「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

とりあえず、書く 2020-7-5 というか、特捜隊長め。。。

2020-07-05 18:51:37 | 当直室日記
長さんの欠場は比較的憶えているのに、殿下の欠場についてはうろ覚えなけぶでございます<(_ _)>
きくち英一さんの誤クレジットについても、確かにそうだ・・・・(^_^;)

養命酒が効いてきたので、アタマがスッキリしてきたのですが・・・(^_^;)

ところで、ツイッター近辺を。

▼コロンボ総統のロケ地検索

総統が転勤した・・・(^_^;)
東宝や国際放映作品のロケ地検索すると、アレ?という場所が多く出てくると思いますので、
それを待ってよう。
そして、図書館案件を舌なめずりしながら待ってよう(^_^;)

それにしても#244のクライマックスは初台の可能性かぁ・・・・。

北海道じゃ、動きがとれないなぁ・・・(^_^;)


▼裕次郎さんが1981年に入院しなかったら。

茶屋町ごろーさんのツイートを拝見して、もしもな話ではあるのですが、裕次郎さんの舌癌後は色々と企画があったんだなぁ・・・と。
特に日テレは裕次郎さん主演作品制作、石原プロとふたたび組むなど。
考えると、『西部警察』と太陽とのコラボ企画もあったので、1981年に裕次郎さんが入院していなかったら、違った展開にもなったのかなぁ。

ただ、もし裕次郎さんの入院が無かったら、もっと早い段階で太陽も西部署も終わっていたような気もしたり、逆にもっと長く続いていたかもしれないし。

沖さんの入院も、かなり太陽の歴史を変えた部分はあると思うので、(小職は、沖さんに何もなかったら、後期の中心人物は確実にスコッチだったと、当時から思っていました。)、色々な意味で太陽にとって1981年はそれまでの計画を見直さなければならなかった「裏舞台のターニングポイント」だったのではないかと思っています。

太陽ルーレットで「ラッサ熱」を観て、ボス不在時期って、結構複雑な事件が多かったよなぁ・・・それを6人+時には吉野で解決してたって、結構最強か?という想いにふけました。

▼視聴率
ビデオリサーチの冊子を挙げてくれた方がいて、それを観ると、ドラマ部門で太陽はすげえな・・・1974年までは特撮がすげえなぁ・・・・とにかくロボコンがすげぇなぁ・・・と。ただ、1977年以後は特撮が全くベストテンに入らなくなるというのも、何となくわかるのですが、それにしても極端だ。

ところで、このビデオリサーチの年間ドラマベストテン、太陽だけ拾うと、
1972年 第1話 22% 7位 (1位 仮面ライダー 1/8 30.1%、再放送のウルトラセブンが6位)
1973年 第53話 26.8% 2位 (1位 仮面ライダーV3 3/10 28.2%)
1974年 第111話 32.1% 1位
1975年 第167話 35.5% 1位
1976年 第216話 37% 1位
1977年 第275話 36.5% 1位
1978年 第319話 35.5% 1位
1979年 第364話 40% 1位

ドラマで30%越えするのは稀、Gmenが超えてましたね。

それにしても、令子初登場が1977年のトップで、アキラ・ナカオが1978年のトップかぁ・・・。

平均視聴率は・・・・
1972年 16.8%
1973年 21.7%
1974年 25.2%
1975年 29%
1976年 27.1%
1977年 32.1%
1978年 30.3%
1979年 25.2%
1980年 19.4%
1981年 19.3%

いや、30%越えが異常なので、まさにボン・ロッキー編はブーム的頂点だったとも言えます。
この頃は再放送ですら20%超えてましたから(^_^;)

刑事モノでいけば、ざっくり平均で、
前身の「東京バイパス指令」で16%、大都会シリーズで17%、日の出署シリーズで15%、大空港で12%、特別機動捜査隊は目視で14~15%(末期は9%かぁ・・・・)、特捜最前線が14%ぐらい(ブーム前)、非情のライセンスで14%、西部警察で15%。

まあ、バブル時代のドラマ視聴率も異常でしたが(^_^;)、太陽の視聴率も落ちたとはいえ末期でも平均14%ぐらいはとっていたはずなので、オバケ番組と言われるのは仕方ない(^_^;)

▼『MIU404』
演者がしっかりしているので、安心して観ることが出来るし、ゲストも豪華なので、さすがドラマのTBS。
カーチェイスは仕方ないなぁ・・・CG。
現代の特捜隊ではあるのですが、何かが足りない・・・・何だろう・・・とずっと考えていましたが、
そうか!味のあるオヤジが登場しないところか・・・。
橋本じゅん氏はちょっと若いかなぁ・・・・とは言いつつも56歳。
ただ、そういう人材は既に70歳越えだしなぁ・・・。

令和の特捜隊マッサンが観たい気がする。。。


▼特別機動捜査隊

東映チャンネル放送もワンクール分を切りました・・・・とはいえ、また再放送が始まるようですが、個人的にはほぼ「新作」状態での視聴だったので、正直凹むなぁ・・・・。
気が付けば、結構デカイ存在となってしまった、小職の中の特捜隊・・・・
#1から放送してくれないかしら。。。。

で、#779の日高班・御木本刑事(森哲夫氏)登場からまた人事が動き出した特捜隊。
#782より立花直樹氏演じる佐田刑事が登場、若さ溌剌という感じで戸川刑事もお姉さん刑事に。

ここで残念なのは水木刑事の退場・・・・#780までの出演。ある意味後期特捜隊の象徴みたいに#501から登場していて、且つ、「スター刑事枠」で主演作も多かったので、これは残念としか言いようが無いよなぁ・・・。
#771は降板への餞だったのだろうか・・・。どうも水木氏自体もこの年(1976年)出役はやめているようですし。
新陳代謝は悪くはないのですが、自然消滅というのは、やっぱり太陽育ちとしては消化不良だよなぁ。。。
笠原刑事もそうだし。

そして、ドキュメントシリーズの#784「ドキュメント・逃亡」。
ドキュメントシリーズといえば、石原刑事が受難・災難・慟哭・・・というパターンの最高潮作・・・ってあわや殉職。
それも今回は、腹下し+用足し中に逃亡犯を捕まえるため、ハンケツ状態で挑んだためボコボコにされ+自分たちが乗っていた特捜505号(ケンメリ)を奪われ、手錠をかけたまま、ボコボコにされながら・・・・という悲惨な状況。
しまいには拳銃で撃たれ、山中を彷徨い(軍手着用はご愛嬌)・・・・相変わらずの吉田豊明さんの熱演が凄すぎる・・・・。
本当に吉田さんの演技は勿体ない。吉田さんチョイ役で他の番組にご出演されていると、勿体ないなぁ・・・と。

関長さんの伊沢一郎さんが仰っていたという。
特捜のプロデューサーは主役(主任)は見つからないが、デカ長以下はいくらでもいる。スターを作るとギャラが上がるので会社が困ると(いわれた)。
一方太陽のプロデューサーは、辞めるときに強烈な印象を与えるシーンを作って送り出してスターをつくるから立派だと。
それと、一般的はメジャー俳優のギャラは、特捜隊レギュラー全員併せてもおつりがくるぐらいだとも・・・。

逃亡犯・高梨役の中井啓輔氏の兇悪っぷりも凄い、この事件だけで警官2名、一般市民を4名を射殺、撃たれた腕が壊疽化しそれを自ら切断・・・・小職も様々な「中井啓輔」を拝見させていただきましたが、ここまで兇悪な役は無いなぁ・・・。

話自体も、石原・戸川コンビの軽快さもあったり、緩急が激しすぎるし、谷山部長刑事が初めて三船主任と仕事をするし、その谷山長さんの弟子のように三宅刑事(ハーフで、現在では別方面でお仕事しているようで)登場。

まあ、見どころの多い作品でした。

ところで、この話・・・・ボギーに置き換えたら・・・・という妄想はさておき、
太陽の場合はこういう拉致監禁の場合あまり顔に傷を負わないという「スター的」な感じでしたが、今回の石さんは凄かったなぁ・・・・メイクとはいえ。

しかし、この頃の特捜隊はいきなり高橋昌也氏が犯人でゲスト出演したり、小野ヤスシ氏がゲスト主演だったり(実はおなじみ「村田知栄子」劇場だった・・・)、特捜隊の人員も不規則となったり、そういう意味でも愉しめる部分はあるかぁ。
話的にも陰惨なものが多かったり、温厚なマッサンが三船主任を差し置いてぶちぎれたり。
視聴率は落ちていたようですが、ちょっと堪らん構成ではあります。
#788にはとうとう、中山昭二さんがゲスト出演。トップ屋週刊誌の編集長で結構強面。
牧さんの岩上瑛さんが#749に出た時は所轄の少年課長だったので、よかったなぁ・・・とは思ったのですが、この役はなぁ・・・。

そして次回は1977年の新春作。
マッサンの家で新年会+戸川刑事晴れ着披露&ミラーマンとお見合い+マッサンJr危機+三船主任拉致監禁+日高主任・関長さん・木塚刑事登場・・・・などなどてんこ盛り。お腹いっぱいデス。。。。

追記
そういえば、いつもお世話になっている テレビドラマデーターベース さんが、特捜隊情報を更新(入手した東映総務部編纂のデータを反映させたとのこと)。
レギュラーが凄いことになってまして・・・(^_^;)
笠原刑事が初期から出演しているようになっているし、マキさんは末期まで出演しているようになっているし、アキラ・ナカオがレギュラーだし・・・。
ゲストは問題ないようですが、レギュラーはちょっと・・・。

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