70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

最後の虫取りブーム

2019-10-09 16:58:38 | 愛すべき子どもたち

さんあいでは、子どもたちが虫取りに熱中するブームが年間3回ある。1回は、春先に中庭に出てくるトカゲや蝶々を取るブーム、2回目は、夏になってさんあい周辺でのカブトムシ捕獲のブーム、そして最後のブームが、秋に訪れる。暑さから過ごしやすい日々になると中庭にトカゲが戻ってくる。同時にバッタたちがそこここで飛び跳ねるのもこの時期だ。

小学生たちは、学校から帰ると虫取り網や籠をもって中庭にでてきて探索活動に余念がない。 沢山いる日もあるが、少ない日もある。獲った虫たちは、しばらく飼ってリリースする。何度も捕獲されてしまうお人よしの虫は、少々疲れ気味。例年だと11月中頃になれば日暮れが早くなるのでブームは去ってゆき、中庭に集まる子どもたちの数も徐々に減って行くようになる。

ことしもあと2か月と3週間になった。

 

虫たちにとっては、子どもたちはハンターだ。 時々「逃げろ!」と応援したくなる。

 

ブロックの下は、トカゲの隠れ場です。でも今日はどこかに逃げたようだ。

 

捕獲して飼われているトカゲとバッタ。あと少しでリリースしてくれるからね!

 

 

 

 

 


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