70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

そりゃ気分も落ち込む

2019-07-08 16:22:26 | 愛すべき子どもたち

関東地方の今年の梅雨は、晴れ間の少ない日が多く日照不足である。日照不足は植物の生育だけでなく人間の精神衛生にも大きな影響を及ぼす。秋から冬にかけて多くなる季節性気分障害(日照不足により光の刺激が減ることで神経伝達物質のセロトニンやドーパミンなどモノアミンが減少し、抑うつ状態となること)と同じ症状が人によっては現れる。学校でも休む子や遅刻、そして保健室で過ごす子が多くなるそうな。

実は、さんあいでもこの長い雨や曇りの日で子どもたちや職員に影響が出ている。外で遊べない小学生のストレス、毎日めんどうな合羽を着ての自転車通学をする中高生のストレス、そのストレスをもろに受け止める職員のストレス。

これほど太陽の光が射さない天気が長いと、そりゃ気分も落ち込む一寸のことでイライラも出てくる。自然の摂理には抗えない。お互い寛容な気持ちで梅雨明けをじっと待つことが最善の解決策かもしれない。

あー神様、芝生で遊べる晴れの時を少しください!

 

 

 

 

 


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