? すいません。おふざけが過ぎました。真面目にやりましょう。真面目に・・・。(笑)

 さて、ここ最近の話のキーポイントであり、ユニの重要課題である「分かり合う」点については、良いところに着地できたように思います。
 ユニは自分がレインボー星人である事を明かし、ドン・オクトーは指輪の反応を見てユニの気持ちを察し指輪を譲る。怪盗、マフィアと、単語だけ聞けば良い印象は感じられない両者が分かり合えたというのは、かなり良い展開だったと感じました。

 ユニは、ドン・オクトーからあっさり指輪を盗んでそのまま逃げ帰る事もできたでしょうけど、アンを助けに戻ったのは好印象でした。その結果、指輪を奪われて捕まりましたが、それでも、プリキュアになったきっかけである、目の前の困っている人達を救いたいという気持ちを貫いたのは良かったと思いますね。
 また、地球に帰る途中でも、指輪の色が、喜びを示すイエローになっていたのも良い演出でした。誰かが傍にいてくれる事の安心感みたいなものが感じられましたし。
 プリキュアになるまでは誰も信じず、プリキュアになってからも仲間意識が薄かったと思うと、ユニは、ひかると出会って良い方向へと進んでいっているな、と改めて感じました。

 一方、ドン・オクトーも、話の分かる良いヤツだったと思います。
 闇社会で暗躍している宇宙マフィアの大親分。これだけ聞けば、周りの意見は無視ばかりで、高圧的な態度で接しまくる怖いヤツという印象を受けかねないでしょう。
 でも、腹を割って話し合うと、相手の気持ちを汲み取った行動のできる良いヤツ。これは良かったと思いますね。惑星レインボーは既に滅んだ星である事と、その生き残りが示した指輪の悲しみの色を見た事から、指輪はユニが持つべきものだと悟ったのでしょう。
 それに、考えてみれば、沢山の手下やパーティーの招待客がいるのは、かなりの人望がある事がうかがえるでしょうね。強面に見えて実は義に厚そうだと感じられ、なかなか面白いヤツでした。

 また、今回登場したメリー・アンについても、「正義」のあり方について考えさせられ、なかなか見所のあるキャラでした。劇場版オリジナルのキャラが、ここまで目立っていたのは意外で、劇場版の鑑賞意欲がだいぶ高まりました。
 ユニに会うまでは、アンの中では「警察は正義」「怪盗は悪人」というイメージは強かったですが、今回の出来事でその印象は少しは変わったでしょう。

 物を盗む事は、騙されたり盗られたりした者達の気持ちを考えると、悪い事。だけど、怪盗とはいえ、困ってる者を助けたら救う一面もあり、怪盗が悪いヤツだと一概には言えないでしょう。
 その一方で、警察は悪者を多く捕まえるから「正義」というイメージが強いですが、そのために、変装して騙していいのかといえば、そうではないでしょう。「正義」のためになりふり構わずというのは、自分を正当化しているだけであって、客観的に見れば「正義」とは見られず、批判や非難の格好の的になるでしょうね。
 それに、今回のアンの任務は宇宙マフィアの情報収集であって、宇宙怪盗の逮捕は含まれていません。任務外の事をしていた事から規律違反であり、「正義」とは言い難いでしょう。

 「正義」は、宗教的背景や育った環境などで異なり、その考え方は人それぞれ。
 だからこそ、論争の種になりやすく、色んな人と出会って「正義」のあり方を見つめなおしていくのは大事なように思いますね。ここにも「分かり合う」事の大切さがあるように感じます。
 アンは、最後はユニにおちょくられたとはいえ、ユニと出会った事は良い経験になったでしょう。今回の出来事が劇場版にどう影響しているのか、劇場版では楽しみにしたいですね。


 本編の感想は以上です。
 では、最後に、今回の劇場版告知オープニングのキャプチャー画像を挙げていきます。

   
 劇場版オリジナルのキャラ「ユーマ」。言葉は通じないが、歌が好きだそうで。

    
   
 えれなとまどかは修学旅行で沖縄に。
 そういえば、前に沖縄に行ってから、もう10年以上も経ったなあ・・・。今の時期から春にかけて、沖縄は、旅行へ行くには絶好の場所だと思いますね。

    
 劇場版にもノットレイダーは出るようですね。まあ、ラスボスは、劇場版オリジナルの敵だと思いますが。

    
   
 ひかるとララの2人っきりの場面がやや多めですね。これは、濃厚なひかララタイムに期待か!?(笑)

 劇場版が上映されるのは、今月19日(土)。とうとう残り1週間を切りました。
 私は上映開始日当日に見に行く予定です。感想も書くつもりでいますが、今月中は無理ですかね。来月の下旬になるかも。いつも通り遅くなると思います。
 劇場版の感想ができあがったら、その次の本編感想記事にて告知いたしますので、気長にお待ち下さい。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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