一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

旧国鉄篠ノ井線廃線敷を行く

2020-07-02 14:45:00 | 信州の自然
旧国鉄篠ノ井線は明治35年に全通しましたが昭和45年に蒸気機関車が姿を消しました。
新線が昭和63年に開通したことで、86年の歴史に幕を閉じました。
その後ウォーキングコースとして片道6kmが整備されています。




今回はそのうち約2kmを新緑を眺めながら歩いてみました。
まずは地元明科で焼かれたレンガ積みの全長53mの漆久保トンネルからスタート。
イギリス積みでSLの排煙跡も見られ明治時代が色濃く残るトンネルです。




所々煉瓦も欠けて年月の流れが感じられます。
SLの機関士、キハ181系「しなの」の指導運転士だった父が通過した場所…。
そう思うと煉瓦1個1個が愛おしく感じていました。

撮影日 2020.06.07 11:23 旧国鉄篠ノ井線


最新の画像もっと見る

コメントを投稿